あかない日記

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エストニア・タリン 24 キーク・イン・デ・キョク

2017-12-30 | バルト三国紀行

 

 

更に自由広場へ向かう途中 右手奥に塔が見える。
「キーク・イン・デ・キョク」で
 “台所を覗く” という意味の 高さ38mの塔。


かつて兵士らが塔の上から、
下に見える家の台所を覗き見できると
冗談をいった事から こう呼ばれるようになったという。


1470年に建造されたこの塔はすぐに 
壁の厚さ4mに補強されたことにより、

1500年代後期のリヴォニア戦争では、
イヴァン雷帝の軍が最上階を爆破して
大きな穴を開けようとしたが、塔は維持された。


戦後の修復期において、4つの大砲の弾が、
新しく作られた石の壁に一列にして
記念物として据え置かれ 
塔の南東側で見ることができる。

現在 6階建ての塔の中は、
タリンの砦、武器、中世の生活に関する
軍事・防衛博物館となっている。