あかない日記

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台湾紀行(64) お金の事情

2013-11-03 | 台湾紀行

 

 

 写真の建物は「台湾銀行高雄分行」
 中央部の屋根部分は 東京の九段会館を思わせる。

 台湾銀行は 日本統治下では台湾の中央発券銀行として
 1899(明32)年に開業し 
日本の台湾支配
 中国・東南アジアへの資本輸出に重要な役割を果たした。

 1945(昭20)年に閉鎖になったが 1946年商業銀行として設立した。
 当初は国営ではなく台湾省営だったが

 1998年の組織改革により 中華民国財政部全額出資の国営銀行となった。 

 では ここで 台湾のお金の話題に

 通常は「元」の単位を用いているが 通貨の表示は「圓」。
 1・5・10・50元の4コインと 100・500・1000元の3紙幣が 流通している。

 因みに 1000元紙幣は子供の図柄になっているのは珍しい。
 また 0.5元・20元のコインや 2002年に発行された200元・2000元の紙幣は
 日本の2000円札(2000年)と同じように流通量が少ないとか。
 なお 日本円との両替は 1元=3円と概算すればよい。

 ついでながら 日本のテレビで 銀行を舞台としたドラマ
 「半沢直樹」が反響を呼んだが 
 
台湾のテレビでも「半沢直樹王牌銀行員」として放映された。

 名ゼリフの “倍返し”→“加倍奉還” 
        “百倍返し”→“百倍奉還” と訳されているとか。