前回「大武郷」の写真の反対側は
写真のとおり 台湾鉄道南迴線が走り
原住民が住む「大鳥村」への入り口があって モニメントや案内板がある。
大武郷は 原住民である「パイワン族」の居住区であり
元の名を「巴塱衛(パロエ)」と呼び
パイワン語の「パランゴエ」は「棒で打つ」という意味。
かつて パイワン族が山地から大武溪河口付近に移住した時、
利用できない沼 沢 湿地を避けるため 地面を棒で打ちたたいて
識別したことから 呼ばれるようになったという。
ここの素朴で静かな原野集落では 住民は農・漁業で生計を立て
特産品の 玉荷包ライチは 生産期が他の地区よりも早いだけではなく
肉質が甘く柔らかいことから有名に。