燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

ストレスは万病のもと 我慢は美徳ではない

2011-12-07 22:21:40 | 身体の働きについて
体の仕組みは神秘的です。
軽いストレスはむしろ必要ですが、大きなストレスは免疫力や体力を無くします。

原因不明の不定愁訴がある場合、
中高年なら更年期障害や加齢と診断される事も多いようです。

今日、その診断を受けた知人と話しました。
普段は言いたい事を言う人なのですが、
彼女は結婚以来、姑さんと同居しているので、
やはり、ストレスがあったようです。

医者でもない私は病気について話す事はできないので、
無理に笑う事でも効果がある事や、笑い話をする事しかできませんでした。

「大丈夫、大丈夫」とその人は明るく言いました。
でも、彼女が子宮ガンで10年ほど前に子宮を取った事を初めて知りました。

私もかつて同居や義理家族との事でストレスがたまり、
20代後半にメニエール症を発症しました。

甚だしく苦痛な時には生死にかかわる病気もしました。

ストレスから免疫力が下がったのでしょう。

運動不足や食事内容だけでなく、健康を損なう理由として
ストレスの多い人は、ガンだけでなく色々な病気になり易い

という事を、健康指導を通じた沢山の人にお会いして実感しました。

人格的に立派な人はともかく、きつい事を平気で言える人は
ストレスが溜まらないように見えがちですが
本当にそうでしょうか。

元気いっぱいに見える人も、いや、そう見える人ほど
ストレスを甘くみているように思います。

愚痴を言うのが『悪』だと思い込んでいるのでしょうか。
元気そうな人は、多少の事は本人も周囲も大丈夫だ、と信じているのでしょう。

人間の心はひ弱なものです。

自分が思う以上に、心が折れていたり、
ボクシングのボディーブローのように小さなストレスが少しずつ効いて
大きなダメージになっている事があります。

あなたの体はあなたが大切にしてあげなければいけません。

孤独は辛いです。
週に一度でも、仲間と集える場所を見つけたり、
無理にでも笑う機会を作ってほしいです。

悲鳴を上げる代わりに、身体は色々な不定愁訴で知らせます。
どうぞ、自分の心に耳を傾けてあげて下さい、と伝えたい。

ストレスは本当に怖いです。

今の私は周囲の沢山の人の支えで元気な日々を送っていますが、
昔の私には、タイトルの事を誰かに言ってもらえていたら
辛い日々はなかった、と思うのです。





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