セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

愛妻家のハガキ

2015-10-05 | セカンドライフ
 
   酒止めようか どの本能と 遊ぼうか       俳人金子兜太氏(96)

 仙台に遊んだ際、ご一緒したM子さんのご主人から、愛妻と遊んで呉れて有難う。という内容の礼状を頂いた。彼は他の用事で別行動だったのだが、奥様から一部始終を報告されたらしい。確か仙台で最初にお会いした時は「いやア何時までも愚妻と遊んで下さって有難う」と仰った気がしたが、昨日絵手紙的なハガキを頂いた。
良く読んで見ると、宛名の下の半分のスペースに「遠く離れて仕事をした間柄なのにお付合い頂き・・・」愛妻とお付合い頂いて感謝している旨、丁寧な文字で書かれている。「愛妻」という文字が4回も出て来た。本当に愛妻家なんだと感心した。
M子さんは彼のご両親を介護される日々「ちっとも大変じゃないのよ」と可愛く仰る。仕事で大変な時も笑顔を忘れず、気持ち良くお付合い下さった。
本当にご主人が、今でも奥様を愛していると堂々と仰るお気持ちが十分伝わった。
嬉しいハガキを、一寸妬けるハガキを頂き心が温まった。