プラハ城に向かう途中左手下に 「ロレッタ教会」がある。
「ロレッタ」とは 聖母マリアがイエスの誕生を告げられた
聖なる家「サンタ・カーサ」のことで
天使によって ナザレからイタリアのロレッタ村に運ばれたという
伝説に基づきカトリック勢力拡大のために
その家を模した教会が ボヘミア各地に 35も建てられた。
その中でも 1629年に建てられており最古で 最も美しいのが
このロレッタ教会そうだ。
塔には 27個のマリアの鐘が収められており 毎日1時間毎に
「マリアの歌(昔の巡礼歌)」というメロディーを奏でているが
我々は その時間ではなかった。
内部には 16~18世紀の宗教典礼用具などの財宝が展示されており
その中で 6222粒のダイヤモンドに輝く
「聖体顕示台」が有名とか。