ガルーダとシンハが一体化したインド神話の聖獣の
「ガジャシンハ」がテラスを支えている。
その表情は それぞれ違う。
「ガルーダ」とは インド神話の聖獣で 鷲の頭とくちばし・翼と爪・脚を持つ鳥人。
また 「シンハ」とは 獅子・ライオンを意味する。
良く見ると ガルーダの天敵であるナーガを握っている。
この「ガジャシンハ」は カンボジア王国の国章にも使われている。
カンボジア王室の紋章を挟んで 二頭の動物がおり
向かって左にいるのが象の鼻を持つ獅子であるガジャシンハで
右にいるのがシンハ。
この二頭は 王家のための五層の日傘を捧げ持っている。