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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

鶯が啼いて春の気分!

2010-03-15 00:09:39 | Weblog
 春が来たシンボルみたいなウグイスの啼き声・・・春が来たからウグイスが啼くのですが、あたかも逆に「ウグイスの啼き声でが春を呼んできた」みたいな気分にさせてくれるものです。
  朝の8時半頃に突然外で鶯の啼き声が響きました。
  ここに住んで30年近くになりますが、表から鶯の啼き声が聞こえるのは初めての事ですから、思わず耳を疑ってしまいました。
 最近の人の特徴というか悪い癖みたいなもので、通常と違うことが起こると何か別の作為を考えてしまうのです。
 例えば江戸屋猫八みたいな人が指で真似をしている?、鶯の笛?・・・それにしても大きな声で連続して啼いている。
 我が家のベランダは中層住宅で囲まれた中庭に面しています。
  大小さまざまな木が植えてありますが季節柄落葉樹には葉が無いし、常緑樹の方もそれほど密に葉が茂っているわけでもないので、どこにいるか見える筈・・・なのにケヤキの枯れ枝にムクドリらしき大きさの鳥がとまっているいる以外は鳥の姿がありません。
 それでも鶯のホーホケキョは響く。
  声の方向に目を凝らして、やっとスズメくらいの大きさの、緑っぽい色の鳥を発見。
 確かにウグイス・・・当然鶯色の鳥で、あちこちの枝にとまりながら移動して春の鶯の鳴き声をサービスしてくれました。

 ウグイスが何のためにここで啼いているのかは分かりませんが、聞く方はなんとはなしに嬉しくなってしまうものです。
 最近の表現で言うとナマウグイスということでしょうか。
  でも私は少し古い感覚なんでしょうか、「処処テイチョウを聞く」を思い浮かべました。
 いずれにしてもウグイスの声は春が来たシンボルみたいな響きです。
  
 昔の話ですが、子供の頃育ったところは郊外はほぼミカン山かお茶畑か雑木林・・・釣り竿みたいな竹の先にトリモチを着けたものと鳥駕籠を持って山に入る人がいたようですが、それはつまりそこには対象となる小鳥がいたと言う事ですね(勿論捕獲は法律違反)。
 言葉としてはウグイスを取りに山に入ると言っていましたから、ウグイスがいた筈。
  ああいう田舎の風景の中でならウグイスは分かります。
 大学生時代で、初夏の頃に登山道(林の中)でウグイスの声を聞くのは珍しくありませんでした。
  しかし、現在住んでいる埋立地の集合住宅群の中で生ウグイスは初めて。
 近くに人口の海浜公園があって、人口の林もあるのでそういうところに住んでるか、漂鳥だった筈ですから移動の途中に留まっているのかもしれません。
 これまでにオナガのグループとかがこの中庭にやってきてはギャーという啼き声で大騒ぎをして行くことはありましたがホーホケキョは初めて。
 何だか得をしたような、なんとはなしに嬉しくなるような響きです。
  まさに「梅は咲いたか、桜はまだかいナ」といったところです。

 土曜日のサッカーでは贔屓チームはホームで一応の結果がありましたし、個人的にはネット碁で調子が良いし、短い瞬間ではありますがまさに春状態ですので、行きずりのウグイスに祝って貰った気分です。
 流石に9連続はなりませんでしたが、マアそろそろこんなものさみたいな気分で後を引くことは無さそうです。
 日曜日はサッカーの中継を2試合、それにネット碁を2局観戦。
  お風呂に入ってさっぱりしたところで「誰か良さそうなお相手はいませんか?」といったところです。