あかない日記

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カンボジア紀行(56) ガジャシンハ

2014-07-16 | カンボジア紀行



ガルーダとシンハが一体化したインド神話の聖獣の

ガジャシンハ」がテラスを支えている。

  その表情は それぞれ違う。

  「ガルーダ」とは インド神話の聖獣で 鷲の頭とくちばし・翼と爪・脚を持つ鳥人。

  また 「シンハ」とは 獅子・ライオンを意味する。

  良く見ると ガルーダの天敵であるナーガを握っている。 

  この「ガジャシンハ」は カンボジア王国の国章にも使われている。

カンボジア王室の紋章を挟んで 二頭の動物がおり

 
向かって左にいるのが象の鼻を持つ獅子であるガジャシンハで

 
右にいるのがシンハ。


この二頭は 王家のための五層の日傘を捧げ持っている。