明十橋を渡り、てくてくと歩いていると金峰山方面にきれいな雲が出ていた。
その前には熊本で初めての写真所の重光写真所がある。
明治3年開業というから明十橋より古い。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)や夏目漱石の写真など熊本の歴史を記録した貴重な写真を撮ってきた写真館なのだ。
その先を曲がるとお饅頭屋さんがある。
建物もかなり古く歴史を感じる。
私は甘いものがダメで、何でも、せんば「若鮎」という饅頭が有名らしい。
そのすぐ先が万歳橋だ。
そこから下流を見ると大きく右に蛇行していて、その少し先に明十橋がかかっている。
上流を見ると、あんたがやどこさ♪ で知られる船場橋だ。
この船場橋から、この万歳橋、明十橋、明八橋、この辺りが私が一番気に入っている場所。
街の中に川が流れているだけでも優雅なのに、石橋(万歳橋は違うようだが)がある風景はなんともいえない。
歩いているとこんなラーメン屋を発見した。
今度、食いに来よう。
事務所の冷蔵庫に冷やしているミネラルウォーターが切れたので近くのディスカウントスーパーに買いに行った。
赤いマークがこのスーパーのシンボルマークだ。
熊本県内では、トライアル、ナフコ、コスモス、ダイレックスそして鮮ど市場、HIヒロセなどホームセンタなのか薬屋なのかわけのわからないディスカウントスーパーがひしめきあっている。
そんな中で地場スーパーでは出店が続き、県内では一番元気のいいスーパーだろう。
ちょうど昼休みだったので弁当コーナーに行ってみた。
そうそう、前回も登場した199円弁当。
種類も何種類かあり、前回はハンバーグ弁当だった。
今日はコロッケ弁当にした。
食ってみたが弁当として立派に機能していた。
コンビニ弁当だって、中には全然食えない弁当だってあるわけで、この弁当のコロッケは、牛肉コロッケ、野菜コロッケ、かぼちゃコロッケと3種類のコロッケが楽しめるわけだ。
材料費に人件費、運送費やロス率(廃棄率)を考えるととてもこの値段じゃ提供できないだろう。
まあ消費者としてはありがたいわけで、朝はすき家の200円朝食で済まし、昼は199円弁当、夜を600円に抑えれば1000円で済む事になる。
裕福でないサラリーマンとしてありがたいことだ。
草刈機や除草剤に燃料などで予算はすでにオーバーしてしまった。
それと母の退院も迫ってきている。
この土地も家も親父とお袋の所有であり、そこに勝手にという思いもあり、作付けをどうするのかいろいろ悩んだ。
それに植えてもイノシシ対策をしないと、イノシシの餌を植えるようなものだ。
イノシシ対策には進入防止柵は絶対に必要になる。
柵の周りに電気柵を張り巡らしたり、彼岸花などを植えて、2重3重の対策が必要だ。
「予算もオーバーだし、お袋も退院が近い、イノシシ対策もしないといけないし、もうやめよう」
と話を切り出したが何のことは無い。
ノボルのオヤジが大量の苗を持ってきた。
結局、そのまま植え付けに出かけた。
鍬で畝を作って黒のビニールを貼って、初めてのマルチに挑戦。
穴の開いたところに里芋を植えつけて行く。
前日までの雨で、植え付けにはちょうど良い。
そうこうしていると近所のおじさんが大型の耕運機を持って応援に来てくれた。
おじさんが言うには
「イノシシ対策ばせんば、何ば植えたっていっしょばい」
ノボルのオヤジが何が良いのか聞いている。
「やっぱり電柵たい」
さすがのノボルのオヤジもイノシシ対策ははじめてのようで頭をひねっていた。
2段目の畑に里芋と山芋を100個、落花生や・・・あとは何を植えたのか分からない。
そして1段目の畑にはかぼちゃを植えて、植え付けは終了した。
結局、畑全体に植えつけたため広範囲な柵が必要となったわけだ。
山に近く、川が流れているため、イノシシの絶好の餌場になる。
作業は終了したが、気が重い・・・。
白川沿いを歩いていると大きな楠がある。
その横には白川の改修工事で、ここを明け渡して行った人たちの碑がある。
その昔、大きな芝居小屋などもあり大変賑わった場所でもあったそうだ。
そして今回、石の横に新しく看板が建てられた。
良く見ると秀吉が座った石のようだ。
石があったのは知っていたが、まさか「でんかいし」という名前まで付いている石とは知らなかった。
あらためて石を見るが、以前見た石と何のかわりもない。
なぜ今頃になって看板が建てられたのか不明だが、秀吉というと、もう400年も前の話だ。
人伝いに
「この石があの豊臣秀吉が座られた石だ」
と受け継がれてきたのだろうか?
それとも文献がありそれに基づいたものなのだろうか。
だとすればこの石だ!と誰が判断したのだろう?
まあ、不思議といえばそれまでなので置いておいて。
その横には放牛地蔵がある。
肥後の国の僧侶で百余体の石仏を作った人物だ。
ここにあるのは製作番号20体目の石仏で、「団子地蔵」と「供養塔」とある。
その昔、白川の刑場で刑を受ける罪人がこの地蔵の前で最後の食事として団子を食い、手を合わせ、涙でこの世との別れをしたそうだ。
白川を立ち退く人たちの石碑、白川の刑場に向かう罪人が最後の別れを告げた石仏、そして九州鎮圧でこの熊本に滞在し、石に座り白川の流れを見たとされる石。
いずれも白川の歴史を感じさせられる石たちだ。
5月この時期にしなければいけないのがエアレーション。
ローンスパイクを等間隔に踏んでいく。
目的は芝生の穴を開け、根に空気を入れるためと、古い芝生の根を切るためだ。
それと硬くなった土をほぐすためでもある。
踏み込んで前後左右に切り込んでいく。
庭なので、いつも人が踏み固めているのでかなり固い場所もあり、力の入る作業になる。
年に2,3回踏むことにしているのだが、今年はどんな芝生になるのか、それが楽しみなのだ。
しかし芝生の管理はホントに難しいし根気の要る作業なのだ。
タクシーで小倉駅に向かう。
タクシーの中で時刻表を取り出して次の新幹線を調べる。
17時49分の鹿児島中央行きのさくらだ、時計を見ると17時42分だった。
ギリギリ間に合う時間だった。
小倉駅でタクシーを降りたのが17時47分だった。
走れば間に合うのだが、そのまま小倉食堂に行った。
中では一日の仕事を終えたサラリーマン達がすでに宴会となっていた。
ビヤステーションに行きビールの銘柄と大きさを言って、お金を払って席に就く。
しばらくすると冷えた生ビールを持ってくる。
熊本駅にもこんなくつろげる場所があれば良いのにと、小倉の人たちをうらやんだ。
次の列車は18時22分発の鹿児島中央行きのさくらだ。
そういえば3月のダイヤ改正で、新大阪行きのさくらが増発されていたのだ。
改正前は1時間に1本の割合だったのが、今は1時間に3本と増発されているのだ。
時計を見ると6時5分を過ぎたので、一気にビールを飲んでホームに向かった。
熊本駅には19時20分に着いた、のぼり普通列車は19時26分、急いで4番乗り場に行ったが電車はいない。
放送を聞いていると2番ホームのようだ、急いで階段をのぼり2番ホームに向かった。
ようやく乗り込んだが、かなり人が多かった。
上熊本で降りて青ガエルを10分待った。
家にたどりついたのはちょうど20時くらいだったろうか。
小倉食堂を出てちょうど2時間弱の時間だ。
近くなったもんだと実感したのだ。
小倉に行くには同僚と
「いつもの列車だね」
と確認して家を出る。
打越駅から上熊本までの熊本電鉄(青ガエル)は各5分と35分、8時44分の新大阪行きのみずほに乗るには8時5分に乗れば何とか間に合う。
しかし、いつも余裕を見て7時35分に乗ることにしている。
上熊本を7時47分の普通列車で熊本駅には7時50分に着く。
熊本駅で50分以上待たなければならない。
新幹線口に行ってみた。
空き地にぼつぼつと家やビルが建ってきたが、まだまだ殺風景な感じだ。
白川口に行ってみると、こちらはそれなりに整備が進んできている。
路面電車の芝生も青々として気持ちが良い。
しかし路面電車の熊本駅、芝生が完全に枯れている。
屋根があるので日光が届かない、雨も届かないからなのだろうか。
そんな路面電車の熊本駅には、長い列が出来る。
一台の路面電車が出ると列が出来て、電車が来ると消えて、また長蛇の列が出来る。
その繰り返しなのだ。
総合庁舎へも沢山の人たちが歩いている。
駅交番もこんな所に移っていた。
タクシー乗り場も駅を中心の両方に出来ていた。
植えられたばかりの街路樹も青々として季節を感じさせられる。
朝8時の熊本駅をのんびりと散歩する事が出来た。
さあ今から小倉だ・・・。
久しぶりに振替休暇をとって妻と遊水公園を散歩なのだ。
母の入院から土日は実家に戻り、打越のオジサンたちも連れて開拓団みたいな事をしているので私的休みはほとんど無い。
5月の陽気と快い風に最高の季節を迎えようとしている。
坪井川の氾濫を防ぐために作られた公園で、過去2度ほど水が引き込まれた事がある。
私達がこの町にやってきて24年になる。
その頃は、フラワーフェスタの会場になった場所だ。
その後、長々と工事が続き、サッカー場、野球場、テニスコートなどが作られた。
ハッキリした整備時期はわからないが15年くらいだろうか、公園内の木々もだいぶ大きくなった。
今では県内でも有数の遊戯施設があり、子供連れで賑わっている。
駐車場は150台くらいのスペースはあるが、今ではすぐに満杯になり、入りきれないクルマが道にあふれている。
駐車場などそんなに工事料金もかからないことだし、敷地は広いしぜひ増設してもらいたいもんだ。
しかし熊本市のど真ん中にこんな自然が残る公園も珍しいのではないだろうか。
堤防は土の道になっていて、ウォーキングやジョギングをする人には優しい環境だ。
始めようと思っているジョギングも、今は時間が無くだらだらと先送りになっている。
公園内には池が何ヶ所もあり、釣りを楽しむ人の姿もある。
そして野鳥の憩いの場所なのだ。
シロサギやカモ、春先にはひばりの声でうるさいくらい。
清水校区の子どもふれあい農園の前の池には蓮の花が咲いている。
坪井川の辺を歩いていると、水の流れる音と鳥の鳴き声、そして五月の爽やかな風に癒される時間なのだ。
母のクルマでエコパークへ行ってみた。
国道3号線からエコパークに右折した。
満開に咲いたバラ園が目にはいった。
クルマをまつぼっくり(道の駅水俣)の駐車場にいれ、見てまわることにした。
入場料は無料、入口ではバラの管理費のカンパを行っていた。
中に入ると甘い香りであふれていた。
しかし蜂とか虫がいるので気を付けなくてはならない。
作業をしている青年に
「何種類くらいあるんですか?」
と聞くと
「700種類以上はあります」
と笑顔で答えてくれた。
そのバラにはすべて名前が書かれている。
イングリッシュローズやオールド、モダンローズが咲誇っている。
「障がい者の人たちや地域住民と一緒になって6年がかりで作ってきたバラ園」
というキャッチフレーズも納得できるバラ園だ。
何処からか福祉施設のクルマも来て、クルマ椅子でお年寄りを連れまわっていた。
ハーレー軍団ももの凄いバイクで数台来ていた。
物産館も人で一杯だ。
なぜか気になったのが老いも若きも、皆さんソフトクリームを食べていた。
口コミなのだろうか、数年前まではこんな光景は見られなかったように思う。
メジャーになるのはうれしいが大事に管理されているバラを荒らさないようにしなくてはならないな。
朝起きるとテレビが騒いでいた。
そう金冠日食のニュースでNHKでは実況までしていた。
熊本の空を見ると分厚い雲に覆われとてもみることは出来ない。
数百年に一度というせっかくの機会もこれではどうしようもない。
7時16分頃だったろうか一番最初に入ってきた映像は、鹿児島県阿久根市からの映像だった。
朝飯を食ってバス停に向かう。
薄暗い朝で鳥たちの鳴き声だけが妙に気になった。
仕事を終えて帰宅すると、娘からプレゼントのポロシャツが届いていた。
さっそく着てみた。
妻に写メを撮ってもらい、娘に送った。
「似合ってるよ、いつまでも若々しくね」
と娘からのメールを確認した。
テーブルの上には
黒毛和牛のステーキが。
刺身まであるのだ。
そして本物のビールが
ヒトミちゃんから妻に電話があった。
春巻きを作ったので持ってくるという。
ジローちゃんとヒトミちゃんが来て祝ってくれた。
なんとこちらも数百年に一度の出来事なのだ。
生きているうちにこんなことが1日に2度も起こったのだ。
ありがたいものだと思う。
5月は自動車税や固定資産税などの支払がある。
実家のそういう事務処理をして、熊本駅には16時に着いた。
どうしようか考えたが歩くことにした。
明八橋通り(細工町通り)というのか良くわからない。
歩いていると五福(呉服)小学校に来た。
ここは地域センタにもなっており、市民センタの機能もある。
古い町並みと新しい町並みがいりこんでいる。
歩きなれた街なので今回は先を急ぐとして、今度じっくりと紹介しよう。
歩いていると明八橋に来た。
昔、城下町に入るにあたって広木という場所があったという。
城内に入るためにその広木で休憩をして隊列を整えて城内に入っていた場所だ。
その一つがこの明八橋あたりだったようだ。
明八橋から船場方面に歩いていく。
路面電車で唯一電車として道路を走らない場所がここだ。
電車専用の場所だ。
あんたがたどこさに船場橋、ひょうきんなたぬき像が出迎えてくれる。
船場橋まで来ると熊本交通センタはすぐ近く、地下のセンタープラザのこむらさきでラーメンを食った。
食って元気をつけて再び歩き出す。
熊本城の前に、加藤清正と熊本城の絶好の場所だ。
長塀通りをてくてくと歩く、デジカメの電池が切れそうだ。
市役所前をさっきまでと違う、ゆっくりと歩く。
宮本武蔵、剣の歴史的人物だ。
そして文豪、夏目漱石の住居跡、熊本にゆかりのある人たちだ。
こむらさきで飲んだビールがまわってきて最後は千鳥足の足取りだった。
しかし、無事自宅までたどり着いた。
※訂正 明十橋→明八橋(訂正済み)
※説明 広木:勢溜(せいだまり)とか武者溜まりの別名
熊本電鉄の青ガエル、5分と35分だったよね、と思いながら6時20分に家を出た。
リュックに荷物を詰めて、両親の様子を見に実家に帰る。
駅に着くとなんと始発は7時5分だった。
バス停に行くが、こちらも同じ、しかたなく上熊本を目指して歩くことにした。
半そでのシャツには少し寒いくらいの朝だ。
とりあえず目の前の熊本城を目指して歩き出す。
緑地公園の堤防を歩いていると、やたらと鳥の鳴き声が聞こえる。
サギだろうか2羽ほど発見。
寺原から仁王尊通りに出た。
瀬戸坂を登って上熊本駅に行こうかと思ったが、歩いていて気持ちがいいのでこのまま熊本駅まで歩くことにした。
広町に出て並木坂。
そして上通りに出た。
誰もいない商店街、朝飯に吉野家に入った。
牛丼が今日の朝飯だ。
ガッツリ食って再び歩き出す。
がらんとした下通り、時より体育服を着た中学生や高校生とすれ違う。
運動会なのだろうか・・・。
シャワー通りを抜けて、白川のほとりに出た。
あとは白川に沿って歩く。
ジョギングをする人、ウォーキングをする人たちとすれ違う。
しばらく歩くと、いつも昼の散歩する風景になる。
直線距離にして5km弱、道のりにして6km位かな、ようやく熊本駅に到着した。
時計を見ると8時少し前、だから1時間と40分くらいかかったわけだ。
8時4分発のさくらに乗り込んだ。
前回、娘に連れられて中古パソコン屋に行った時のことだ、なんとワンセグチューナーが999円で売られていた。
USBタイプのヤツで小型のアンテナがついている。
仕様を調べるとXP、Vista、7が対象になっていた。
あまりテレビは見ないし、そういえば今入院している叔父から
「病院のテレビはカードを買わないといけないし、パソコンでテレビは見れないか?」
という事もあったので、遊び心で買ってみた。
ついでにUSBメモリを見てみると、8GBのメモリーが700円台で売られていた。
ついにUSBメモリーも1GB、100円を切ったのだ。
仕事でも使うしデジカメの写真もあるしと思い買ってしまった。
しかしもうすでに10本近く持っている。
ダメだなと思っても買ってしまう、容量のあまり大きくないメモリーを沢山持っていたほうが整理がしやすいのだ。
さて家に戻り、さっそくインストールをして視聴してみた。
なかなか画像も良いし、録画再生も出来る。
おもちゃと思っていたが
今まではケータイのワンセグだったが、やはりパソコンの方がいいようだ。
ほとんど毎日がバス通勤になってしまった今日この頃。
出張するにも事務所に出るのもバスになる。
1000円のバスカードは3日ともたない。
そりゃそうだろう、210円の往復で420円だからもたないはずだ。
今は3000円を買っている。
朝から運転しなくていいので助かっている。
退社後バスセンターに向かう。
必ず通らないといけないセンタープラザなのだ。
晩酌セットやビールセットの誘惑が待っている。
バスの時間が合わない時、一度だけビールセットに導かれてしまった。
ビール1杯とつまみ2品で700円、それが2杯と3品で1000円になる。
最初は700円で途中で1000円のセットに変る。
おまけに焼酎のロックになり1便飛ばしたつもりが2便飛ばしになってしまった。
この前、小倉からの帰り、電車がうまく連絡してないので駅前から交通センター行きのバスに乗った。
さあ終点のバスセンターに到着の案内が流れた
「ピンポーン」
とベルが鳴った。
乗客は20名ぐらいいたが、終点で鳴らすことは無いだろうと思っていたら
「次、停まります」
と運転手さんが答えていた。
笑いをこらえバスを降り、バスの乗り継ぎ場のベンチに座っていたら肩を叩かれた。
取引先の所長さんだった。
センタプラザのいつもの店で、700円セットで始まり1000円セットで打ち上げだった。
2人分思い切ってEdyで決済したのだ。
昔流行ったあみんの歌のことではない。
公共交通機関を使うと必然的に待たされることが多い。
朝からの熊本電鉄のバスや電車はだいたい時刻どうりなのでそうでも無いが、駅での連絡は特に、悪い時は30分、40分と待たされる。
電車に乗っている時間より駅のホームにいる時間のほうがはるかに長い。
博多に行けば西鉄のバスに待たされるし、JRの在来線もたまに20分待ちなどザラなのだ。
バス停には時刻表など無く、通過予定時間などと書かれているのだ。
まあね、バスの場合は交通渋滞の関係もあるので仕方がないが20分待っても30分待っても来ない時など、待っている人たちの目がバスが来る方に向いている。
関係ない人が見ると、立ったまま同じ方向を見ているので、なんだこの人たちはと密かに思われているのかも知れない。
打越駅から熊本電鉄の青ガエルに乗って上熊本へそこで20分待つ。
熊本駅まで行って新幹線に乗るのに待たされる。
博多駅でJRの在来線を20分ほど待つ。
そしてバスを20分程度待って、結局仕事場まで2時間かかるわけだ。
帰りはバスを待って乗り込んで、そのまま博多駅もあれば在来線に乗り換えて博多駅もある。
新幹線を待って熊本駅。
そうこの熊本駅が一番の問題なのだ。
夕暮れのホームで待つこの時間帯が一番切なくなる。
せっかく早く帰って来たのに、40分待ちなどになるとガックリ。
そして上熊本の青ガエルの時刻表は頭の中に入っている。
こればかりはてこでも動かないもう何十年の同じ時刻なのだ。
JRの新幹線、在来線のダイヤ改正で少しは連絡が良くはなっている。
熊本駅と上熊本駅は3分、上熊本駅と打越駅は6分なので乗ってる時間は9分。
しかしこの不動の青ガエルのダイヤのせいで熊本駅で20分待たされても、上熊本で30分待たないといけないな、と熊本駅を出て市電とバスを乗り継ぐことになってしまうのだ。