燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

子ども達の心の小さな燈(あかり)に・・・ スクールカウンセラー

2011-12-06 13:50:54 | 身体の働きについて
今日は出身大学の心理学の先生と久しぶりにお会いし
ある適応障害教室を訪問するのに同行して、その教室の先生と名刺交換をさせて戴きました。

特にお仕事を紹介して戴くわけではありませんが、
私を応援して下さる先生の御好意が嬉しく、感謝しています。
その後、少し散歩してランチをごちそうになりました。

私は、若い頃、心理カウンセラーに興味がありましたし、
健康には、体と心が影響します。
なので、心理カウンセラーとして働ける
カウンセリング実務士の資格を大学で取得しています。

私の大学でのカウンセラー実務士の実習では、
適応障害教室で、登校拒否児童や心に病のある子ども達と過ごしました。
甘やかすのではなく、子どもの心に添う事が改善効果がある事を実感しました。

誰とも話す事をしなくなって久しかった子どもが、
私にだけ話をしてくれました。
口がきけないと思っていた教室の先生方は、皆さん驚いていました。

彼女は頭の良い子でした。
学習的には問題がなかったけれど、
まだ、12歳というのに、
自分で解決できない大きな問題を抱えていたのです。
ですが、どんどん、追い込まれていくようでした。

それは、先生方にもどうしようもない事でした。
話さない事が彼女にとっての自己防衛だったようです。

彼女は私以外の人とは話さないけれど、
自分の思いを教室の白板に絵で表現していました。

白板の左隅に小さく描かれた独特の絵でした。
抑圧された気持ちが表わされていた気がします。。
それでも一生懸命に自分を生かし続けたかったのでしょう。

私が教室を去る日、彼女はいませんでした。
でも、彼女がいつも絵を書く白板に、
私が『教室で栄養について講義している』様子が描かれていました
先生が絵を消さずに置いてくれたようです。

彼女はそれ以来、教室には来なかったそうです。

今、どうしているのかな、といつも思います。
元気にしているのでしょうか。
その子以外にも、少しの手助けで表情が明るくなり自信をつけて行く子ども達。
どの子も可愛かったです。

子どものせいではなく、環境が子どもの未来や大切な時間を奪っていくと思いました。
許されるなら、燈健康塾を続けつつ、非常勤のスクールカウンセラーになりたいと改めて思いました。

子ども達の暗い心の小さな燈(あかり)になりたいです


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