フランスの作家
アルベール・カミュ
(1913-1960)の
代表作「ペスト」(1947年刊)が
今 爆発的に売れて
増刷を重ねているそうだ.
また NHK「100分de名著」で
「ペスト」がアンコールで
一挙放送された。
舞台背景の“オラン”は 実在の都市
リウー :主人公・闘う医師
ランベール:新聞記者 脱出を試みる
タルー :旅行者 友人
グラン : 下級役人 作家志望
コタール :密売人
リシャール:医師会会長
パヌルー :イエスズ会の神父
説教を通じて意義付け
ペストの流行で
封鎖された都市オランでの
11か月間 不条理という
ペストとの闘いや悲惨を
登場人物をとうして描いている。
4月 ペストの発覚
6月 死者の増加 買占め騒動
病院の不足
→都市封鎖(ロックダウン)
保健隊の発足
10月 当事者の苦悩と決意
12月 収束へ タルーの死
封鎖解除
6月の状況は
まさに現在の日本状況に
置き換えることができる。
為政者の “ためらい”や
“市民全員が同じ袋のネズミとなり
そのなかでなんとか
やっていかなければ
ならないことに気づいたのだ。“
・・・等の言葉が残る。
(資料: NHK「100分de名著」)