男の料理（カレー）

妻がグータラなので、今日は私がカレーライスなるものを作る事になった。
料理が得意というわけでも、好きというわけでも無い。
こうすればこうなるのかな、という好奇心みたいなものだ。
過去には「熊本ラーメン」も作った事がある。
それも煮タマゴや焼き豚から手作りしたのだ。

さてさて、そんな事はいいとして材料はこれだけ。



玉ねぎは「サラダ玉ねぎ」を使う。
もったいないと思われるがこれが男の料理なのだ。
と、いばって見たのだが、実は実家から山のように送って来たのだ。
そしてジャガイモと人参の皮は包丁では剥かない、男は黙ってピーラーを使うのだ。
そして適当な大きさに切り刻んで鍋で肉と一緒に徹底的に痛めつける（炒めつける）。
そして今回もこいつを入れる。



トマトの缶詰、確か１００円もしなかったと思う、安いもんだ。
アクを取っていよいよルーを投入しようとしたら
「おとうさん、冷蔵庫にもルーの残りがあるよ」
と妻が言うので冷蔵庫から取り出して一緒に入れる。
メーカーも種類も違うルーがコラボしてしまった。

少し濃くなったようだ。
冷蔵庫を開けたとたんにとろけるチーズが目に入ったので、そいつも２，３枚入れてみた。
そしてついに出来上がった。



夕日に映えて男のロマンを感じさせる。

妻も息子も
「旨い！旨い！」
と食っていた。

翌日、ケイのオヤジとグッチが来たのでカレーうどんにして出したのだが、これまた
「旨い！旨い！」
と食っていたのだった。

これはいつの日か息子が作ったカレー。



まだまだ未熟者だと思っていたが、やるじゃないか！
かなり辛めのカレーだった。

男は黙って・・・カレーなのだ。
なぁ！イチロー！