町並みを行く途中 広島新四国八十八ヵ所の
第72番霊場である「存光寺」があった。
広島新四国八十八ヶ所霊場は、1918(大正7)年に
広島市を中心として安芸地区に開創された。
その後 広島の原爆投下により巡拝不可能な状態となったが
1973(昭和48)年 弘法大師生誕1200年を記念して
八十八霊場が復活再興されている。
八十八ヵ所のうち 宮島にはこの他に5か所の霊場がある。
ここは 厳島の戦いで亡くなった陶軍の兵を慰霊するために
舞った湯立神楽が奉納されたという。
また 中堂には目の不自由な方に
ご利益があるとされる薬師様が祀られているが
この薬師堂は 出雲の一畑薬師から
十二支神を持ち帰って 開いたとされる。
なんと 出雲の旅で話題にした「一畑薬師」が
ここでも ご縁があった。