宮殿の地下から階段を上がると「列柱広場」にでる。
この列柱広場は かつての宮殿の中庭で 宮殿の中心として
これを境界として 皇帝 兵士 宮殿の召使いの居住区域
として分かれていた。
12本のコリント式の列柱がたつ広場 ペリスティルという
柱廊のことで柱と屋根のあるロビーまたは廊下のことをいう。
この列柱は 皇帝ディオクレティアヌスが領土のエジプトから運んだ
装飾用の大理石が使われ 柱の元にはスフインクスも置かれている。
正面は4本列柱よりなる建物が皇帝の住居の玄関で
皇帝謁見に向かう控えの間であったとのこと。
現在 天井は丸い吹き抜け穴になっているが
16世紀頃までは円屋根が残っていたという。
また 左の列柱の奥には「大聖堂」が建ち
右に見える建物には エジプトの「ルクソール」から
名づけたカフェもある。