あかない日記

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北海道旅行(65) 網走駅

2011-11-21 | 国内・北海道

 

  「網走駅」は
    かつては 湧網線
も分岐していたが
         1987
(昭和62)年3月廃止された。

  駅名の看板が 横書き表示が多い中 "縦書き"となっているが
  
   「旧国鉄時代には 網走刑務所で刑を終えた元受刑者の
   ほとんどが この網走駅から列車に乗車して故郷等へ向かって
   行きました。その網走の町を去る際”この縦書き看板のように
   横道にそれることなく まっすぐに歩んで生きていって欲しい。”
   との願いが込められている。」

 と赤レンガ塀のプレートに書いてあった。

 映画「網走番外地」(1965年)「黄色いハンカチ」(1977年)でも
 主人公(高倉健)が 網走駅の場面に登場している。
 
 また 寅さんシリーズ第11作「寅次郎忘れな草」(1979年)
 ふうてんの寅さんが たどり着いたのは初夏の網走
 ドサ回りの歌手リリー (浅岡ルリ子)と初めて出会う。
 この後の「相合傘」(15作)「ハイビスカスの花」(25作)
 「紅の花」(48作)に全4作 リリーが登場することになる作品。
  

 写真左端には「モヨロ人漁猟の像」がある。
  「6~9世紀頃 サハリンなどの先方からオホーツク沿岸に渡来
  してきた「オホーツク文化」の人々と 網走市モヨロ貝塚は
  その代表的な集落跡になっている。
  彼らはクジラ トドやアザラシなどを主な生活の糧とする
  古代の優れた海洋狩猟民族でした。 」

  * ”モヨロ貝塚”は 市内の理髪師 米村喜男衛氏が
   1913(大正2)年に発見している。

  網走市は 北海道の北東部における交通・文化・商業の
  中核都市となっている。
  市名は、アイヌ語の「ア・パ・シリ」(我らが見つけた土地という意味)
  または「アパ・シリ」(入口の地という意味) 「チバ・シリ」(幣場の
  ある島という意味)など諸説がある。