ファン心理に関する幾つかの考察

先日そこそこライオンズファンの神経を逆撫でする発表が。
ひとつはグリーンのユニホームを着るということ。
もうひとつはペッパー入団。
片やチームカラー軽視、片や相手球団(しかも導入日の対戦相手)の親会社の製品ということで、
ネットやら現地やらでそこそこの批判の声を聞いた。

そこで浮かんだ、「球団はどこまでファン心理を理解しているのか？」という疑問。

正直、一般的には「なんでそんなこと気にするのさ」というものな気もする。
一部のライオンズファンもそう思ってるかも。
ただ、少なくとも自分の周りに(特に二つ目を)歓迎するファンは浮かばない。

ソフトバンク身売りの報を受けて即機種変しました。
読売新聞、とっておりません。
楽天カードは一生作らないと思う。
安いからヤクルトよりローリーエースがいい。

でも、日本ハム製品は食うな。
オリックスレンタカーでも借りたことある。
コアラのマーチ大好き。

...自分の嫌いさ度にも左右されてるっぽいな。
ありえないけど日本ハムホークスやロッテジャイアンツ(あ、もうある)になったら
多分伊藤ハムを選びブルボンプチシリーズを食らうと思う。
そういえば「西武鉄道絶対使わねえ」というのは微妙にハードル高いな。

ともあれ、かようにファン心理というのは複雑なもの。
自分らが扱う顧客はそういう厄介なヤツら、と理解しての動きが欲しいと思う。
あんまり心理と乖離してるとがっかりしちゃう。
好きなのはあくまでチームで、球団って立ち位置は難しいんですがね。

で、とりわけ評判悪目のペッパーくん。
評判逆転の道は「設置してからライオンズ爆勝街道」だと思うのですが、2戦を終えて1勝1敗。
見事街道に乗せ逆転優勝したら感謝の意を込めてビールかけ参加の刑でどうだ。

5/21 バントは決めよう@所沢 L4x-3H

久しぶりの連勝でロードを〆てのホーム。
武藤敬司入場。



HOLD OUT だったけど今のやつ。
オリジナルがいいなあ。
凱旋試合に行ってた身としてはアウトブレイクが一番。

試合。
多和田はアップアップながらも5回2失点。
初勝利はお預けだったけど階段は確実に上がれてる。
首位相手に試合を作れたのは自信にしていい。
佐藤とどっちが早いか。競ってほしいなー。

8回にバスケスが失点。
いくら球が良くても先頭四球だと厳しい。
裏の先頭で代打上本。
フルカウントになってから150キロ超を粘る粘る。
今年はこれができるんだよなあ。
仕方なく投げた際どい変化球を見極めて四球。
これはヒットと同じ価値でしょう。
ベンチも勝負に出て代走を出す。
確かにコリジョンあるから以前ほどキャッチャーの残数気にしなくてもいいんだよね。
いざとなったら熊代がいるし

で、当然送る...んだけどそれができない。
8番ができないんじゃあねえ...。
直前に怪しい判定が相手有利に下っちゃうし、雰囲気悪。
それを引き戻したのが金子のバント。
最近の金子は色々考えてて好き。
能力あるんだからもっとストイックになれば凄い選手になれるはず。
秋山三振で萎んだ空気を切り裂いたのはキャプテンの一打。
これで100度目の猛打賞だって。
ライオンズでは松井稼頭央・石毛に次ぐ3番目。
文句無しのミスターレオ。ずっといてね。

9回は寺原が出てきてチャンス到来。
対戦成績良過ぎの浅村が出てまたバントしくじりつつもなんとかチャンスメイクして最後は鬼崎。
ロースコアの試合をミスしつつも勝てたってのは、雰囲気良くなってる証拠かな？



日曜日は天敵武田。
大谷、涌井ときて武田も打てると乗っていけるんだけど。
なんか早くも落ち着いちゃっているパリーグ。
ライオンズが面白くしてやろう。