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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

此の頃鳥の声が

2010-03-26 06:17:27 | Weblog
 朝目が醒める時、ベッド脇の厚い方のカーテンをずらすと薄いレースのカーテン越しに窓の外は未だ明け切らない程度の明るさ。
この時間帯は好きですね。
 午前3時半から4時半くらいは新聞配達の人たちが走り回っているので、(彼・彼女たちには申し訳ないが)街の中がどことなく落ち着かない感じがする。
 しかし5時ごろともなると
 このくらいの明るさでも鳥の朝は早いようで、「チッチッ」というような声が聞こえます。
  マア、カラス達群れが「これから忙しい一日が始まるぞ」とでもいうように叫ぶ合っているのも許せる気分ですし、他の鳥の声も聞こえる。
 小鳥の囀りを聞き分けることが出来ないので、これが一種類なのか数種類の小鳥の活動なのかは分かりません(カラスとスズメ以外は分からない・・・)ので、脳は全て「小鳥」という事で理解しています。
 ところで「チッチッ」系の声も聞こえるで、囀りを言葉で表わしてネットで探すと「ホオジロ、ノジコ、アオジ、クロジ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、コジュリン、オオジュリン、・・・」など8種類の鳥が候補だそうで、パソコンで声を聞こえるそうですが、恐らく私には聞き分けは無理だと思われる。
 勿論この辺りにはいる筈のない鳥もいるのである程度は絞り込めそうですが、でも早口言葉でのカタカナ混じりの歌とか、単語の羅列のラップとかみたいに、音を理解するには・・・
  最近の若者言葉「無理!」といったところ。
 スズメはこの「チッチ」候補には入らないのですね・・・あれはやはり「チュン」なんでしょうか。

 チュンなら分かりやすい・・・最近もう一つ分かりやすい鳥が来てくれるのです。
  どういうわけかウグイスがベランダの近くの木から木に飛び移りながら「ホーホケキョ」、私の寝ている部屋側の外でも「ホーホケキョ」。
 これが不思議と「春が来た」と幸せな気分だし、早朝目覚める頃に聞くと一人だけなんだか得をしたような気分になるのです。
 学生時代に、初夏の時期に登山の途中林の中では良く耳にしましたが、ここではまさに春を告げている。
 この辺りには梅の木はありませんで、サクラが咲く直前。
  初めはもしかしたら誰かのものマネか、あるいはウグイス笛みたいなものかと疑いましたが、実際にあのウグイス色の小さな鳥を目にしましたから生ウグイスに間違いないようです。

 最近ウグイスが来てくれるので、ウグイスについてネットの野鳥図鑑で検索してみるとトリビアにぶつかりました。
 こういうことで寄り道が多いので精神年齢が実年令に追いつかないのですね・・・

 ウグイスはスズメの仲間でウグイスグループ・・・ここまでは想像通りなのですが「ウグイス」には普通のウグイスの他に「チョウセンウグイス」「マンシュウウグイス」という名前のウグイスもいるのだそうです。
 ここまでは普通の”へー”
   そしてチョウセンウグイスの鳴き声が「ホーホケケキョ」なんだそうです。
 つまり「ケ」が一つ多い(羨ましい?事に)。
  ただそれだけのことですが、こういうことにぶつかるから楽しいですね。
 還暦過ぎてもまだまだ新しいことに出会うのですから。
  ところでこういうネーミングって何でしょうね?
   実際に生息域が朝鮮半島中心とか中国東北部何でしょうか?・・・この辺は多少引っ掛かりは感じます。
 これからは韓ドラでウグイスの鳴き声が出て来る場面があったら要注意です。
 マア日本に居るウグイスとの混棲なのかもしれないけれど・・・

 最近野鳥に関して面白い事がありました・・・マア多少の問題はあるかもしれませんが。
  此の頃女房殿は乾燥野菜に興味がありまして、昔からあるポピュラーな乾燥野菜・芋切り干しを自分でベランダで作るのがマイブーム。
  要するにサツマイモを蒸かして切ってベランダで干しているだけですが。
 そこに目をつけた鳥がいるのです。
  カラスなら目をつけそうですが対カラスなら専守防衛。
 ある時野鳥が家のベランダに舞い降りて干してあるサツマイモをつついているのです。
  これには女房殿も困ったようです。
 自分が好きなものですから相手が野鳥と雖も許し難い・・・さりとて追い払うのも可哀そうだし、つつかれたものを分けあって食べる気もしないし。
  という事で以後干すときは坊鳥ネットで、つつかれたサツマイモは気前よく?鳥に振る舞いました・・・餌をやるのは良いのか悪いか難しいですが。

 鳥の名前はヒヨドリ。
  体も小鳥と言うには大柄ですし羽根も奇麗なわけではありませんし歌のサービスも無いし・・・それでもベランダに舞い降りて蒸かしイモをつつく姿はなんとなく癒される。
 つついては飛び去り、また食べに舞い降ります。
  これを窓越しに「来てる来てる」と覗いて・・・何とも暇人の家族です。

広い世間を狭く生きる?

2010-03-26 00:25:11 | Weblog
 日本発でドラマの登場人物が海外で人気になる・・・
  嘗ては「おしん」は中国初めタイなどのアジアをはじめエジプトなどマア世界中で人気があったそうです。
 日本ではいつか通って来た道・共通の記憶として理解できるし、現在似たような過程を歩んでいる地域でも理解できるキャラであると思うので、それは理解しやすい。
 アニメでは例えばドラえもんは東南アジアでも人気があったそうですが、そこは分かるが、でも聞くところによると人気キャラは「ジャイアン」なんだとか。
 ストレートということでしょうか、やや乱暴だけれど強くて憎めないキャラですから、「そうなんだ」とそこも成程と理解できる。

 しかし理解しにくいものもあります。
  これは国とは関係なく私がおかしいのかも知れませんが・・・
 例えばヨーロッパでも日本のアニメが人気がある。
  これは息子に聞いた話です・・・1年ほどの滞在だし、どの程度わかっていたかは不確かですがまあ、、聞いた話という事です。
 少し意外なものでは「クレヨンしんちゃん」が人気があるのだとか。
  但しあのキャラを反対する人も多いのだとか。
 つまり若年層には人気があるが日本で言えばPTAは反対というところらしい。
  成程そういうことなら理解できる・・・厳密に言うとあのキャラが好きな人は理解できなくて、反対する人を理解できる。
  私が頭が硬化しているのか「面白ければ良い」という割り切り方が出来ないのです。
 もしも仮にあのキャラが現実に目の前にいたり私に何か言ってきたら、仮にあれが自分の息子だったらきっと頭をひっぱたいているでしょうね。
 TVの中のキャラなのでそういう行為は出来ませんが。
  ただ、現実にクレヨン的子供がいたら「暴力をふるう人物」として処分されないようにっ自分を抑えるのが大変でしょう。

 ふと気がついたのですが、TVに登場するタレント、お笑い系の芸人の中にも「これは止めて欲しい」というような「芸?」だとかキャラがあるのですが・・・私は嫌いなのに一般に人気がソコソコあったりする。
 まあそういうものでしょうか、あるいはそういうこともあるさとしか言いようは無いのですが・・・見方を変えると私の判断基準が他人様の基準とだいぶ食い違いがあるのか、あるいは世の中の評価基準が私にとっては嫌な方向にずれて行っているか?、、、どちらにしても先が暗い気がします。・・・もしそうだとすると、自分にとって楽しい部分が減り、いやな部分が増大する傾向ということになるのかも知れません。

 その方向なのかCMでは最近気になるもの・・・何が言いたいのか分からないCM・・・こういうのはふと不安を感じます。
 今一番不愉快なCM
  煮豆の宣伝らしいのですが「歌の下手なカナリアは一生結婚できないんだって」という台詞・・・カナリアの生態を通して何を言いたいのか意味不明。
 TVCMって短い時間でも相当な資金が必要なものだろうに、社会的主張なのか自社製品の宣伝なのか、あるいはイメージを伝えたいのか意味が全く分かりません。
 それともブラックユーモアのつもりなのか?・・・ブラックではあるけれどユーモアは感じない。
 でもこういうCMが存在すると言うことは、これを見て聞いて何の事か分かる人がいるのか、少なくとも企画したり制作した人がいる!、、、出発点でこのCMで何かを伝えようと意図した人がいる・・・これが理解出来なくてこのCMを見るたびにイライラする。

 どちらかと言えば私は広い世間を狭くしていきている部類なのでしょうか?