あかない日記

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カンボジア紀行(67) 影絵

2014-07-27 | カンボジア紀行

 

カンボジアでは 影絵を「スバエク」といい

 昔のアンコール時代には王宮でしか見ることができなかったが

 シェムリアップは この影絵の発祥の地とも言われている。

スバエクとは 人や動物の皮 皮膚を意味する。

きれいになめした牛の皮で作られている人形を

 大きなスクリーンの後ろで セリフや歌を歌いながら


伝統的な音楽に合わせて コミカルに動く。

 
上演された物語は 農村の光景で農夫ボアが奥さんと一緒に

水牛と連れて出かけ一人の農夫ソーと知り合うが

 その農夫ソーが奥さんがあまりに美しいので気に入ってしまう。

そこで水牛を戦わせ

「勝った方が奥さんを自分のものにできる。」

という賭けをしてしまう。


結果は ボアの牛が首の骨が折れて負けてしまうが

 しかし 奥さんを渡したくないボアは ソーと喧嘩になって

 そこへ 警察官が駆けつけ 二人は叱られてしまう。」という筋書きであった。