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駅から北 将軍塚交差点脇に
「七苦難地蔵尊」が納められた六角形の御堂ある。
別所温泉は "七久里の湯"と称し
平安時代中期に清少納言が執筆した枕草子の
一節第117段にある「湯はななくりの湯・有馬の湯・玉造の湯」
(この3つの温泉を日本三名泉としている)と記されていた名湯で
その名から"七苦離"に通じ7つの苦難から解放されると信じられた。
また 別所温泉には元々七つの源泉があり
それぞれ効能が異なる温泉」などの理由や鎌倉時代、
順徳天皇が編纂した「八雲御抄」の中に
七久里の湯は「信濃の御湯と同じ」との記述があり、
信濃の御湯とは即ち別所温泉の事とされている。
これらことから 北向観音の別当である常楽寺の地蔵尊を
ここに安置し七苦難地蔵尊として祀っている。
因みに「苦難」とは主観的なもので
身体的・精神的なものがある。
その数は七つより多いが・・・。