路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【筆洗】:将棋の羽生善治さんが「棋は対話なり」について分かりやすく説明している。

2018-09-22 06:10:35 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【筆洗】:将棋の羽生善治さんが「棋は対話なり」について分かりやすく説明している。

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:将棋の羽生善治さんが「棋は対話なり」について分かりやすく説明している。

 駒を動かしながら心の中で相手とこんな会話をしているという▼「ここまで取らせてください」「わかりました。そこまではいいでしょう」「じゃあ、これもいいですか」「いや、それはちょっとよくばりでしょう。こちらも戦いますよ」。こうした対話を重ね、押したり引いたりしながら、最終的に自分の有利な展開へと導いていくものなのだろう▼「ここまで取らせてください」「えっ、それはちょっと」「うるさい。これもだ」。ここまでひどくないことを願うが、国民を相手にした五年九カ月のその人の将棋にこんな危険な対話を感じるのである。自民党総裁選三選を果たした安倍晋三総裁(首相)である▼史上最長の首相就任期間も視野に入るが、今回の総裁選で伸び悩んだ地方票安倍さんがどう受け止めるか▼国民の考えに近い地方票安倍さんをためらったという「一手」に対し「うるさい」ではなく、別の手というべきか、耳を用意していただきたい。異なる意見傾ける耳である▼トランプ政権を批判するポール・マッカートニーさんの新曲「ディスパイト・リピーティッド・ウォーニングス」が話題らしい。危険だと何度警告されたのに無視して、大嵐に突っ込む船長の歌である。わが国船長には耳があることを祈るしかない。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2018年09月21日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

 


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