燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

外食の楽しさ  健康の有難さ ランチによる個人指導

2011-12-16 12:00:20 | 燈(あかり)健康塾 正しいダイエット
集団指導、個別訪問指導、セミナーなど
健康指導方法には、いくつかのやり方があります。
その中に、ランチを通して指導する方法があります。

昨日は、個人指導を半年過ぎた方とランチしました。
このランチは指導の一環で、
毎月1回、ランチをします。

これは、食べ方や食事内容について説明する為です。
基本的に、食べられないものはありません。

初回から3回目までは、私が選びます。
その後は、それまでの指導を実践しているのか見るためにお客様に選んで戴きます。

先月、順調に減少していた体重が、少しふえていました。

改善する事は、簡単な事を1つ2つするだけなのですが、
案の定、選んだ食事は、すっかり元の食生活に戻していました。
ダイエットが不調なのは、その為でした。

その点を指摘し、翌日に改めてご一緒した時にお話しした内容を書面でメールしました。
これは、食事面などで協力して下さる奥様に見て戴く為です。

食事に関しては、一般的にご馳走を作りすぎるので、それを控えて戴きたいので
食事は特別な物を作る訳ではありません。

頭でわかっていても、意識し続けるのは難しいです。
1月に1度ずつお会いするのは、その意識を持続するのにも役立ちます。
その時に、質問を受けたり、やり方がその方に合わないようであれば違う方法に替えます。

今回は、体重と腹囲もきちんと減っていました。

高島屋の7階のレストランで食べたいものを選んで戴きました。
美味しそうなメニューを見て、どれにしようかと迷いつつ決めました。
外食時のメニュー選びは、老若男女変わらない楽しみです。

病気になり、食事制限があるとせっかくの楽しみが出来なくなります。

「最近は、やり方がわかり、ダイエットを楽しんでいる。
膝も調子がよくなり、歩ける事が楽しく、速足で歩くようになった。
毎日歩数計で7千歩歩くので、1万歩にする為に一駅前から歩くつもりだ」
とおっしゃいます。

標準体重になるまで、見守る必要はありますが、
当初、膝痛と身体の不調、減量しても、すぐにリバウンドし、体重が増加し続け、
数値の悪化を心配していた人とは思えないくらい元気になってくださったので、
私も嬉しかったです。

一緒に食事すると、その方の嗜好や食べ方、考え方が分かりますし
親近感もありお話をしやすくなります。
私自身が、社会や知らない方面など、色々な事を学ぶ事も多いいです。

なので、一緒に食事をしながらの健康指導はメリットが多いです










ダイエットをしない為の言い訳 その3

2011-12-15 21:14:40 | 燈(あかり)健康塾 正しいダイエット
どうして、こんなにたくさんの人が生活習慣病に苦しむのでしょうか?

正しい栄養知識を教えられていないのと、減量=ダイエットとして金儲けの手段に利用された為にリバウンドや
ダイエットが難しく苦しいものだと思われたのかなぁ、と思います。

言い訳について辛口ですが、解説します。

例・言い訳=本心
(事実)


・加齢で代謝が悪くなったから仕方ない=太るのは加齢のせい
(若い頃は新陳代謝が激しく、エネルギーが必要なので油濃いものが食べれたが、加齢に従い、あっさりしたものに嗜好が変わってくる)

・おいしい食べ物をもらったが(or残っているから)捨てるのがもったいない=食べたい
(食べて太り、生活習慣病になればそれ以上にコストもかかり苦労する)

・仕事で時間がない=実行したくない
(10分の暇もないと言う事は考えられない)

・あまい飲み物や間食は、ほんの少しだから影響しない=飲食したい
(200kcal×36日=1kg 消費するのに60kgの人のウオーキングで約1時間余りかかる その一口が豚になるは正解)

・付き合いで仕方ない=食べたい
(嫌なら断る。あるいは自分の必要量に調整して食べられる)

・夫(or子ども)の帰りが遅いので、一人で食べさせるのは可哀想だから付き合って食べる=食べたい
(お茶を飲んでそばで見守れば良い)

・太っていても、どこも悪くないし元気だ=症状がないので、自分だけは大丈夫と思う
(実際に症状が出た時は、取り返しがつかない事を知らない)

・若くないので外見は気にしていないから=あきらめている
(ダイエットは美容の為だけのものではない)

これらは、ほとんどの人が身に覚えのある言い訳ではないでしょうか。

痩せすぎも、太り過ぎも健康の為に良くありません。
明るく楽しい生活を送る為に正しいダイエットをしましょう。

ダイエットをしない為の言い訳 その2

2011-12-13 09:14:17 | 燈(あかり)健康塾 正しいダイエット
ダイエットと減量は違うものですが、
今の日本では混同されています。

減量はとても苦しいものです。

初回は真剣にしたかもしれませんが、リバウンド経験があると

減量=ダイエット
の考え方の人が
深層心理で「ダイエットをしたくない」と思っていたとしても
仕方のない事なのかもしれません。

ですが、現実はダイエットをしなければならない状態…。
仕方なく巷(ちまた)で言われるダイエットをしたが、
やはり、大変…だけでなく思ったように減量できず、
リバウンドしてしまった、りする。

やるだけ無駄だった…。
でも、世間的にも肥満は格好が悪いし、太り過ぎは体に良くないと聞くし、自分的にも痩せたいと思う…。
そこで、「ダイエットしたい」と言い、自分でもやる気になっていると思い込む。
しかし、潜在意識は「しんどい事はしたくない」

知人、友人、有名人、テレビ、ネット、雑誌で勧めるダイエット(実は減量が多い)法なら
簡単で『うまく出来そうに思える』し、とりあえず『やる事でダイエットの為に努力したが無理だった』
という自分への言い訳になる。

私もかつてはそうでした。
栄養士になってから、メディアの勧めるダイエット法は疑わしいものが多く
素人の考えだけでやるダイエットは危険であり、かつ成功した人の通りにしたとしても
その通りにするのも危険だと知りました。

ある程度はどの人にも応用できるやり方はあります。

その為には、従来の考え方を変える事がダイエットの1番必要な事であり、
それが出来たなら、ほぼ、無理なくダイエットを完遂する事が出来ます。

私は健康指導を通じ、『適正体重を維持している人は見事にそのとおりの生活をしている』と知りました。

「ダイエットは減量ではなく、その人にとって適正な体重に戻す事である
「つらい事を我慢する必要はなく、むしろ、害になる」という事を知ってもらいたいです。


『ダイエットをしない為の言い訳』は次回にも続きます。




ダイエットをしない為の言い訳

2011-12-12 19:41:12 | 燈(あかり)健康塾 正しいダイエット
太るのには理由があります
言い換えれば、必ず太る原因があると言う事です。

良く聞く例として

・加齢で代謝が悪くなったから仕方ない。
・おいしい食べ物をもらったが(or残っているから)捨てるのがもったいない。
・仕事で時間がない。
・あまい飲み物や間食は、ほんの少しだから影響しない。
・付き合いで仕方ない。
・夫(or子ども)の帰りが遅いので、一人で食べさせるのは可哀想だから付き合って食べる。
・太っていても、どこも悪くないし元気だ
・若くないので外見は気にしていないから
・…etc

これのどこが悪い?と思う人は本気でダイエットをしたくない人だと思います。

ダイエットは大変!!という思い込みが大きくて、しんどい事はしたくなくて
ダイエットをしたいと言いつつ、実はする気がないのでしょうね。

肥満だからと、すぐに病気になる訳ではありませんし、
糖尿病や高血圧になったからといってすぐに辛い症状があるわけではありません。

でも、心疾患や脳疾患などの本当に恐ろしく辛い症状が出た時は
もう引き返せないのです。

ダイエットは難しいものではありません。
少しの意識を変える事で無理なく出来るものですが、
やり方を間違えると健康を損なってしまいます。

前記の例に関しての改善の仕方については、次回にお話しします。

ダイエットとは? 継続しなければ意味が無い

2011-12-10 13:12:26 | 燈(あかり)健康塾 正しいダイエット
ダイエットとは?
適正な体重にする事ですが…

では、その人の適正体重とは?
BMI 22が標準体重というのは広く知られてきました。
ただし、個人差を考慮してBMI18.5~25以内が正常値です。

でも、正直なところ、運動量の少ない人がBMI 24以上の人は太って見えますし、
同じくBMI 20より少ない人は痩せすぎて見えます。

病気になる率もあがるそうです。

動物実験などで、平常の食事より3割少ない食事を摂らせると
長生きするが、元の食事量に戻すと、寿命は元の長さになる
とのデータがあります。

注)運動家などの筋肉量の多い人はこのBMIの標準体重は当てはまりません。

若い頃からでなくても、中年期からでも、ダイエットを始めた時から
長生き遺伝子は働くそうです。

そして、ダイエットをやめると…

人間の体の仕組みは本当に不思議です。

ブログ名を『燈(あかり)健康塾 正しいダイエット』に変更しました

2011-12-09 18:28:23 | 燈(あかり)健康塾 正しいダイエット
健康ダイエットと称する怪しげなダイエット教室やブログ、HPが
横行しています。
当ブログ名も健康美容ダイエットと初めは名乗っていましたが、
同じようなものと勘違いされたくないので、ブログ名を変更します。

『健康を損なわず、健康を維持し、健康になるためのダイエット』が、
私の理念です。

勝手に変更したので、戸惑った方にはお詫びします。

今後も宜しくお願いします。


頑張ってダイエットしよう! ずっと元気で暮らそうね。

2011-12-08 20:24:59 | 燈(あかり)健康塾 正しいダイエット
久しぶりに高校時代の友人と会いました。

クラスもクラブも違ったけれど、気が合いました。
多分、青春時代に一番濃い関係だったかもしれません。

いつか、生活が違いすぎて会わなくなりました。
でも、彼女の事は忘れた事はありません。

最近、連絡しました。
在宅での仕事以外に、ボランティアや趣味などで多忙な様子です。

経済的には豊かでも、主婦として、老母や病気がちのご主人とまだ学生の子どもを見守る立場です。
本人も、「何があっても病気になるわけにはいかない」と言います。

なのに、20才時より20kg 近くも太っていると聞き、驚きました。
すでに脂質異常症で内服治療している事を知りました。
まだ若いけれど、このままでいけば、近い将来に恐ろしい病気になる可能性が大きいです。

今日は、ダイエット指導の為に来てもらう事にしました。
宿題として、平均的な1日の食事を携帯で撮ってきてもらい、それを見て改善点を見つけました。

健康的なダイエットは必要な栄養素を摂取しなければ、出来ません。

まず、私の作った食事を食べてもらいました。
必要な栄養素が入り、カロリーは低いですが、満腹感は大きい料理です。
実際食べてみて、感心していました。

ダイエット時に食事量を減らしたり、偏った食品を摂るのは健康を損ないます。
また、甘いものや油ものが欲しくなるのは訳があります。

脳は、不足な栄養素があると認識すると、
甘いものや油ものが欲しくなりますが、それらは決して本当に必要ではないので、
満足感が得られず、さらに食べたくなる、という悪循環になります。
必要な栄養素を摂るだけで空腹感は満たされます。

たくさんの説明は時間がかかるけれど、納得しなければ実行できないので
現時点で必要な事に関して説明しました。

そして、本人ができる簡単な運動と食事での目標を決めました。

目標体重になるまで見守りたい、と思っています。







ストレスは万病のもと 我慢は美徳ではない

2011-12-07 22:21:40 | 身体の働きについて
体の仕組みは神秘的です。
軽いストレスはむしろ必要ですが、大きなストレスは免疫力や体力を無くします。

原因不明の不定愁訴がある場合、
中高年なら更年期障害や加齢と診断される事も多いようです。

今日、その診断を受けた知人と話しました。
普段は言いたい事を言う人なのですが、
彼女は結婚以来、姑さんと同居しているので、
やはり、ストレスがあったようです。

医者でもない私は病気について話す事はできないので、
無理に笑う事でも効果がある事や、笑い話をする事しかできませんでした。

「大丈夫、大丈夫」とその人は明るく言いました。
でも、彼女が子宮ガンで10年ほど前に子宮を取った事を初めて知りました。

私もかつて同居や義理家族との事でストレスがたまり、
20代後半にメニエール症を発症しました。

甚だしく苦痛な時には生死にかかわる病気もしました。

ストレスから免疫力が下がったのでしょう。

運動不足や食事内容だけでなく、健康を損なう理由として
ストレスの多い人は、ガンだけでなく色々な病気になり易い

という事を、健康指導を通じた沢山の人にお会いして実感しました。

人格的に立派な人はともかく、きつい事を平気で言える人は
ストレスが溜まらないように見えがちですが
本当にそうでしょうか。

元気いっぱいに見える人も、いや、そう見える人ほど
ストレスを甘くみているように思います。

愚痴を言うのが『悪』だと思い込んでいるのでしょうか。
元気そうな人は、多少の事は本人も周囲も大丈夫だ、と信じているのでしょう。

人間の心はひ弱なものです。

自分が思う以上に、心が折れていたり、
ボクシングのボディーブローのように小さなストレスが少しずつ効いて
大きなダメージになっている事があります。

あなたの体はあなたが大切にしてあげなければいけません。

孤独は辛いです。
週に一度でも、仲間と集える場所を見つけたり、
無理にでも笑う機会を作ってほしいです。

悲鳴を上げる代わりに、身体は色々な不定愁訴で知らせます。
どうぞ、自分の心に耳を傾けてあげて下さい、と伝えたい。

ストレスは本当に怖いです。

今の私は周囲の沢山の人の支えで元気な日々を送っていますが、
昔の私には、タイトルの事を誰かに言ってもらえていたら
辛い日々はなかった、と思うのです。




子ども達の心の小さな燈(あかり)に・・・ スクールカウンセラー

2011-12-06 13:50:54 | 身体の働きについて
今日は出身大学の心理学の先生と久しぶりにお会いし
ある適応障害教室を訪問するのに同行して、その教室の先生と名刺交換をさせて戴きました。

特にお仕事を紹介して戴くわけではありませんが、
私を応援して下さる先生の御好意が嬉しく、感謝しています。
その後、少し散歩してランチをごちそうになりました。

私は、若い頃、心理カウンセラーに興味がありましたし、
健康には、体と心が影響します。
なので、心理カウンセラーとして働ける
カウンセリング実務士の資格を大学で取得しています。

私の大学でのカウンセラー実務士の実習では、
適応障害教室で、登校拒否児童や心に病のある子ども達と過ごしました。
甘やかすのではなく、子どもの心に添う事が改善効果がある事を実感しました。

誰とも話す事をしなくなって久しかった子どもが、
私にだけ話をしてくれました。
口がきけないと思っていた教室の先生方は、皆さん驚いていました。

彼女は頭の良い子でした。
学習的には問題がなかったけれど、
まだ、12歳というのに、
自分で解決できない大きな問題を抱えていたのです。
ですが、どんどん、追い込まれていくようでした。

それは、先生方にもどうしようもない事でした。
話さない事が彼女にとっての自己防衛だったようです。

彼女は私以外の人とは話さないけれど、
自分の思いを教室の白板に絵で表現していました。

白板の左隅に小さく描かれた独特の絵でした。
抑圧された気持ちが表わされていた気がします。。
それでも一生懸命に自分を生かし続けたかったのでしょう。

私が教室を去る日、彼女はいませんでした。
でも、彼女がいつも絵を書く白板に、
私が『教室で栄養について講義している』様子が描かれていました
先生が絵を消さずに置いてくれたようです。

彼女はそれ以来、教室には来なかったそうです。

今、どうしているのかな、といつも思います。
元気にしているのでしょうか。
その子以外にも、少しの手助けで表情が明るくなり自信をつけて行く子ども達。
どの子も可愛かったです。

子どものせいではなく、環境が子どもの未来や大切な時間を奪っていくと思いました。
許されるなら、燈健康塾を続けつつ、非常勤のスクールカウンセラーになりたいと改めて思いました。

子ども達の暗い心の小さな燈(あかり)になりたいです

ダイエットの失敗 置き換えダイエット

2011-12-05 20:30:43 | 減量とダイエットの違い
特定健診では、女性はウエスト90cm以上の人が該当します。
会社内では女性の対象者は少なく、その分、選ばれた事が屈辱に感じる人が多いようです。

男性もやむを得ずダイエットをするのですが、女性は一挙に減量しようとして失敗する人が多いです。

その一例が置き換えダイエットです。

1日摂取カロリーが同じなら、食べる回数が多い方がダイエットできます。
例えば、御相撲さんは2回食でがっつり食べますし、モデルさんはちょこちょこ5回くらいに分けて食べると聞きます。

私は、1日4食たべますが、若い頃よりしっかり食べているかもしれません。

置き換えダイエットでは必要な栄養素が充分に摂れません。
カロリーを減らせば良いのではないです。

ある女性の対象者がカ○リーメイ○を、減量の為に食べている事に気がつきました。
止めるように助言しましたが、彼女は続けたようです。

次回の面談日を待たず、持病が悪化した為に、長期入院してしまいました。

持病を持つ人は尚更、免疫力や体力を低下させるダイエットをしてはいけません。

栄養は幾つもの栄養素が絡まり、組み合わされて働いています。
置き換えダイエットは、必要な栄養素が足りなくなったり、特定の栄養素を多く摂る事があり、それに対応するべき栄養素が不足して体調を崩します。

健康に良いダイエットをすれば、体調を整え、お金もかからないです。

国の為、皆の為にダイエットしましょう!

2011-12-03 13:42:48 | 減量とダイエットの違い
糖尿病は、国民病とも言われています。
昨年まで、糖尿病又はその予備軍は4人に1人でしたが、
今年の統計では3人に1人に増加したそうです。
率にすると約30%増加した事になります。

いまや国の医療費負担は34兆円を越し、増加一方です。

昔は、「ぜいたく病」と呼ばれていたようですが、
現在は発展途上国や貧困層に多くなっているそうです。

確かに不景気ですが、世界的に日本の国自体は貧しいと思えないのですが
こんなに糖尿病患者が増加したことからみれば、
少なくとも、食事の知識は貧しいのかもしれません。

糖尿病は、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしたり、
失明や手足の切断、腎臓透析などの病気を起こしやすくします。

糖尿病は、血液をドロドロにして血流を妨げ、
細部の組織に必要な栄養を届けられなくなったり、血圧を上げます。
本当に怖い病気です。

でも、体力をなくす減量をしてはいけません

私のお客様は、減量すると著しく検査値が改善されましたが、
リバウンドすると比例して悪化しました。

急激な減量は、リバウンドしやすいです。

無理に減量して、体力や免疫力をなくすと、病気を促進することになります。
下手にすると命取り
です。

無理な減量はつらく、苦しく、そしてリバウンドする事を知ってください。
意味の無い苦労をしないで欲しいです。

糖尿病自体は軽くても、高血圧の人は脳疾患や心疾患の発生率が高いです。
高血圧も、ある程度までは食事で改善できます。

その人に適した必要カロリーにすれば、
糖尿病食は栄養バランスの良い食事なので、大いに利用したい内容ですが、
誰しもが、1800kcalやl600kcalで良いのではなく、
あくまでも平均的な摂取カロリーです。

いずれにしても、正しい食事と簡単な運動でダイエットする事で、
本人も健康に暮らし、医療費も減らすだけでなく、
周囲の人も余計な苦労をしなくて済みます。

何度も繰り返しますが、減量とダイエットは違います
ダイエットはその人にとって適正体重にすることです。
なので、一生ダイエットはしなければなりませんが、
苦しいものではありません。

自分の為だけでなく、国の為、家族の為、友人や知人の為、
将来を担う若い人達の保険制度を守る為、…の為、
ダイエットをして健康に暮らしましょう!!

オーバーだと笑わないで下さいね。
『健康でいると言う事は、本人ひとりの問題ではない』のです。



牡蠣(かき)の美味しい季節 「海のミルク」

2011-12-02 18:21:59 | 食べ物の話
今日の夕食は牡蠣の炊き込みご飯と、牡蠣フライ、野菜がたっぷり入った味噌汁です。

この味噌汁、実は、水炊きの残りです。
白菜やきのこがたっぷり入っています。
勿論、他の具材のエキスも…。
たまに春雨や豆腐のかけらがあるのもご愛嬌!
今日の食事も栄養満点。

私は、牡蠣が大好きです。

私が3歳くらいの頃、潮干狩りの時に海に浸かり濡れて泣く私に
母が見つけた牡蠣を、その場で食べさせて以来の好物です。

きれいな海で獲れたばかりだったので、大丈夫と思ったのか、
生の牡蠣を幼児に食べさせる母も母ですが、

美味いと感動してピタリと泣き止み、数十年来、
その時の事を幼児に覚えさせるほど美味しい牡蠣も偉大ですね。
本当にミルクのように濃厚で美味しかったのです。

牡蠣には、グリコーゲンのほか、必須アミノ酸をすべて含むタンパク質やカルシウム、
亜鉛などのミネラル類をはじめ、さまざまな栄養素が多量に含まれます。

世界中で食され、最も人類が親しんできた貝の一つだそうですよ。

その一方で「あたる」食材としても知られています。
貝毒、腸炎ビブリオ、大腸菌とウイルス(特にノロウイルス)がよく知られていますが、
原因は海水に由来し、貝内部、中腸腺などに取り込まれ濃縮されるものです。

食中毒の予防には、貝毒以外は十分に加熱する事ですが、
生牡蠣の美味しさは止められません。

貝毒は貝が食べた有毒プランクトンの毒を蓄積したものです。
排水が流入する養殖海域で養殖される貝類などから検出されることが多く、
免疫のない者、抵抗力が弱い老人や子供などはウイルス感染を起こし、激しい感染性胃腸炎を引き起こします。

「ノロウイルスと言えばカキ」という印象ですが、二枚貝はいずれも同じです。

私は、あの時に食べた牡蠣ほど美味しい牡蠣にまだ一度も出会っていません。
いつも、期待して牡蠣を食べます。
その故郷の海も、今は見る影もなく埋め立てられ消滅しました。

私の求める牡蠣はもうどこにも無いのかもしれません。

寒かったようですね!こんな日は鍋物かな。

2011-12-01 21:24:16 | 食べ物の話
今日は昨日と打って変り、相当寒かったようです。
こんなに気温の変化が激しいと体調を壊す人もあるかと思います。

寒くなるとやはり、鍋物ですよね。
鍋料理はとても素敵な料理です。
お肉や魚や豆腐類、きのこや野菜がたっぷり食べられます。
体が温まり、なにより調理法が簡単!

そして、食べると笑顔が出ます(さらに免疫力UP!!)。

主菜系(肉、魚類)と主食系(ご飯、うどん等)を一定に決めておけば
野菜やキノコ類は食べ放題で、おじやにすれば栄養を余すことなく摂れます。
栄養バランスも良いですし、体力や免疫力もつきます。

すき焼き以外は、ダイエットに効果的です。
一石二鳥ならぬ一石…鳥?

ところで、紅葉が2週間近く遅れているのですね。
今秋は1度も行楽に行けませんでした。
12月は、少し時間があるのですが、季節がら寒いし、紅葉もないから…と
あきらめていました。

行ってみようかな。