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あげちうのブロマガ

悪魔となった人のその後

少し考える部分ではある。

「正義は勝つ」事と、「神に逆らう事は出来ない」それは、同義か?だ。

漫画版の「デビルマン」は結局、神という名の悪魔の軍勢に、いわゆる悪魔が蹂躙され、”その側になった”デビルマンも死んで終わる、訳だが。最初は恋人を護る必要から人間を護る側に居た訳だが、人間は結局は悪魔に成ってしまい、その騒乱の中で恋人も暴徒に殺され、彼もまた、そのまま神の軍勢に滅ぼされる。それは何かの混沌ではある、正義はどっちだったのか?だ。

昭和の頃の、この辺の漫画の描き方?だ。作者と主人公とはかなりシンクロしていて、エンディングはハッキリしておらず、紡がれる物語、それはそのまま、作者の実体験的な?そう言うニュアンスを持つ訳だが。理解され難くなる、否定された時に対立が発生する境目ではある、それはリアルだったが、漫画である。

どっち?

結末、”そこ”にある答えはどうも、曖昧で良く解らない、ただ、残っては居て。

結局、作者も、そして第三者も?コンテンツの継続を願う時、しかし「なんか違う」に陥る部分ではある。デビルマンとは何だったか、その戦いとは何を意味したのか。いわゆる「正義は勝つ」で考えるとどうもデビルマンじゃない、台詞は象徴的ではある。

「俺は人間を護る為に悪魔に成ったんだぞ、なのに、”これ”が人間の姿か!?」

悪魔の様な変質を始めてしまった人間に対しての、彼の激昂であり。


それは一つのちょっとした感覚ではある。彼は、「愚者を護ろうとした」のだ。そう考えた時、そこに有る「壁」は、不意に越え難い何か、それとしてはある。彼が負けた事に対しても、納得せざるを得ない何かとして。展開を理解?する時、それは正答に近い気はする。

”それ”に対しては、人間的には、全否定と言う訳にも、感情論としては無理だ。

ただ、そう意識して再構築、を試みると何とも、違う様な違わない様な、そんな感じもする。「面白い」だろう、ただ、これはデビルマンなんだろうか?と言う、そこには疑問もまあある。

結局、神に救われている?のだ。

漫画として目指した、「正義は勝つ」それでは無く。

「デビルマンの映画は失敗した」というそれをリカバリーせんとする、そんな感覚の先で構築してみたそれは、何とも、これで良い様な悪い様な…おさまりの悪さは有る。描きたかったのはこれだったろうか?それは違う気はする、しかし。

恋人を護る為に、裏切者として、全てを捨てて戦う男、ではある。

「ヒーロー」と言うそれがどうも、しっくり来ない。


使用イメージ
https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im9790131
https://publicdomainq.net/abraham-bloemaert-0022654/


「デビルマン・ザ・シティナイト」企画

ストリード

 

導入ラフ。

デビルマン
表「愚かな人々を助ける」肯定否定
 それは愚かさとそれを背負う存在の選択
裏「主人公を助ける」否定肯定


アモスは、神と悪魔との抗争により、恋人だった存在を失った。
そのアモスに、”神”は取引を持ち掛けた、彼女を蘇らせたいなら悪魔を裏切れ。
アモスはそれを受け入れ、彼は裏切り者となり、地上へとやってくる、人々を護る為に

で、”それ”の憑依する存在として、主人公が選ばれ?て。

 

で、主人公の恋人とかが、アイドルデビューを目指す人、とかで。
後半かに、愚かな選択をしてしまい、エロい窮地に陥って、そこをまあ何とか的な。

 

神と悪魔の戦いの結果、悪魔は地上界から、神を締め出す事に成功する。
その封印は長続きはしないが、その間に人間らを浸食しえれば、戦力は増大する。
それが始まり、悪魔が、静かにゆっくり、人間に憑依し浸透していく状況。
そんな中、アモスは悪魔群を裏切り、神の使徒?として、人間界に降りて。
悪魔も、結局は人に憑依せねばパワーを発揮できない。今の状況ではまだ神のパワーにより、悪魔の力を発揮すれば人は死んでしまうし、その後も長続き出来ない。人間すべてを浸食してしまえば、神も力を発揮できない、そう成れば勝ちだ、とか。

悪魔が、次々と、人に憑依して、人間界を浸食しようとしている。
結局悪魔に浸食されちゃう人々、と言うのが愚者、という方向であり。

主人公は、アイドルデビューを目指す恋人と、最近不仲な状況。
主人公にすると、それは愚かな選択だが、彼女は夢を捨てようとしない
そう言う部分で、何故かアモスとシンクロ、現実に襲ってくる悪魔との戦いの中で、
彼はアモスの憑依を受け入れデビルマンに成った。

ともかく、地上に降りた司令塔的な悪魔を倒せれば良い、らしい。
それは”解る”ので、彼は悪魔らの暗躍に介入しては、それを倒す行為を繰り返す。
前半は、どう考えてもそれに引っかかるって馬鹿なんじゃないの?でしかないが。
そう言うのは実際には陽動みたいな物で、本体はもっと狡猾に、権力へ食い込んでいく
主人公も、結果で恋人とは尚更疎遠になってしまう、気づくと、彼女にも魔の手が。

かなりの無理矢理をどうにかし、恋人は危ない所で救出はされるが、悪魔は強大で
自身が悪魔に成っている事も恋人に知られてしまう中、何とか敵の悪魔を殺す事には

結果で、悪魔の侵攻は防がれ、神はアモスとの約束を護りはしてくれる。蘇るアモスの恋人。
だが、アモスは神の側にも悪魔の側にも居られなくなり、彼らは地上に残らざるを得なくなった。
ヒロインにして見ると、彼女を憑依させたら間違いなくアイドルデビューとかは無理、と言うのは解る感じ、主人公がそうである様に。しかし、ヒロインはそれを受け入れ。
彼らは主人公らに憑依、二人は同じく、デビルマンと成った。

デビルマンレディーとかの活躍シーン必要でしょうか。

恋人も殺されるが、アモスの恋人に憑依される事で蘇る、か。
それは無理して必要ないのでは>


「デビルマンとは何ぞや?」と言う、その辺からのアプローチ。


なんでヒロインはそんなアイドルなりたいんや?
>ケースバイケースだからなぁ。

 

10(10)
主人公、昼下がり、ベッドの上で。回想織り交ぜつつ。
それは自分だけだろうか、3年前の嵐の夜からだ、街の空気が変わった様な気がする。
世間は奇妙に殺伐として来て、それが理由って訳でも無い、自分もバイト先で喧噪を起こして辞めてしまった、あの時、相手は少し異常だった?それは、自分だけのそれだろうか。他のバイトを探したが、その後何処も、何故か、自分を採用する様な事はせず。
親も何時まで、こんな自分に飯を出してくれるか解らない、最近は剣呑だ。

携帯が鳴る、ヒロインから。
外に出て、バイクで指定の店の前まで。ヒロインはなんか男に絡まれてる感じ、主人公は慌ててか近づき仲裁。ナンパ野郎はでも、いきり立って主人公に食って掛かってくる、その後ろでヒロインが警察に電話、男らは逃げて、漸く。
「あ、解決しました」とか、ヒロインが警察を断りつつ、主人公と苦笑。
近くの喫茶店で、お茶。コーヒーしか頼まない主人公にヒロインがケーキを二つ注文し、「どうなのよ、彼女におごらせるのって」とか、ちょっと会話。
「で、話って?」なんでもヒロインが、アイドル試験の一次審査に合格した、と言う話。それをされると主人公としては渋い顔、まだそんな事言ってるんだ、なんでよ喜んでもいいじゃん、どこが良いんだよアイドルの、とか、そこでちょっと剣呑しつつ、結局ヒロインの方が怒って、お金だけ払って先に店を出てしまう。溜息をつく主人公。

気分的に夜の街をぶらつく主人公、そこで、先に逃げた男らと運悪く遭遇してしまい、そのまま裏路地に連れ込まれる。ともかく俺さ、今はもうムカついてしょうがねぇんだ、的に主人公を殴り始める相手、やがて相手の一人は本気で主人公を殺そうとし始め、仲間が制止する前で相手は刃物を取り出し、「俺の邪魔をするんじゃねぇ!」とか、仲間を刺してしまう。そのま相手はでも、狂気に彩られて行き、やがてはおぞましい悪魔の姿に。驚く仲間も殺し、逃げようとする主人公を捕まえて放り投げる。あームカつくぜぇ、憑依した奴の具合が良すぎた、もう長くは居られねぇ、アモス見つけりゃ昇進ってのに…運がねぇよ俺は、とかイミフな事を言いつつ、主人公に近づいてくる。

そこで、主人公は意識が不意に飛ぶ、何かの精神世界?目の前に誰かが居る、お前の体を借りたい、代わりに力を貸そう、それに主人公が承諾すると、飛んでくる攻撃を主人公は素手で受け止めそしてデビルマンに変身する。驚愕してる相手とハードに戦闘し、引き裂いて、それで主人公は変身が解除されて、狼狽えつつも、何とか家に帰る。


10(20)
親と「こんな時間まで!」的な衝突をしつつ、部屋に戻り、鏡を見る、容姿がどうも、薄黒くなっている感じがある。そして声が聞こえる、「俺の名はアモス、お前らの理解では”悪魔”と言うべきか、さっき殺した奴とまあ、同類だ」人間に憑依しなければ人の世界ではパワーを発揮できない。自分は、悪魔の侵略を食い止めねばならない、協力しろ。どういう事だ、さっきの様な奴が、人間社会に万の単位で憑依してるって事だ。憑りついて、人の姿のままでは見つけにくいが、本来の姿に成れば元には戻れない。その前に殺せれば殺したい。

アモスと、色々話をしつつ、街を歩く。あちこちに居る雑魚を相手してても意味は無いんだ、4獣神と呼ばれる連中を倒せれば、悪魔らは現世には居られなくなる。敵の居場所を調べる事は出来るが…その時は、自分の存在も連中に見つかる事には成る。ともかくテレビ関係に寄生してる筈だ、それが一番影響力があるからな、とか。という感じで、テレビ局の近くに。周囲を見ていると、不意にアモスは見つける。大物プロデューサーと言うかがテレビ局に入っていく所だった。運が良いという、その大物が、その一人らしい。

彼がテレビ局で強権を発動して横暴を尽くしつつ、やがては帰る事になり。アモスは「やるぞ」とか言って、突然か主人公の意向を無視して変身してしまう。相手の車を止め、ようが有るのはそいつだけだ、死にたくない奴らは逃げろ、と言う。相手は車から出つつ、「アモスか、随分と負抜けたな」とか言いながら、取り巻きの多くも悪魔に変身、彼自身も変身し、その場で人目をはばからず被害も無視して乱戦が始まって。ともかく最終的にはえげつなく、デビルマンは勝利し、空へ消えていく。

10(30)
夜の街の物陰で、変身を解かれつつ、ぜーはーしてる主人公。どうすんだよ、これじゃテロリストだよ、おたずねものじゃねーか!とか。時間が無いんだ、後3人を殺さねば、この町は遠からず悪魔に飲み込まれる。ともかく部屋に戻り、苦悩、ヒロインに連絡しようとして、何となく止める。

高級料亭的な場所で、3人がピンクなコンパニオンを侍らせつつ、会議中。4番目が殺されましたな。アモスはやはり、神の下僕に成り下がりましたか、女一人の為とは。眼を掛けてやっていたと思ったがな、まあ良い。神の封印は厄介だな、こんな場所をわざわざ創らねば自由も謳歌できん…とか、ピンクな皆様が、何の話してんだろー?な表情で話を聞いている、が。不意に気づくと、自分がえっちいな恰好で抱かれてる相手?が人間じゃない事に気づく、相手が「さて、食事にしますか」とか言って、抱いてる女性の頭をパクって感じにして、後はシルエット的にスプラッターな感じに。

ヒロインが、悪魔に襲われ服を引き裂かれる?夢で、不意に目覚める主人公。ヒロインからのLINEが入ってる、この前はゴメン、会えない?とか書いてあるが、主人公としてはそんな気分に成れず、また今度、とか返信して閉じる。少し目を閉じながら、意を決した表情で起き上がり、バイクに乗って走る。

アモスに聞く、「次の心当たりはあるのか?」警戒はしてる筈だ、悪魔の”濃い”所を見つければ解るだろう。やる気になったな、後3人だろ?早く終わらそう、そうだな。と言う感じの中、悪魔の「濃い」所を見つけるアモス。前出の一人が、


2021/10/05

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主題 デビルマン
情景 ある都市の裏側
描写 バイオレンスに
注意 デビルマンは悪魔である
主張 ”神”をも裏切らねばならない時はある
矛盾 裏切りましたか?>神には想定内なだけ

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