正面がティーン教会 左は旧市庁舎・からくり時計
旧市街広場はクリスマスの後だが 市が立ち 混雑している。
その一角に 15世紀前半に フス派の拠点になった
「ティーン聖母教会」がある。
この場所で フスやルター派のトマス・ミュンツァー(1489~1525)など
宗教改革者が 説教をしている。
「ティーン」は「税関」の意味だが 教会の裏手に税関があったので
「ティーンの前の聖母マリア教会」と呼ばれたのが始まり。
この広場を中心に、商いをする外国商人たちが宿泊する施設の
付属の」教会だった。
建造されたときはロマネスク式で
1365年に現在のゴシック様式に改築された。
プラハは「百塔の都」といわれるほど数多の塔があるが
対岸のプラハ城からの遠望でも ティーン教会の塔は
良く見える。
金の飾りを持つ2本の塔の高さは、80mあり
塔の4隅には、さらに4つの尖塔がある。