燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

ダイエットをしない為の言い訳 その2

2011-12-13 09:14:17 | 燈(あかり)健康塾 正しいダイエット
ダイエットと減量は違うものですが、
今の日本では混同されています。

減量はとても苦しいものです。

初回は真剣にしたかもしれませんが、リバウンド経験があると

減量=ダイエット
の考え方の人が
深層心理で「ダイエットをしたくない」と思っていたとしても
仕方のない事なのかもしれません。

ですが、現実はダイエットをしなければならない状態…。
仕方なく巷(ちまた)で言われるダイエットをしたが、
やはり、大変…だけでなく思ったように減量できず、
リバウンドしてしまった、りする。

やるだけ無駄だった…。
でも、世間的にも肥満は格好が悪いし、太り過ぎは体に良くないと聞くし、自分的にも痩せたいと思う…。
そこで、「ダイエットしたい」と言い、自分でもやる気になっていると思い込む。
しかし、潜在意識は「しんどい事はしたくない」

知人、友人、有名人、テレビ、ネット、雑誌で勧めるダイエット(実は減量が多い)法なら
簡単で『うまく出来そうに思える』し、とりあえず『やる事でダイエットの為に努力したが無理だった』
という自分への言い訳になる。

私もかつてはそうでした。
栄養士になってから、メディアの勧めるダイエット法は疑わしいものが多く
素人の考えだけでやるダイエットは危険であり、かつ成功した人の通りにしたとしても
その通りにするのも危険だと知りました。

ある程度はどの人にも応用できるやり方はあります。

その為には、従来の考え方を変える事がダイエットの1番必要な事であり、
それが出来たなら、ほぼ、無理なくダイエットを完遂する事が出来ます。

私は健康指導を通じ、『適正体重を維持している人は見事にそのとおりの生活をしている』と知りました。

「ダイエットは減量ではなく、その人にとって適正な体重に戻す事である
「つらい事を我慢する必要はなく、むしろ、害になる」という事を知ってもらいたいです。


『ダイエットをしない為の言い訳』は次回にも続きます。