間も無くキックオフ。
両チームともビッグフラッグが出てました。
山形側は旗で盛り上げ。
このとき感じたこと。
思ったよりは映えてないなあ、という印象。
本数も振りっぷりも圧倒されるくらいなのですが、
皆さんがっつり青を着込んでいるので、
本数の割には旗が映えていない気がするのです。
特に市販サイズだと視認するのもパッと見では厳しい。
サイズの問題もあるのだろうけど、白地に青のエンブレムの旗が最も映えていたなあ。
これは千葉もしかり、というか自分の位置的により顕著で、
緑や赤といったサブカラーが入ってないと見辛い。
同色の服に同色の旗では本数程には映えにくい。
当然だし理解もしていたのですが、客観視してその事実を確認すると考えるなあ。
旗をメインに考えるか服をメインにかで変わりますけども。
両チームの応援が良い悪いの話ではないですよ念の為。
旗の波はそれでも圧倒的だし双方の声は地響きのよう。
それにしても山形の旗は何かに似ているな。
あ、ミルキーウェイ。
さて、今更ですが当方サッカー素人。
ルールは大体わかるし楽しめもするんですが、
戦術はサッパリだし試合の展開を読むなんてとてもとても。
よって、あげる歓声はただただ反射的なものに。
「わー!」「ぎゃー!」「危ない!」「惜しい!」
ファミコンやり慣れてない女子の如し。
そんな自分にもわかるのが、先制点がものすごーく重要だということ。
前半終了が見えてきた時間帯に、その先制点を山形が奪取。
山形側狂喜乱舞。でかい。でかいぞこれは。
そのまま前半終了。
俄然山形有利とはいえ、アドバンテージで引き分けでもいい千葉。
後半追いついた瞬間に立場が逆転します。
攻めるのか山形。それとも守るのか山形。
ハーフタイム中8と興奮の面持ちで語り合う。
そして運命の後半。
もちろん攻めに行く千葉。
しかし素人目にも攻め切れていないような...。
一方山形も守りつつトドメの1点を狙っていきます。
後半も中盤を過ぎた頃(日本語が変)、千葉が選手を入れ替えた瞬間決定機が続く。
山形必死の守り。
「ぅわー!」「んぎゃー!」「ダメぇ!」「ひぎぃ!」
自分の叫びも興奮でアウトな方向へ。
チャントを叫び続ける両ゴール裏。
歓声と悲鳴が交錯するメイン・バックスタンド。
凌ぎ合う両チーム。
そしてついに終了のホイッスルが鳴り響く。
モンテディオ山形、J1昇格!
山形再び狂喜乱舞。
疲れ果てたイレブンはへたれこみながら拳を突き上げる。
歓喜の渦の中、ジェフ側のゴール裏に目をやる。
茫然自失。立ち尽くす。
そんな言葉が相応しい光景。
悲しい姿だけれど、美しいと思ってしまった。
ただひたすら愛するチームの勝利を願い信じ続けていたから生み出せる光景だ。
そんな光景をバックに、山形が選手サポーターで喜びを分かち合う。
もちろんこちらも美しい。
ぼんやりと歓喜の輪を眺めていると、8がぽつりとひと言。
「日本シリーズ行きてえなあ」。
おっしゃる通り。
傍観者より当事者のほうが絶対楽しい。
職場にジェフサポーターの先輩がいる。
今日はもちろんスタジアムに来ている。
今日の試合の話を職場の同僚の女性としていたら、
「先輩が一喜一憂する姿が想像できないですね」と言った。
俺も野球のときは同じだよ、と応えたら、
「もっと想像できない」と苦笑していた。
多分自分はかなり幸せな人間なのだと思う。
一喜一憂できるものがある。
まるで当事者のように勘違いできる頭がある。
そういうものに出逢えない人がいることを考えたら、凄く凄く恵まれている。
来春もめいいっぱい勘違いしよう。
勘違いでも当事者でいられるのは幸せだ。
「こりゃあ年中行事だね」と8。
2000円でこれだけ楽しめて考えられるのは悪くない。
観客数35000人。
皆が創り出した空気のおかげで楽しむことができた。
両チーム選手サポーターに感謝。
ゴール裏の先輩に挨拶するのはやめた。
傍観者があの光景に混ざるのは美しくないと思ったから。
マフラーを締め直し、ピッチに背を向ける。
山形の歓喜の歌が飛田給の夜空に響いていた。
両チームともビッグフラッグが出てました。
山形側は旗で盛り上げ。
このとき感じたこと。
思ったよりは映えてないなあ、という印象。
本数も振りっぷりも圧倒されるくらいなのですが、
皆さんがっつり青を着込んでいるので、
本数の割には旗が映えていない気がするのです。
特に市販サイズだと視認するのもパッと見では厳しい。
サイズの問題もあるのだろうけど、白地に青のエンブレムの旗が最も映えていたなあ。
これは千葉もしかり、というか自分の位置的により顕著で、
緑や赤といったサブカラーが入ってないと見辛い。
同色の服に同色の旗では本数程には映えにくい。
当然だし理解もしていたのですが、客観視してその事実を確認すると考えるなあ。
旗をメインに考えるか服をメインにかで変わりますけども。
両チームの応援が良い悪いの話ではないですよ念の為。
旗の波はそれでも圧倒的だし双方の声は地響きのよう。
それにしても山形の旗は何かに似ているな。
あ、ミルキーウェイ。
さて、今更ですが当方サッカー素人。
ルールは大体わかるし楽しめもするんですが、
戦術はサッパリだし試合の展開を読むなんてとてもとても。
よって、あげる歓声はただただ反射的なものに。
「わー!」「ぎゃー!」「危ない!」「惜しい!」
ファミコンやり慣れてない女子の如し。
そんな自分にもわかるのが、先制点がものすごーく重要だということ。
前半終了が見えてきた時間帯に、その先制点を山形が奪取。
山形側狂喜乱舞。でかい。でかいぞこれは。
そのまま前半終了。
俄然山形有利とはいえ、アドバンテージで引き分けでもいい千葉。
後半追いついた瞬間に立場が逆転します。
攻めるのか山形。それとも守るのか山形。
ハーフタイム中8と興奮の面持ちで語り合う。
そして運命の後半。
もちろん攻めに行く千葉。
しかし素人目にも攻め切れていないような...。
一方山形も守りつつトドメの1点を狙っていきます。
後半も中盤を過ぎた頃(日本語が変)、千葉が選手を入れ替えた瞬間決定機が続く。
山形必死の守り。
「ぅわー!」「んぎゃー!」「ダメぇ!」「ひぎぃ!」
自分の叫びも興奮でアウトな方向へ。
チャントを叫び続ける両ゴール裏。
歓声と悲鳴が交錯するメイン・バックスタンド。
凌ぎ合う両チーム。
そしてついに終了のホイッスルが鳴り響く。
モンテディオ山形、J1昇格!
山形再び狂喜乱舞。
疲れ果てたイレブンはへたれこみながら拳を突き上げる。
歓喜の渦の中、ジェフ側のゴール裏に目をやる。
茫然自失。立ち尽くす。
そんな言葉が相応しい光景。
悲しい姿だけれど、美しいと思ってしまった。
ただひたすら愛するチームの勝利を願い信じ続けていたから生み出せる光景だ。
そんな光景をバックに、山形が選手サポーターで喜びを分かち合う。
もちろんこちらも美しい。
ぼんやりと歓喜の輪を眺めていると、8がぽつりとひと言。
「日本シリーズ行きてえなあ」。
おっしゃる通り。
傍観者より当事者のほうが絶対楽しい。
職場にジェフサポーターの先輩がいる。
今日はもちろんスタジアムに来ている。
今日の試合の話を職場の同僚の女性としていたら、
「先輩が一喜一憂する姿が想像できないですね」と言った。
俺も野球のときは同じだよ、と応えたら、
「もっと想像できない」と苦笑していた。
多分自分はかなり幸せな人間なのだと思う。
一喜一憂できるものがある。
まるで当事者のように勘違いできる頭がある。
そういうものに出逢えない人がいることを考えたら、凄く凄く恵まれている。
来春もめいいっぱい勘違いしよう。
勘違いでも当事者でいられるのは幸せだ。
「こりゃあ年中行事だね」と8。
2000円でこれだけ楽しめて考えられるのは悪くない。
観客数35000人。
皆が創り出した空気のおかげで楽しむことができた。
両チーム選手サポーターに感謝。
ゴール裏の先輩に挨拶するのはやめた。
傍観者があの光景に混ざるのは美しくないと思ったから。
マフラーを締め直し、ピッチに背を向ける。
山形の歓喜の歌が飛田給の夜空に響いていた。