あかない日記

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中欧旅行(60) ヴィート大聖堂

2012-04-29 | 中欧5カ国紀行

 

   正面入り口の上のステンドグラスは 1927年に完成

   第2中庭から門を潜ると第3中庭へ 大きな「聖ヴィート大聖堂」がある。
    余にも目の前なので 写真のアングルにおさまらないし
      見上げる首がおかしくなるほどだ。


   丘の上から プラハ町を望んだときに 凛と聳える二つの尖塔や 

     高さ約96mの青銅葺き丸屋根から伸びる塔が
       今目の前に緑青色に輝いている。

   この大聖堂 926年に円形建物の教会として創建され
     その後 11世紀にロマネスク様式に建て替えられた。

   現在のゴジック様式になったのは14世紀カレル4世の時代で

     東側8つの礼拝堂が完成。 続いて聖歌隊席
      内陣のアーチ天井など現在の東側半分が
作られた。

   それ以来長い年月の末 完成したのは1929年のこと。

    一方西側半分は19世紀から20世紀にかけて建てられた部分で
      完成した大聖堂は
 全長124m 幅60m 天井の高さ33m 
        三つの塔のうち南側は96.5m 

          西側正面の二つの塔は82mある。

    『 この教会をはじめ プラハの古い建物が 黒みかかって
          見えるのは
 ドイツのドレスデン近くにある 
              鉄分を多く含んだ砂岩を用いているためです。』

   とガイドの説明。
     また 修複の時は洗浄するのではなく 削り落して行われるそうだ。