あげちうのブロマガ

承認欲求モンスターの前に有る国境の無意味

「君たちはどう生きるか」が、6位まで後退した、という割には実感的にレトロブーム?ではある。

インドネシアではLPレコードの再生産が始まった、とかで。世界規模の方向性でさえあって。

 

もちろん、昭和特有の問題、それはそれで残しているのだろうが。

誰の責任か?はともかく、どうでもいい場所でどうでもいい戦争が勃発してたり、ちょっと今に至ってもなんか意識は騒乱の中に居る感覚は、ある。「作者」と言う”神”を大事にする時、しかしそれらが混沌とした領域、というのも同時に発生はして「どっち?」気づくと、それは作者だけでもなく深刻な問題として不意にそこに有ったりする、訳だ。その視点で過去を振り返ると、実は古い因縁として残り続けた話?と思うと、何だか微妙な気分には成る。

この作品、デザインが良かったのか、現場がハイパワーだっただけか。

自分もかなり”その”傾向は有る、自覚は有るのだが、一つ通ると全部通したい、衝動に支配される感覚はまあ、ある。「スーパーマンがディランの次元ポータルに飲み込まれ、現れた世界では彼はアイアンマン(基本的には普通の人間が、その人物専用のパワードスーツを付けたヒーロー)に成っていた。それは通常の軍用スーツさえ太刀打ちできない程の超性能を発揮し」とか言う話を考えつつ、そのデザインを起こす。スーツの意匠はスーパーマンの”それ”にして、「おおスーパーマンだ」とか、”その”ファンがなんか笑ってしまう造形に注目が集まる。ガンダムでも、同人の領域ではかなり良く目にする方向性ではある、仮面ライダーみたいな造形のMSとか。”それ”だけなら笑っていい、のだが。特殊な領域では「その先」に踏み込んでいく事に。

この先、”敵”が「ハルクバスター」みたいなのを持ち出してきたりして、それと激闘するスーパーアイアンマン(・・・)、とか言う構図を想像する時、それはスーパーマンの功績か、それともアイアンマンのそれだろうか?だ。一応、スーパーマン寄りで考えていくと、この先はどんどんとアイアンマン色は消えていく事には成る。確かに言われてしまえばそれまでだ、チタン合金に夢を見過ぎでは有るまいか。もちろんか、クリプトン星の特殊合金で創られた(という事になる)スーパーアイアンマンスーツは、地球製のそれとは性能を画するのだが。

物語的には、同時にやってきたディランを倒す事で元の世界に戻る、事には成る訳だが・・・その時、この感じだと「アイアンマン」という土台は、かなり荒らされ否定されている、感じはする。道理で考えたら?荒らされてもしょうがないネタかもしれない、アイアンマンのそれは「特権」その容認でしかない訳で。スーパーマンみたいに、産まれついての、という諦めポイントの無いヒーロー?が抱える何かの闇ではあり、これを膨らませると、”そこ”を刺激してしまう。しかし広告代理店のそれの話は、ここに深刻な否定を向けてくる、事には成るのではなかろうか。

この場合展開的な妥協点としては、ミサイル等の「コスト的なパワー」が事態解決の上では重要、という感じには成るのだろうか。降り注ぐミサイル群は、スーパーアイアンマンにもどうにもならないが、それはそれで仲間が軍の協力を得られた時、彼らの迎撃ミサイルは壊滅的事態を回避し得た、とかそう言う。ともかく”この”世界に妥当じゃない存在は、最後は総じて排出されてオチ、そんな感じ?

「侵略」になっちゃうまで、相手の世界の要素を否定する、訳には行かない…というのは、ある。

今の傾向は果たして、だ。レトロブームを抑止しようとしているのか、或いは。古き良き時代の安定、それはしかし、「神に逆らうモノの排斥」それで成り立っていた、そう言う面はある。

「同人」と言う世界は、産業化するべきか、否か。

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