あかない日記

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カミュのペスト

2020-04-13 | 出来事・行事

 

フランスの作家
アルベール・カミュ
 (1913-1960)の

代表作「ペスト」(1947年刊)が
今 爆発的に売れて
増刷を重ねているそうだ.

また NHK「100分de名著」で
「ペスト」がアンコールで
一挙放送された。

舞台背景の“オラン”は 実在の都市

 

リウー  :主人公・闘う医師

ランベール:新聞記者 脱出を試みる

タルー  :旅行者 友人

グラン   : 下級役人 作家志望

コタール :密売人

リシャール:医師会会長

パヌルー :イエスズ会の神父 
      説教を通じて意義付け

 

ペストの流行で
封鎖された都市オランでの

11か月間 不条理という
ペストとの闘いや悲惨を

登場人物をとうして描いている。

 

4月 ペストの発覚

6月 死者の増加 買占め騒動
   病院の不足
   
→都市封鎖(ロックダウン)
   保健隊の発足

10月 当事者の苦悩と決意

12月 収束へ タルーの死

  封鎖解除

 

6月の状況は 

まさに現在の日本状況に

置き換えることができる。

為政者の “ためらい”や

“市民全員が同じ袋のネズミとなり
そのなかでなんとか
やっていかなければ

ならないことに気づいたのだ。“


・・・等の言葉が残る。

 

 (資料:  NHK「100分de名著」)