あかない日記

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室生犀星(犀星忌)

2020-03-26 | 人物忌


  (日本経済新聞 2003/9/13)

 


 当方が散歩したころの犀川

 

3月26日は 
小説家 室生犀星(1889-1962)が
亡くなった犀星忌。 享年72。

本名は 室生 照道
石川県金沢市生まれ 
大正-昭和時代の詩人・小説家。

芸術院会員。別号に「魚眠洞」。

 

逆境の幼少期をへて
詩人をこころざす。

大正2年 北原白秋の主宰誌に
「小景異情」を投稿し

生涯の友萩原朔太郎と知りあった。

7年「抒情小曲集」を刊行。


30歳代から小説に転じた。
代表作に
 「あにいもうと」
 「杏つ子」(昭和33年読売文学賞)
 「かげろふの日記遺文」
     (34年野間文芸賞)
がある。

名言に「ふるさとは
遠きにありて思ふもの」
(小景異情)がある。




 (参照:文芸春秋「現代日本文学館」)