打越通信

日記ふういろいろ

ゴーヤチャンプル

2020-05-28 20:21:41 | 男の料理
娘とハグしたのは何年ぶりだったろう。
幼稚園か小学校低学年頃以来だと思う。
しっかりと抱きしめて
「幸せになるんだぞ」
と言ってやった。
出発ゲートをくぐり姿が見えなくなるまで振り返り手を振ったっけ。
あれから一週間が過ぎるが、どうしているのか、こちらからは問いかけをしない。
これからの新しい生活が始まっているので、冷たいようだが、感傷に浸っているわけにはいかない。

まあこちらの生活の中から一人減り、昼食や夕食も2人分となった。
久しぶりに料理を考えたが何も発想が浮かばない。
八百屋でゴーヤ(レイシだったか?ニガゴリだったか?)を見つけた。
豚肉と豆腐があればできるだろうとの発想だった。



いざ料理に取り掛かり、買ってきたゴーヤの大きさに、二人前は大きすぎるだろうと思ったが仕方ない。
半部に割り中の種を取り除き細切りにし塩で揉んでしばらくそのまま置く。
豆腐をちぎってフライパンで焦げ目が出来るまで炒める。
皿に取り、フライパンで豚肉とゴーヤを炒める。
弱火にして蓋をしてしばらく蒸す。
その間にたまご(6個入り)を冷蔵庫から取り出すが、何かがひっかりプラスチックのケースのまま落下した。
6個入りの一個と半分だけが助かったが後はすべて床に散らばる。
後片付けが大変で冷蔵庫の淵にもべっとりと卵の黄身と白身が付き、きれいにふき取るのに時間がかかる。
その間蒸していることを忘れてしまい。蓋を取り、豆腐を投入し残りの卵を入れ、醤油と塩で味付けをする。
しばらく炒めで出来上がり。
沖縄の泳げない海人(シンヤさん)から
「ケンちゃん!何やってるの!」
と怒られそうだが、沖縄で食ったゴーヤチャンプルのあの味はできなかった。
中州川端商店街に沖縄のテナントショップがあり、ゴーヤチャンプルの素が売ってあった。
しかし一袋700円もしたので諦めたのだった。
しかし、そういう問題では無いようだ。
沖縄で食ったゴーヤチャンプルを目指し、再びチャレンジすることにする。


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