セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

産経国際書展2012

2012-02-01 | セカンドライフ
              木の葉がすっかり落ちて真冬の様相(新東京美術館)

    
         先生の作品は迫力ありましたね(近藤豊泉書)

北風が強くて、気温はさほど低くは無いのに寒い。畑も寒々しい。
私は背中を丸めてしまう。こんな事が続くと猫背になるわけで・・・いかんいかん。

朝からリーン「お習字見に行きませんか?」とお誘い。サークルの友達からだ。

先生が現地で、説明して下さるので如何?と言われたが、実は私は、ひと足お先に
自分の友達と行って来てしまったのだ。

と言う事でお断りさせて頂いた・・・が何となく合点がいかないらしく
「何度行ってもいいんじゃない?」と言われた。
この寒いのに「とんでもございません」と負けずにお断りした。

書道展は、毎日新聞、読売、産経と行った三社が大きな書展の後援をしているらしい。
それぞれに特徴が有ると、同行してくれた友達の説明。

彼女は書や、絵画の見学に縁のあるお友達が居て、結構数十年も歩いているので、私より
遥かに詳しい。お助かり

会場は毎度の「新東京美術館」。
黒川紀章氏建築のこの美術館が大好き。ガラスの間から沢山の陽が洩れるわけで
館内に居てもお茶を飲みながら、日向ぼっこ気分。(ガラスカーテンウォール)

ゆっくりした時間が流れる空間が好き。そこここに空間が十分取って有るし
六本木って所もいいね。
千代田線「乃木坂」のホームからよそ見をして歩いていても夢中でお喋りしていても
気が付けば、館内っていいじゃない。おばたりあん向けの解説ね


圧巻は「三体千字文

            

三体:楷書・行書・草書                     まさに忍耐ですね。 

大体凡人には、千文字だって集中力が無いのに、それだけでもご褒美物。
写経の比では無いわね。

全文字は無理だったけど、ご参考までに三種類カメラにおさめましたので。

  

      楷書             行書             草書

   

同行の友達は、書いてある文字を読もうとしているけれどそうなったら
私も、もっと書を好きになると思うし、挙げ句古文書の一つでも読める様になったら
最高ね。
十年以上はかかると思うけど、東京直下型地震と、私の向上とどちらが早いかしら?