燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

禁煙しましょう 『たかじん食道がんで休業』

2012-02-04 23:43:48 | 生活習慣病
最近、パソコンの調子がよくありません。
バージョンアップのお知らせが多くありますが、うっかりクリックして
インストールされたソフトをアンインストールするようにとの事ですが、
悲しいかな、ごく簡単なことみたいなのに私にはできません。

専門外なので自信がないのです。
それにしても、わけのわからないバージョンアップがどんどん来るので困ります。

なんでもそうですが、専門家から見れば簡単な事もわからないものです。

間違ったダイエットがまかり通るのも同じことなのでしょう。

たかじんが食道がんで休業するとの報道がありました。
彼は、お酒とたばこが好きでした。

自分だけは大丈夫と思うから出来るのでしょうね。
まさか、喫煙の効果を見る実験体になる為とも思えません。

禁煙の実例を紹介します。

例1 海外旅行の利用

スキューバダイビングのためにオーストラリアに行った。
飛行機の中は禁煙なのと、海に潜るので約1週間の間、結果的に禁煙した事になった。
ヘビースモーカーで何度も挫折した経験があったが、
せっかくなので、我慢出来るまで禁煙しようと思った。
1か月過ぎた頃、他人のタバコの煙が煙たくてすごく嫌だと感じた。
自分も今まで他人にその思いをさせていたのだと知り、止める事が出来た。
今では、大のタバコ嫌いになった。

例2 タバコ代の利用を考える

1日1箱(約400円として)×1月(30日)=12000円
1年=144000円(家族温泉旅行)
2年=288000円(家族で泊りがけでディズニーランド)
5年=72万円(夫婦でハワイ旅行)
10年=144万円
 
教育費のかかる子どもたちがいるので小遣いの増額も難しく
タバコ代値上げが実施され、いずれは1千円になると聞くし、
健康の為に禁煙の必要を感じていたので
禁煙の薬を利用して止めた。

例3 吸うと高くつく

何度も禁煙したが、誰かが吸うと欲しくなり、挫折していた。
最後の禁煙を決意した時に、やはり欲しくなり、1本もらって吸ってしまった。
他人に施しを受ける自分が情けなく、無いから欲しくなると思い
2カートンのタバコを購入し、そこから1箱だけポケットに入れた。
どうしても我慢できない時に胸のポケットのタバコを1本吸い、残りを捨てた。
そして自宅にあるタバコを知り合いにすべてプレゼントした。
再度、タバコを2カートン買って1箱だけ胸に入れるやり方だと
タバコ1本が高価すぎるので我慢が続き、禁煙成功。

禁煙の参考になりますように!!








喫煙死 年13万人 タバコをやめれば1年で海外旅行も可能

2012-01-28 21:34:31 | 生活習慣病
今日の朝日新聞に喫煙死 年13万人 高血圧10万人 運動不足5万人と書かれていました。

東大や大阪大の分析で2007年に、喫煙が原因でガンなどで
亡くなった大人が約12万9千人、高血圧が原因の死亡者が10万4千人。
喫煙と高血圧の次が運動不足、次が高血糖と高塩分摂取で死亡者が多いです。

世界保健機関(WHO)の04年の世界の死亡者約5900万人の分析では
高血圧、喫煙、高血糖、運動不足、肥満と続きます。

日本の特徴は、塩分摂取が上位で肥満が比較的下位です。
日本人は欧米人に比べて、インスリン抵抗性が2~3倍あるので
アメリカ人より太っていなくても高血糖になりやすいのです。

日本が長寿国の座を維持するには、
強力で効果的な禁煙対策と血圧測定の普及が大切との事です。

定年退職し、そろそろ悠々自適な暮らしをしようとした頃に、
喫煙習慣から肺気腫(COPD)になる人が増えます。
日本全体で500万人以上いると考えられています。
そのほとんどは60歳を超えて発症します。
2007年の調査では、80%以上が男性で、95%の人に喫煙歴があります。

息苦しさのあまり、酸素ボンベがないと死の予感で怯える人が沢山います。
でも、そうなってからではどうしようもない。

大阪の町を歩くと、くわえタバコで歩く人、
喫茶店やレストランに入ると悠々とタバコをくゆらす人が大勢います。
お店だと他人が食事中でも、気配りもなく平気で吸う喫煙者。

せめて、食事中する場所での喫煙は禁止して欲しい。
せっかくの料理の味が台無しです。
コーヒーが好きなのに、今も喫茶店は喫煙可能なところが多く
入店したけど座らずに出ることもあります。
後から来た人がタバコを吸う時、逃げようがないのでがっかりします。
若い女の人がタバコをくゆらすのを見る時、
悲しい気持ちになります。

喫煙は恐ろしい病気に周囲の者も自分もなるための早道です。
お金を出して自殺行為をする事は無いのに、と思うのです。
これだけ喫煙の弊害が叫ばれているのに
若い人達が何故吸うのか理解できません。

大阪の中学の給食 将来の医療費削減 健康は国を豊かにする

2012-01-10 17:57:25 | 生活習慣病
生活習慣病は聖路加国際病院理事長日野原重明医師が名付けました。
以前は、成人病と言われていたけど、
生活習慣が大きく影響し、子ども達も罹患するからとの事です。

一時期に比べ、子ども達の肥満率が少し下がったようですが、油断はできません。
橋下徹氏が大阪府知事時代に中学校での給食開始をする為に、300億円を助成すると決めました。

これは、全国で約9割の中学が給食を始めているのに、
大阪が約1割程度の給食率だったのを改善する為です。
とても、良い事だと思います。

昼食をきちんと食べないと、夜のドカ食いや間食につながります

育ち盛りの子ども達の食事は、
将来の彼らの健康を決めると言っても良い重要なものです。
現在は、運動量が減少し、ファーストフードや個食、孤食などで栄養バランスが崩れています。
このままだと、将来、多くの子ども達が生活習慣病になる恐れがあります。

しかし、子どもの為にお弁当を作れない親もいるでしょうし、
親自体がまともな栄養学を教えられていないので、
栄養バランスも心配です。

共働きが多い昨今では、給食があると親の負担も減ります。

どの子どもも、健康で暮らす事が、日本国の将来を豊かにすると思います。

橋下氏には沢山の子どもがいます。
彼のカジノ構想は、賛成ではないけれど、
新大阪府知事の維新の会の松井氏には、この橋下氏の英断をより発展させて、
これからも、大阪だけでなく日本中の子どもにとっても、
住みやすい国になるように祈っています。