路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【記者の目】:多様化する落語界 個性の花咲かせ発展を=濱田元子(論説室兼東京学芸部)

2022-04-27 02:05:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【記者の目】:多様化する落語界 個性の花咲かせ発展を=濱田元子(論説室兼東京学芸部)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【記者の目】:多様化する落語界 個性の花咲かせ発展を=濱田元子(論説室兼東京学芸部) 

 3月21日、東京・上野の鈴本演芸場は、会場をぎっしり埋めた観客の熱気であふれていた。落語協会(柳亭市馬会長)で今春、4人の真打ちが誕生。この日、都内5カ所の寄席を回る50日間の昇進披露興行の大初日でトリをつとめたのが、春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)さんだ。

 

春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花さん(左から3人目)の真打ち昇進披露口上。披露目は現在、池袋演芸場で行われている=鈴本演芸場で3月21日、横井洋司撮影

春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花さん(左から3人目)の真打ち昇進披露口上。披露目は現在、池袋演芸場で行われている=鈴本演芸場で3月21日、横井洋司撮影

 浅草芸能大賞新人賞を受賞したばかりと、実力も折り紙付きだ。緊張の大舞台ではあるが、「今日は思い出作り」と明るく宣言し、師匠の春風亭小朝さんの得意ネタである古典落語「浮かれの屑(くず)より」をネタ下ろし(初演)。持ち味を生かした華のある若旦那を演じて、客席を沸かせた。

 長く男性中心で回ってきた伝統芸能の世界が、時代とともに変わりつつある。女性の入門者が増え、桃花さんのように高座で見ることが当たり前の光景になってきた。

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 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【記者の目】  2022年04月27日  02:04:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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