日記塊~77と97に関する幾つかの考察~

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エスケープエリア探訪【西武ドーム編】

2015-07-17 15:20:44 | ライオンズ・野球関連
子供、とりわけ赤児の成長は著しいものがあります。
なかでも動く術を覚えていく過程を見届けるのは、
子育てにおいて最大のイベントと言えましょう。
仰向けに寝て泣くだけだった小さな小さな身体が
寝返りを覚え、ハイハイを覚え、遂には立ち上がり歩き出す。
よろめきながらも一歩一歩前進する姿を目にして、
顔を綻ばせないでいられる両親など存在しないでしょう。
小学生以上の子を持つ親御さんは口々に言います。

「ハイハイと歩くのを覚える時期は遅いほうがいい」

そう、動き出した赤児は日常に感動とともに嵐をもたらします。
アムロ宜しく「動くぞ?」と自分の可能性に気付いた生命体は、
昨日まで未開だった地を求めてずんずんと駆け回ります。
気付いたときには片手に両親秘蔵の限定ポストカード。
「持てるモノ=1歳からのかっぱえびせん」の公式をもとに
パクリとやろうとする悪魔に大きな悲鳴。
かくしてあらゆる物品が部屋の頭上高くに移設され、
さながら一人民族大移動アンドレ・ザ・ジャイアント邸の如きレイアウトに。

そんな生命体に、3時間に渡る野球の試合を膝の上で大人しくなんて耐えられるわけがありません。
我に自由を、とばかりに激しく動き回るリベラリスト。
果たして両親は疲弊し、グラウンドでは中継ぎが打たれ、
球場=行ってもいいことなし の図式が構築され、足が遠のいていく。
こういう流れ、数家庭に1つくらいはありそうです。

動き回りたがる子供を押さえつけるのはかなりの労力。
3カウントは奪わせない、とばかりに大人の想像を凌駕する動きをみせます。
では、他人様に迷惑をかけず子供を開放できる場所は球場にないものでしょーか。
というのが今回のシリーズです。前振りなげー。
勿論当方の独断入りまくりですのでご容赦を。
第一弾は西武プリンスドームでございます。

西武プリンスドームの構造の特徴として、コンコースが無いことが挙げられます。
コレ、結構痛いです。
試合中のコンコースは人が疎らになっていて、
迷惑をかけずに放牧することが可能なのですが。
中段通路は狭く、上段外周も上るのがまず大変で且つさほど広くない。
じゃあ広くて人が疎らな場所はどこだ、となると、
球場前広場が一番手っ取り早いです。



ちなみに矢印は授乳室。
平日ならばここでも充分。休日も試合中は当然人も疎らです。
夏は冷んやりミストシャワーもあるし。皮肉。
着ぐるみに関心を持ち始めたら試合前はステージで時間を潰せます。




フラッグス前の広場は、休日試合前もそれほど混雑してません。
*画像は平日試合前





休日出てみたことがありますが、
こっちは試合中なら球場前よりがらんとしてます。

一応エリアとしては「キッズランド」ということになっていて、
子供向けの遊具が幾つか用意されています。





基本開門~試合開始まで。

以上二箇所の難点は雨が降るとどうしようもないこと。

雨天時は球団事務所をふらつかせるしかなさそうです。
エアコン効いてるし中継流してるし良いのですが、
店内に入るとどうしても狭く、子供がグッズに手を出すので目が離せない。
混雑してたら他の方の迷惑にもなるし...。
店外トイレ付近でうろつかせるくらいか。
屋内の広場があると嬉しいのが本音。
カントン客いねえし潰して造っちまえ

以上。






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