打越通信

日記ふういろいろ

竈門神社の紅葉

2017-11-30 21:09:55 | 写真投稿
穏やかな日々が続いているのかな。
入院によって足を止めてちょっとだけ色々な事を整理する。
整理するというか時間が与えられる。
そう時間が与えられるので考えなえなければならなくなる。
別に考えようとは思わないのだが起きている間にいろいろな事が頭の中に渦巻く。
感情と理性の戦いのようなもんだ。
あまり病気の事については考えなかったが現状の立ち位置(今)将来的な事、どっちかというと将来的な事が多かったかな。
考えて考えて結論は出ない。
結局、その時にならないとわからない、それが結論らしきものだった。
考えてもわからないのであとは寝て過ごした。
現在はあまりきつい仕事をしているわけでもなく、日々の生活も味気ないが割と楽にしているつもりだ。
だけど心身的にも疲れていたのだろう、入院期間は良く寝た感じだった。
寒くなったり小春日和の日があったりと、春の三寒四温と逆の気候になっている。
そういえば今日で11月も終わり明日から12月になる。
福岡市内の銀杏の木も鮮やかな黄色が目立つようになってきた。
公園の木々も真っ赤に染まり落葉が始まった。
紅葉狩りに出かけてみたがあまりきれいな紅葉を見ることはできなかった。
宝満山の麓にある竈門(かまど)神社という所に行ってみた。
場所は大宰府天満宮から山に登った場所だった。
それが以外にも参拝客が多く、駐車場は行列が出来ていた。
それでもあまり待つこともなく駐車することが出来た。



紅葉の時期は人でも多く、広場では地元農家の人たちが野菜や米、パンなどを販売していた。





紅葉も所々に見られたが鮮やかな紅葉とまではいかなかった。
神社には参拝者の長い行列が出来ていて、並ぶのが苦手なので遠くから参拝した。
このあたりの山には山城が多く、秋月城をはじめ様々な山城跡が残っているようだ。



境内の展望所からは大宰府の市内だろうか一望できるところがあった。



展望所の下を見ると野点のような雰囲気で紅葉とマッチしていた。
まあこれに温泉があれば最高なのだろうが、福岡の温泉といってもあまり行ったことが無いのでわからない。
二日市温泉程度しか知らない。
温泉に入ることはできなかったがゆっくりと紅葉を楽しんだ一日だった。

退院後の経過

2017-11-27 21:20:45 | 日記ふう
退院したその足でゴルフ練習場に向かった。
病院に閉じ込められた感じで一歩も外に出れず、身体を動かしたくてしょうがなかった。
院内にもジムがありエアロバイクが置いてあったが、どうもこれは解放感が無いのでいけない。



退院は午後遅かったので夕方5時から2時間くらい打ち込んだ。
相変わらずテイクバックが決まらない下手なスイングなので芯を食うような当たりは出ない。
まああせってもしょうがないがコツコツと積み上げていくしかない。
スイング自体が体の運動として良いのかわからないが、集中して(楽しみながら)運動できるという意味では苦になる運動ではない。
右手の腱鞘炎もまだ完治の状態でもなく、左手首にはカテーテルの傷跡がまだ新しく残っている状態で良いのかと聞かれれば・・・自己責任の世界だ。
翌日は朝早くから熊本に帰った。
珍しく娘も一緒に行ってくれることになり、こういう時だけは病み上がりという事で助手席に座った。
入院中に借りていたWi-Fiルータでタブレットに接続してネットを見ながら移動した。



しかしこのWi-Fiルータ、高速移動中にたびたび接続が切れてしまう。
機器の問題なのか回線の状態なのかわからないがWiMAXもこの程度なのかと少しがっかりした。
もうそろそろスマホに切り替えることも考えた方が良いのかもしれない。
熊本は割と暖かかった。
気持ちの問題なのかも知れないが、久しぶりに帰省した娘も同じような事を言っていたのでそうなのだろう。
息子は歯医者に親不知を抜歯に行っていたようで昼過ぎに連絡がとれ一緒に食事に行くことになった。
抜歯したばかりで固いものは食えないというので近くにある「大黒ラーメン」に向かった。
人気店で休日のこの時間帯は行列に並ばなければと思っていたが割と空いていた。



福岡ではほとんど食う事のないラーメンも熊本に帰れば食ってみるかとなるのだ。
家では冬物を探しだし夏物と入れ替えた。
午後からはゆっくりと過ごし、夕方には福岡に向かった。
3日間の欠勤と祝日がありこの週は1日だけの出社だった。
机の上にはメモが並びその処理とパソコンのトラブルが2件ありその処理で結構忙しかった。
医療技術の進歩の恩恵なのだろう、ちょっと昔ならば命にかかわる病気でも2日泊まりの入院で済む。
退院してもほとんどダメージは無い。
ありがたい事なのだろうがあまりにも病気であることの意識が無い。
それもちょっと問題なのかも知れないな。

半年後

2017-11-22 23:15:03 | 日記ふう
左手首の圧迫バンドの圧力は1時間ごとに緩くなっていく。
左手の甲に赤い斑点が出来きむくんでいる。
午後から主治医から説明があった。
術後の経過は問題なく良好だったが、ほかにもいろいろと検査の結果が出ていた。
あまりよろしくないようだ。
今回もそのために処置(治療)があり、その報告の方が長かった。
ふたたび半年後に検査があるという。
一度に処置してしまえば良いものを、と思ったがあまり強気にはなれなかった。
結局、圧迫バンドを取ったのがその日(検査の次の日)の夕方で、心電計(というのかな)をつけたまま3日目の朝を迎えた。
これが胸に3か所貼りついているし首にかけられているので寝返りを打つたびに取れて、そのたびに看護士が駆け寄ってくるのでなかなか眠れない。
3日目は午後からの退院と聞いていたが、昼食が終わってからも何の連絡もないまま時間だけが過ぎて行く。
ネットで新聞を読んだり、本を読んだりしてゆっくりと過ごした。



午後3時前にやっと主治医がやってきて退院となった。
外は冷たい雨が降っていた。
病院のすぐ近くでは九州場所があっていて、今日も取り組みがあっているのだろう。
今回の九州場所も日馬富士の暴行問題などあり波乱万丈の興業のようだ。



問題の発覚となった日の会場の様子で、妻と娘が初めて大相撲とやらに行った日にメールで送られてきた写真だ。
華やかな大相撲興業の裏にもいろいろな問題(暴行問題だけでなく)があるようで、今後どんな経過になって行くのだろう。
半年後、私の場合は半年後だ。

検査入院

2017-11-21 11:25:19 | 日記ふう
誕生日の次の日だっかな、人生で初めて手術とやらをした。
手術といってもカテーテルによる治療で外科的な手術とはほど遠い内容だった。
あれから半年が経つのだ。
「半年後に今回治療した痕の検査を行います」
主治医からはそう云われていた。
予定では2泊3日の入院になる。
検査だけだと1泊2日で帰ることもできるのかも知れないし、再び治療が加われば延びる可能性はある。
会社には2泊3日の予定で休暇願を出した。
ここ数日の冷え込みで着るのもが無い。
冬物の入れ替えも済んでおらず、狭いマンションには夏物が並んでいて、熊本の家の冬物と入れ替えてないのだ。
「病院内は暖かいから」
と軽い服装で家を出た。
病院は前回5日ほど入院したのでこれといった戸惑いはなかった。



病室も前回と同じ部屋だった。
血圧や心電図など軽い検査を終え部屋で待ち時間となる。



午前10時に病院に入って手術室に入ったのが午後5時ごろだったと思う。
手術台に横になるとやはり緊張感が走る。
スタッフからの緊張感も感じられる。
左手首から入れるようだがなかなか入らないようだ。
「なかなか血管がつかまりません」
と何度も刺していた。
看護師が右手首の準備を始めた。
「入りました!」
主治医の声がした。
挿入の痛みが終われば後は大したことは無い。
造影剤の熱さだけだった、後はうたた寝で過ぎたわけだがえらい長い時間だ。
目覚めても何やら続いていて、どうも検査だけでは無いようだった。
しばらくして
「終わります」
といって終わった。
CCUで一晩過ごした。
圧迫バンドが痛くて左手首から先がむくんでいた。



今、一般病室に戻ってきて両手に刺さっていた管をとり、身体をきれいにふきあげて着替えたばかりだ。
さて今から今回の術の内容の説明があるだろう。

秋刀魚

2017-11-12 20:58:20 | 日記ふう
体調も精神的な所もかなり元通りになってきたと思う。
先ずは体調なんだが、ここ2年くらいはウォーキングを主体に毎日かなりの距離を歩くようにしていた。
歩くことに違和感を感じ手術によって脚の痛みもうそのように良くなった。
体幹がどうもふにゃふにゃして力が入らない時期もあったが、こちらの方はゴルフをするようになって随分と良くなってきている気がする。
ただゴルフに関しては、まだまだ体幹が弱い事と筋肉が落ちてしまっている事が定まったスイングが出来ない要因になっている。
ジョギンでも再会して基礎体力をと思っているが、なぜか今は時間が無い。
元気になってきている事は良いのだが、生活は今まで通りで早寝、早起きが続いている。
最近は朝4時に起きるのもつらくなってきていている。
しかし習慣とは恐ろしいもので辛くても起き上がり近くの公園で軽い運度をしている。
おかげで昼間にかなり集中力が落ちて辛い時間帯があったり、クルマの運転にも落ち度が出たりする。
今乗っているクルマはかコンパクトカーで小回りもきき、その分運転もかなりしやすいクルマだ。
今まで乗っていたちょっとゴツイ、パジェロとは随分と扱いやすい。
しかしそのクルマを2度ばかり当ててしまった。
一度はコインパーキングからバックで出そうとした時に後ろにあった電柱に軽くぶつけた。
バンパーにキズが出来たが大した事はなかった。
自宅マンションの立駐に入れようとして立駐の扉前にクルマをつけようとしたところ、マンションの入り口(これが狭いのだ)から通路の半分はコインパーキングになっていて、その境に車止めのような低い仕切りがありそれにクルマの左側をやってしまった。
いつもこれには気を付けなければと思っていた、がやってしまった。
こすりキズ程度だったので次の休みにクルマ屋に持っていき見積もりをもらった。
思わず「嘘だろう!」と叫びたくなるような金額だった。
ちょっとした気のゆるみだったが現実社会は容赦ないのだ。
自損事故で他人には迷惑かけることは無かったので良かったのだが、さすがに落ち込んだ。
こんな日は食うに限る。



旬の秋刀魚の塩焼きだ。

遠見ヶ鼻

2017-11-09 20:30:45 | 小旅行
朝から北九州に向かった。
国道3号を北に向かおうと思ったが、飯塚経由のほうが紅葉の色づきを確認できるかも知れないと思った。
ゴルフがあった朝倉方面から冷水峠と思ったがナビは違う道を連れて行く。
山道に入るが紅葉は見られなかった。
飯塚市に入り黒崎に向かう。
黒崎に入りしばしコンビニで休憩をとる。
黒崎に住む友人に電話してみたが出なかった。
九州でも有名企業に勤めていて、熊本に単身赴任で来ていた時の友人だった。
あることで知り合いになり、家にも泊りがけで何度も飲みに来ていた時があった。
あれからもう10年以上も経つ。
電話も呼び出し音は鳴るのだが出なかった。
突然の電話でもう電話帳にも登録さえされていないのだろう。
さてどうするか、皿倉山に登ろうかとも考えたが、北九州の街を散策するのも面白いかもしれない。
スペースワールドの横を抜け若松区の方に行きたいのだが、ここは洞海湾があり若戸大橋を渡らなければ行けない。
洞海湾に沿ってぐるりと回り道をして若戸大橋を渡る。
ここから海沿いをドライブして福岡市に戻るのも良いかなと思った。
途中に大きな湖があるところがある。
グリーンパークというのかその横を抜けると海に出た。
そこを左折して海沿いの道を走っていると「遠見ヶ鼻」という看板が目に入った。
どうも灯台があるようで風光明媚な予感がした。
行き止まりのところにかんぽの宿があったのでそこにクルマを停めた。
その横の細い道を抜けると青い海が広がっていた。



青い海に白い灯台、絵にかいたような風景が見えてきた。
海の先には水平線がただただ平行に広がっている。



そして少し風があるようで磯に打ち寄せる波が白い飛沫をあげ砕けていた。
しばし近くにある岩に腰掛け海を眺める。
心地よい潮風が気持ちよく、しばらく風に吹かれていた。



横を向くと宮崎の青島の鬼の洗濯岩のような海岸があった。
そして座っていた岩を見ると一枚岩のようだが土地色の丸みを帯びた変わった岩だった。



帰り際にあった立て看板を見ていると、どうもここにはかつて日本が大陸と陸続きだった形跡がみられる貴重な場所のようだ。
大陸から切り離れ、今日本の形を作り上げた何万年も前の話だ。
ロマンを感じた。

清水の滝

2017-11-06 21:17:42 | 小旅行
那珂川町から385号線で佐賀に向かった。
佐賀に向かうには脊振山超えが一番早いだろうとこの道を選んだのだが、那珂川町を過ぎ山道に入るといきなり田舎の風景が広がっていた。
紅葉にはまだ早いようだった。



しかし田舎ののどかな風景が心を豊かにしてくれる。
山道を登って行くと大きなダム湖が現れる。
新幹線通勤していた頃はこの真下を毎日通勤していたわけで、いまその真上にいるわけだ。
ダム工事もだいたい終わったのか、前回この道を通った時はまだまだ道もクネクネした山道だった。
長いトンネルを抜けると目の前には佐賀平野が広がっていた。
山道を下り降りると吉野ケ里に出る。
古代遺跡で有名な吉野ヶ里遺跡のあるところだ。
佐賀は紅葉の名所が多いと聞いていたが具体的にどこに行けばいいのかはまったくわからない。
とりあえず川上峡に行ってみることにした。
川沿いを少し山の方に入っていくと道の駅があった。
とりあえずそこで休憩を入れ、地図を手に入れる。
ここも紅葉にはまだまだのようだ。
川辺にコスモスの花たちが咲いていたのでそこに座ってキラキラと輝くコスモスの花を眺めていた。
地図でそれらしき場所を探していると「清水の滝」というのが目に入った。
早速クルマに戻りナビに目的地を入力する。
川にかかる赤い橋を渡り、佐賀平野の山側の道を進み、山道に入ると小さな温泉街のような集落に入った。
温泉街と思ったのだが鯉料理店が軒を連ねる所だった。
駐車場にクルマを停め、皆さんが歩く方に歩いていくと、大きな楠がある。





その周りには数体の石仏が所狭しと並んでいた。



急な坂道を登って行くと清水山見瀧寺宝地院という神社に着いた。
そこから急な階段を下りて行くと清水の滝が現れた。
結構落差のある滝で滝の前には立派な石仏が経っていた。
どうも修行場であったようで、この滝で打たれて修行をしていたのだろう。



高さは75mあるようでさらさらと落ちる水に滝壺には虹がかかっていた。
滝から流れる川沿いに数本の紅葉があった。
まだ紅葉には早いようだった。
名水に恵まれ鯉の養殖が始まった場所だったようで鯉料理屋が多いのはそういう事らしい。

珍しい虹と満月と

2017-11-05 20:33:34 | 写真投稿
11月もあっという間に5日が過ぎてしまった。
3連休も初日にゴルフコンペの予定があったが、後の2日は紅葉狩りと称しカメラを片手にドライブだった。
ゴルフの方はコンペといっても社内の有志達のコンペで、まあ親睦の意味合いが大きい。
それでもやっぱりゴルフとなると闘志をむき出しにする輩もいるわけで、性格が出るもんだ。
4年ぶりにクラブを握って半年、ふにゃふにゃの体にムチ入れて練習した成果か初参加で優勝という結果になった。
スコアの方はあまり良くなかったのだが、ダブルぺリアというコンピュータがはじき出したハンディがついての優勝だった。
3組の少数コンペで、1打2打の中に数名が入った中でわずかな差だった。
それでも優勝なのだから嬉しいものだ。
商品も割と良いものが貰えたのだった。
あとの2日は何もする気が無く、ただカメラを担いで佐賀や北九州にドライブ(宛先無い旅)に出た。



そのことは時間を作って書くとして、佐賀からの帰りに見た光景だ。
最初は山が変色しているのかと目を凝らして見ていたが、平地に寝そべった虹だった。



先日、三日月だったが満月の月に変わっていた。
夏から秋へ、そして後2か月もしないうちに年明けとなる。