本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。

NHKラジオ第1「ラジオ井戸端会議」出演

2010年10月21日 | 427年目からの挑戦
【2010年10月21日追記】
 本日NHKラジオ第1「ラジオ井戸端会議」に生出演させていただきました。取り直しのきかない生放送で自分の思いをきちんとお伝えできるのか、と不安でしたが、柿沼郭アナウンサーと石山智恵さんの巧みなリードで本当に気持ちよく、自分の思いをお話させていただきました。こういう機会をいただいたことにNHKラジオの皆様に心より感謝しております。
 私の心の歌、中島みゆきの「時代」も流していただき、思わず目頭が・・・
 本当はその後に、私の仕事での大きな挫折のときに、私の心を支えてくれた美空ひばりの「川の流れのように」も用意していたのですが、話が弾んで時間不足になりました。演歌調の歌を聴くことなど普段はなく、英語の歌ばかり聴いていた私が繰り返し聴いた2つの歌。「天下布文」につながる説得力があります。どうにも理不尽な出来事に遭遇して落ち込んでいるときに、言葉が人を元気づけたり、心を救ったりしてくれるのですね。私がいつも心の支えとしてきた「人間万事塞翁が馬」という言葉も長い年月、どれだけ多くの人の心を救ってきたか、と言葉の偉大さをあらためて感じます。
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【2010年10月20日追記】
 いよいよ明日、NHKラジオ第1に生出演です。楽しくお話したいと思います。
 ただ、内容が盛りだくさんでお話しきれないのが心配です。とにかく私の解明した真実は答だけを聞けば「余りに突飛」ということになってしまいます。私は歴史捜査の開始時点では答を持っておらず、数多くの証拠から矛盾無く成立する答を復元したら、あのような真実が出てきてしまった、と本人自身が驚いているのです。
 短時間の放送の中で、答だけをお話しすることにならざるをえないので、聴かれた方々には「余りに突飛」という印象を与えることになるだろうと思います。そのあたりはアナウンサーの柿沼さんと石山さんにうまく料理していただいて、より多くの方のご理解を得たいと期待しております。
 いずれにせよ、拙著『本能寺の変 四二七年目の真実』を読んでいただかねば、ご納得はいかないと思いますので、どれだけの方に興味を持っていただけるか。明日の放送が楽しみで、今晩はワクワクして眠れないかもしれません。

【2010年10月16日追記】
 NHKラジオ第一のホームページに10月21日放送の記事が掲載されました。
 このコーナーは柿沼郭アナウンサーと石山智恵さんのご担当で、この週は「ご存じですか?歴史に意外なドラマあり 」シリーズで火曜日から木曜日まで放送されます。火曜日は白虎隊、水曜日は吉田松陰、木曜日が私の本能寺の変(明智光秀)ということで「滅びの美学」シリーズというわけではないでしょうが、期せずして志半ばで倒れた人々のお話になっているようです。
 かなり気骨のあるディレクターの企画でしょう。取り上げられた人物の子孫としては誠にありがたい企画と感謝いたします。日本全国津々浦々、たくさんの方々にお聞きいただければと思います。
 ★ つながるラジオ「ラジオ井戸端会議」

【2010年10月13日記事】
 大変ありがたいことにNHKラジオ第1の番組に出演させていただくことになりました。
 10月21日(木)16:05からの「ラジオ井戸端会議」です。

 ラジオに出演させていただくのはこれが4回目です。毎回、楽しくお話させていただいていますので、今回も大変楽しみです。番組中に私の好みの曲を2曲放送してくださるとのこと。何にしようか曲選びも楽しみです。

  2009年11月 文化放送「吉田照美のソコダイジナトコ」
  2010年 5月 TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」
  2010年 6月 FM-Salus「Salus Family Table 」  

 

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2 コメント

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拝聴いたしました。 (フロイス・2)
2010-10-23 00:51:41
ラジオ出演、お疲れ様でした。 明智さんのお話は何度かお聴きする機会に恵まれてはいますが、今回も新鮮な感慨を持って楽しく伺うことが出来ました。 番組の構成も効果的だったと思います。 「謎」と「真相」への興味をビルドアップしながら、要点はきちんと抑えていたと感じました。 番組中、視聴者からのメールなどが紹介されていましたが、やはり多くの方が「本能寺」を大きな謎として考えているのだと、改めて認識しました。 これはとりもなおさず、定説、通説に説得力が無いことの証明でしょう。 

ところで、番組のなかで信長の中国征服計画のコンテクストで、スペイン・ポルトガルにおけるレコンキスタについて述べられていましたが、興味深い指摘だと思いました。 日本の戦国時代と、ヨーロッパ史、とりわけレコンキスタを結びつけた研究の存在は寡聞にして知りません。 大変ユニークな、しかし対象が信長であることを考えるとある意味当然のアプローチと言えるでしょう。 言うまでも無くレコンキスタは、ほぼ700年にわたるイベリア半島奪回の戦争の歴史ですが、これに勝利したスペイン、ポルトガルはその後(実際はレコンキスタ終焉以前からですが)確かに海外へ発展していきます。 しかしこの流れを、封建領主に新たな土地を分け与えるため、と解釈すること(それが明智さんの解釈だと言うのではありませんが)にはいささか疑問があります。 海外進出の理由としては、1453年の東ローマ帝国の滅亡により、コンスタンチノープル経由での交易路が閉ざされたことが第1で、それが海路の開発、大航海時代へと進展して行ったのだと考えます。 そして奇しくもレコンキスタ達成と同じ年、1492年にアメリカの発見があり、これがスペインの民兵による私的活動の舞台となりました。 これらの民兵がコンキスタドールで、スペインの正規軍とは異質な存在です。 さらに彼らの成功は、征服すべき相手がアステカ、インカといった事実上は古代国家であったことにも因るでしょう。 征服という観点は同じかもしれませんが、信長の命を受けて秀吉や光秀が中国でコンキスタドールの役割を担う、と言うストーリーは成立しないと思います。 ただし、フロイスその他から学んだスペイン、ポルトガル、レコンキスタ、さらにはコンキスタドールなどの情報を信長がどう解釈し、利用したかは検証の価値ありでしょう。 信長は、この時代のうねりのなかに、一見似てはいるが実は明確に異なる2つのモデルを見出せただろうかといつも考えています。 即ち、新大陸を征服したコンキスタドールと、インド洋に覇権を確立したポルトガルです。 これは封建国家 VS 海洋国家、征服 VS 覇権として現代にも通じる壮大なテーマです。 信長にふさわしい、スケールの大きな知的冒険になるでしょう。

なお、レコンキスタの経験はスペインの軍制の改革に寄与したはずです。 1534年、スペイン軍は「テルシオ」と呼ばれる戦闘ユニットを完成し、それはその後70年ほど世界最強と称されました。 確か信長が生まれた年だと思います。 これも何かの縁なのでしょうか。
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そう云えば (izumi)
2011-03-06 16:03:31
「井戸端会議」を聴いて貴兄&『本能寺の~』を知り、此方へ来るように成りました。やっと此処までですが…何時か本編も購読いたしたいと思います。と共に大河ドラマ「・・・」登場御祈念致します!
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