山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

【動画のご紹介】高井戸公園来て!見て!知って楽しもう!vol4 ~防災ための広域避難場所、そして震災救援所

2023-04-18 | 活動日誌

高井戸公園来て!見て!知って楽しもう!vol4

~防災ための広域避難場所、そして震災救援所

全面開園が待ち遠しい都立高井戸公園。

高井戸地域の大切な防災の拠点でもある高井戸公園と

富士見丘小・中学校は、いざ震災が起きたならば

私たちの命を守る大切な場所なのです。

 

① いつ起きるかわからない大規模震災。備えあれば憂いなしですね。 ところで、広域避難所と震災救援所の違いをご存じでしょうか?

② 東京都では「広域避難所」といって、主に震災時に大規模延焼火災が発生した場合に火の手から身を守るために避難する場所として 主に大きな公園や広場などを指定しています。高井戸公園もその一つです。

③ 杉並区では「震災救援所」といって、震度5強以上の地震が発生した時に、区立小中学校等に開設され、家が焼けたり倒壊したりして、自分の家にいられなくなった区民が避難したり、救護活動を実施する拠点を指定しています。 富士見丘小・中学校もその一つです。

④ 改築が進む富士見丘小・中学校の計画段階から、震災救援所として短期・長期で区民が身を守る場としての学校建築として機能を盛り込んで欲しいと提言し、実現しました。

⑤ 2010年には高井戸公園予定地だった旧NHKグラウンドで杉並区総合震災訓練が行われ、警察庁、消防庁、自衛隊のヘリコプター3機がこの訓練に参加し、大掛りな演習が行われました。離着陸する様子は壮観でした。

⑥ 他にも、「医療救護所」では杉並区医師会、歯科医師会、薬剤師会、接骨師会による「トリアージ実践訓練」が行われました。トリアージによって分けられた患者さんが搬送される「重傷」「中等症」「軽症」「身元確認」エリアが用意されるなど実践的な訓練が行われました。

⑦ 高井戸公園の西側には幅員16メートルの都市計画道路補助216号線の計画があり、整備が進めば高井戸公園への延焼遮断帯として大切な機能を担います。

⑧ 防災のまちづくりは一朝一夕には完成せず、一つ一つの公共事業が進んでいく事で完成に近づいていきます。

⑨ 区民からすると、行政の計画は知るのは難しいため、杉並区は積極的に広報をして住民のご理解をいただきながら整備をして行くよう提言しています。 暮らしを守るのも杉並区の責任ですよね。

⑩ 高井戸地域の大切な防災の拠点でもある高井戸公園と富士見丘小・中学校は、いざ震災が起きたならば私たちの命を守る大切な場所なのです。

 

◆お問い合わせ&ご提言等 yamamoto.akemi1965@gmail.com

◆オフィシャルサイト http://yamamotoakemi.com/

◆ブログ https://blog.goo.ne.jp/akemiyamamoto

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿