路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【女優・吉永小百合さん】:「本土が知らんぷりすべきではない」、

2024-10-10 00:02:30 | 【日米安保・地位協定・在日米軍・在沖米軍・オスプレー・普天間移設、米兵の犯罪】

【女優・吉永小百合さん】:「本土が知らんぷりすべきではない」、沖縄への思い語る

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【女優・吉永小百合さん】:「本土が知らんぷりすべきではない」、沖縄への思い語る

  来年1月5日に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで朗読コンサートを開く俳優の吉永小百合さんが28日までに、東京都内で沖縄タイムスと琉球新報の共同インタビューに応じた。沖縄に集中する米軍基地の在り方について「本土が知らんぷりすべきではない。沖縄の痛みを引き受けなければいけない」と訴えた。俳優として第一線で活動しつつ、全国各地で長年続けている詩の朗読などを通して反戦・反核や反原発を発言していることに関し「人にどう思われようと、自分の思ったことを伝えることが大事だ」と胸の内を語った。(27面に特集)  

 沖縄タイムス、琉球新報の共同インタビューの前に写真撮影に応じる吉永小百合さん=17日、都内のホテル(小笠原大介通信員撮影)

 2年前に来県し、普天間飛行場や名護市辺野古の埋め立て海域などを見て回ったという吉永さんは「辺野古のような美しい海がどんどん無残な形にされていくのは悲しい。なんとかできないものかという思いが募った」と振り返った。

 県民投票や各種選挙で「辺野古反対」の民意が示されても基地建設が強行される現状に「なぜ沖縄に70%の基地がなければいけないのか。日本人として、不公平な状況をどう考えるのか、みんなで話し合わなければいけない」と指摘。「もし、どうしても基地がなければいけないのなら他県が引き受け、それが嫌なら沖縄にもつらい思いをさせてはいけない」と語った。

 6月23日の慰霊の日に行われる沖縄全戦没者追悼式で朗読される「平和の詩」について「毎年感動する。子どもたちがしっかり未来を見つめて詩を書き、発表しているのはとても素晴らしい」と話した。

 反原発を訴え続けていることの理由を聞かれ「やはり怖いから」とし、2011年の東日本大震災に伴う福島第1原発事故が起きた中で「原発は持つべきではない」と強調。核兵器禁止条約への日本の参加も求めた。

 10月末の首里城火災は「当日朝のニュースで知り、とにかく驚いた。焼けて崩れ落ちる様子はつらかった」と述べつつ、「沖縄の方たちが何としても再建するという思いを持っている。私もできる限りサポートしたいし、早い再建を願っている」と語った。

 元稿:沖縄タイムス+プラス 主要ニュース 社会 【話題・地方自治・沖縄県・米軍普天間基地の辺野古移設問題】 2019年12月29日  17:26:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【新刊紹介】:わが恩師 石井紘基が見破った官僚国家 日本の闇 著:泉房穂

2024-10-10 00:01:50 | 【中央省庁・内閣府・1府11省2庁・主任の大臣・事務次官・官房・審議官・国...

【新刊紹介】:わが恩師 石井紘基が見破った官僚国家 日本の闇 著:泉房穂

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新刊紹介】:わが恩師 石井紘基が見破った官僚国家 日本の闇 著:泉房穂

 2002年10月、右翼団体代表を名乗る男に襲撃され命を落とした政治家・石井紘基。当時、石井は犯罪被害者救済活動、特殊法人関連の問題追及等で注目を浴びていた。その姿勢は、秘書だった泉房穂に大きな影響を与えた。石井は日本の実体を特権層が利権を寡占する「官僚国家」と看破。その構造は、今も巧妙に姿を変え国民の暮らしを蝕んでいる。本書第I部は石井の問題提起の意義を泉が説き、第II部は長女ターニャ、同志の弁護士紀藤正樹、石井を「卓越した財政学者」と評する安冨歩と泉の対談を収録。石井が危惧した通り国が傾きつつある現在、あらためてその政治哲学に光を当てる!

 ◆石井から泉に受け継がれた、不条理な官僚国家日本への義憤

 泉房穂は10歳にして将来は明石市長になると心に決めた。猪突猛進な性格は少年時代から変わらない。だが実際は弁護士になり、国会議員になり、紆余曲折を経た。彼の人生に寄り道をさせたのが、石井紘基との出会いだった。
 不正を許さず、弱者に寄り添う。石井には二つの正義があった。それを阻む最大の障壁が「官僚社会主義国家・日本」だった。それは石井が若くして留学したソ連とまるで同じシステムだった。石井は闇を照らして突き崩すことが国会議員である自らの天命と思い定めた。その石井が自宅前で刺殺され、真相が闇に葬られたという不条理への義憤が、政治家・泉の根底にある。
 やさしい社会をつくるための政治闘争。泉が市長退任の翌日に上梓した私との共著『政治はケンカだ! 明石市長の12年』(講談社刊)は、市議会、市役所、業界の「政官業の癒着」に挑んだ奮闘記だ。その姿は石井と重なり合う。
 石井の「国会Gメン」の仲間が原口一博、上田清司、河村たかしだった。原口は今、立憲民主党の非主流派に身を置き、上田と河村は立憲と一線を画す。石井が斃(たお)れた後、民主党政権で「官僚社会主義国家・日本」に君臨する財務省と手を握り消費増税を進めた野田佳彦、岡田克也、安住淳が今の立憲を牛耳っている。自民党は裏金事件で壊滅的打撃を受けたのに、石井の天命を受け継ぐ政治家は「野党の隅」に追いやられている。それゆえに泉の国政復帰への期待は根強い。
 泉は政権交代への筋書きを書くシナリオライターになると公言している。彼が掲げる「救民内閣」構想は、実現までに5回の選挙に勝ち続ける必要があるという。
 国民はそんなに悠長に待てない。「救民内閣」の実現まで5連勝する前に「官僚社会主義国家・日本」は逆襲を浴びせてくるだろう。石井の命を奪ったように……。
 石井が不慮の死を遂げたのは61歳のときだった。泉はこの夏、61 歳を迎えた。泉の小さな体の中で石井は生き続けている。天命を受け継ぐのは泉しかない。時代は風雲急を告げている。石井も泉の奮起に期待しているに違いない。

わが恩師 石井紘基が見破った官僚国家 日本の闇

 はじめに 石井紘基が突きつける現在形の大問題
 出版に寄せて 石井ナターシャ
  第I部 官僚社会主義国家・日本の闇
     第一章 国の中枢に迫る「終わりなき問い」
     第二章 日本社会を根本から変えるには
  第II部 “今”を生きる「石井紘基」
     第三章 〈石井ターニャ×泉房穂 対談〉事件の背景はなんだったのか?
     第四章 〈紀藤正樹×泉房穂 対談〉司法が抱える根深い問題
     第五章 〈安冨歩×泉房穂 対談〉「非凡な財政学者」としての石井紘基
         おわりに 石井紘基は今も生きている
         石井紘基 関連略年表

 ◆著者略歴◆
   泉 房穂 (いずみ ふさほ)弁護士、社会福祉士、前明石市長、元衆議院議員。
   1963年、兵庫県明石市二見町生まれ。東京大学教育学部卒業後、テレビ局のディレクター、石井紘基氏の秘書を経て弁護士となり、2003年に衆議院議員に。
 その後、社会福祉士の資格も取り、2011年5月から明石市長を3期12年つとめた。
 著書に『日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来』(集英社新書)、『社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ』(ライツ社)、『政治はケンカだ! 明石市長の12年』(聞き手=鮫島浩、講談社)他多数。
 出版社 : 集英社 (2024/9/17)
 発売日 : 2024/9/17

 価格1,045円(税込)

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【新刊紹介】:裏金国家 日本を覆う 「2015年体制」の呪縛 金子 勝 著

2024-10-10 00:01:40 | 【政治とカネ・政党交付金・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会名による政治資金...

【新刊紹介】:裏金国家 日本を覆う 「2015年体制」の呪縛 金子 勝 著

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新刊紹介】:裏金国家 日本を覆う 「2015年体制」の呪縛 金子 勝 著

 「裏金」がばらまかれ、言論を封殺し、縁故主義による仲間内資本主義(クローニーキャピタリズム)がはびこる日本社会。民主主義を破壊し、国際競争力を低下させ、経済の衰退を招いた「2015年体制」とは。負のらせん状階段を下り続ける、この国の悪弊を断つ。

 
 ■目次
  第1章 「2015年体制」というディストピア(日本政治の腐った根っこ
      「2015年体制」とは何か 世襲という病)
  第2章 自浄能力なき隠蔽国家―腐敗が止まらない仕組み(検察の権力チェック機能も自 民党の自浄能力も期待できない
 国会審議で明らかになったことは何か 自民党内のアリバイ的処分と法改正 政治資金規正法改正の自民党案の欺瞞性)
第3章 裏金国家―国が腐るとはどういうことか(「惨事」便乗型資本主義「国家的」な裏金作り 円安インフレと防衛費防諜の悪循環 投機マネーに狙われる国ずるずるとした滅び)
 第4章 裏金国家の経済政策―仲間内資本主義日本(プーチン型権力を目指すリフレ派とMMTが日本経済を滅ぼす政府の産業政策が衰退を加速させる)
 第5章 ディストピアから脱する道―裏金を提供する者のためでなく困っている者のための政治へ(政権交代が必須 円安インフレと格差拡大を防ぐ 防衛費膨脹を止めてイノベーティブ福祉国家へ 地方衰退を食い止める いかにして少子化を食い止めるか)
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【話題の著書】:自民党の大罪

2024-10-10 00:01:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【話題の著書】:自民党の大罪

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題の著書】:自民党の大罪

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【新刊紹介】:人間の証明 拘留226日と私の生存権 角川歴彦著

2024-10-10 00:01:20 | 【法務省・法制審議会・検察庁・地検・保護司・刑法・刑罰・死刑制度】

【新刊紹介】:人間の証明 拘留226日と私の生存権 角川歴彦著

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新刊紹介】:人間の証明 拘留226日と私の生存権 角川歴彦著 

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【2024年10月10日 今日は?】:国立競技場で、アジア初の東京五輪開会式

2024-10-10 00:01:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2024年10月10日 今日は?】:国立競技場で、アジア初の東京五輪開会式

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年10月10日 今日は?】:国立競技場で、アジア初の東京五輪開会式

 ◆10月10日=今日はどんな日

  銭湯の日

 ◆出来事

  ▼ボクシング世界フライ級タイトル戦で19歳のファイティング原田がKO勝利。世界王者に(1962)▼国立競技場で、アジア初の東京五輪開会式(1964)▼日本産のトキが絶滅(2003)

 

 ◆誕生日

  ▼風見しんご(62年=タレント)▼Toshl(65年=X JAPAN)▼比企理恵(65年=女優)▼佐藤仁美(79年=女優)▼クボケン(80年=5GAP)▼川村りか(82年=タレント)▼栗山千明(84年=女優)▼野村麻純(90年=女優)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2024年10月10日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2024年10月09日 今日は?】:柔道の山下泰裕が国民栄誉賞受賞

2024-10-10 00:01:00 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2024年10月09日 今日は?】:柔道の山下泰裕が国民栄誉賞受賞

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年10月09日 今日は?】:柔道の山下泰裕が国民栄誉賞受賞

 ◆10月09日=今日はどんな日

  トラックの日

 ◆出来事

  ▼道路交通法が改正され、全道路でのシートベルト着用が義務化(1986)(1952)▼オバマ米大統領にノーベル平和賞。「核兵器なき世界」への努力を評価(2009)▼柔道の山下泰裕が国民栄誉賞受賞(1984)

写真

 オスロで10日、ノーベル平和賞のメダルと証書を受け取り、笑顔を見せるオバマ米大統領=AP

asahi.com(朝日新聞社):オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文 - ノーベル賞

 ◆誕生日

  ▼水前寺清子(45年=歌手)▼なだぎ武(70年=タレント)▼安蘭けい(70年=女優)▼長野博(72年=タレント)▼夏川りみ(73年=歌手)▼サンシャイン池崎(81年=タレント)▼高橋真麻(81年=フリーアナウンサー)▼大友花恋(99年=女優)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2024年10月09日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2024年10月08日 今日は?】:プロ野球横浜ベイスターズが38年ぶりにセ・リーグ優勝

2024-10-10 00:00:50 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2024年10月08日 今日は?】:プロ野球横浜ベイスターズが38年ぶりにセ・リーグ優勝

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年10月08日 今日は?】:プロ野球横浜ベイスターズが38年ぶりにセ・リーグ優勝

 ◆10月08日=今日はどんな日

  木の日

 ◆出来事

  ▼プロ野球横浜が38年ぶりにセ・リーグ優勝(1998)▼阿蘇山が36年ぶり爆発的噴火。噴煙は1万1000メートルに(2016)▼サントリーが「ウイスキー12年」(角瓶)を発売(1937)

阪神対横浜 優勝を決め、ガッツポーズの佐々木主浩(右)を取り囲み喜ぶ横浜ナイン(1998年10月8日撮影)阪神対横浜 優勝を決め、ガッツポーズの佐々木主浩(右)を取り囲み喜ぶ横浜ナイン(1998年10月8日撮影)

 ◆誕生日

  ▼三田佳子(41年=女優)▼中山エミリ(78年=タレント)▼新妻聖子(80年=歌手)▼ブルーノ・マーズ(85年=歌手)▼平野綾(87年=歌手)▼高岸宏行(92年=ティモンディ)▼玉城ティナ(97年=モデル)▼伊藤理々杏(02年=乃木坂46)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2024年10月08日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【中島みゆき】:「ごぶさたしておりました」4年ぶりコンサートが初日 歌声と語り口でファン5000人を魅了

2024-10-10 00:00:40 | 【経済・産業・企業・IT・ベンチャー・起業・インバウンド(訪日外国人客)事業】

【中島みゆき】:「ごぶさたしておりました」4年ぶりコンサートが初日 歌声と語り口でファン5000人を魅了

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【中島みゆき】:「ごぶさたしておりました」4年ぶりコンサートが初日 歌声と語り口でファン5000人を魅了

 シンガー・ソングライターの中島みゆき(71)が4年ぶりとなるコンサート「歌会 VOL.1」を19日にスタートさせた。初日の東京国際フォーラムでは待ち望んでいた約5000人を前に全19曲を披露。変わらぬ力強い歌声を響かせ、伝説のラジオパーソナリティーらしい軽妙な語り口で観客を魅了した。

4年ぶりのコンサートで熱唱する中島みゆき

              4年ぶりのコンサートで熱唱する中島みゆき 

「ごぶさたしておりました。ようやくお目にかかることができました」。会場を埋めた老若男女のファンから温かい拍手がわき起こり、感無量の笑みを浮かべた。
 
 2020年1月にスタートした全国コンサートツアーはコロナ禍の直撃を受け、8公演を終えたところで無念の中止となった。中島は政府が大規模イベントの中止などを求めた2月26日に行った最後の大阪公演を振り返り「とっとと荷物をまとめて夜逃げのように逃げ帰ったあの日から4年」としみじみ。「気持ちを新たに、どうぞ最後までおくつろぎくださいませ」と心機一転をアピールした。
 
 その言葉通り、新旧織り交ぜた巧みな楽曲編成で新たなスタートを印象づけた。昨年公開のアニメ映画「アリスとテレスのまぼろし工場」の主題歌「心音(しんおん)」を初披露した際には「明日何が起こるかなんて誰にもわかんない。私だってまさかねぇ、ここに至ってアニソンデビューするようなことがあるとは思いもよりませんでしたよぉ~。きょうは、この今をありがたいと、私はただ思います」と感謝を込めた。
 
 同じく初披露の「倶(とも)に」や名曲「銀の龍の背に乗って」など”医療関係曲”を続けて披露した際には「わたくしの曲って、どういうわけか病院関係のドラマとか映画とかに使われることが多くって、私はちょっと親しみがあるんですけれども。お客さまの中に医療関係の方がいらっしゃった場合、全然くつろげないという”医療関係あるある”になりますが、しばらくの間我慢してください」と笑いを誘った。
 
 1995年以来、29年ぶりに披露した「店の名はライフ」では、関係者も初めて聞いたという楽曲の由来を丁寧に解説して往年のファンもうならせた。好評だったラジオ番組「オールナイトニッポン」をほうふつとさせる”お便りコーナー”では、イタリアから一時帰国した高校3年生や台湾など遠方から足を運んだ観客、ファン歴4年の中学1年生の手紙も読み上げ、交流を深めた。
 
 今回のコンサートは東京と大阪で5月31日まで全16公演を行い、約6万5000人を動員する予定。

 元稿:中日スポーツ社 主要ニュース 芸能・エンタメ 【芸能ニュース】  2021年01月21日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【歌っていいな!】:大バッシング ギター1本の「時代」に秘めた思い

2024-10-10 00:00:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【歌っていいな!】:大バッシング ギター1本の「時代」に秘めた思い

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【歌っていいな!】:大バッシング ギター1本の「時代」に秘めた思い

 名曲やヒット曲の秘話を紹介する連載「歌っていいな」の第24回は、中島みゆきの名曲「時代」です。デビュー当時、ステージで見せたパフォーマンスが批判されましたが、そこには胸に秘めていたある思いがありました。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 今では考えられないことだが、デビュー当時の中島みゆきには「生意気」「ツッパリ」といったイメージが先行していた。

 北海道出身の中島が、全国区に躍り出たのは、1975年(昭50)11月に東京・日本武道館で行われた第6回世界歌謡祭だった。中島は「時代」でグランプリを獲得したが、そのステージで起きた“事件”が「生意気」イメージを生むことになる。

中島みゆきの名曲「時代」のジャケット

     中島みゆきの名曲「時代」のジャケット

 世界歌謡祭には、その年のポピュラーソングコンテスト(ポプコン)で優勝した新人歌手が自動的に出場した。中島もそうした新人の1人だった。グランプリ受賞後のアンコールで、中島はオーケストラの指揮者に何やら耳打ちした。そして突然、伴奏なしのギター1本で「時代」を歌い始めた。歌謡祭前半のエントリー曲紹介では、フルオーケストラをバックに「時代」を力強く歌っていた。しかし、アンコールでは一転してオーケストラの演奏を自ら制止し、ギター1本で歌ったのだ。

 まさに前代未聞の新人だった。オーケストラのメンバーや現場スタッフは激怒した。新聞や雑誌にはバッシング記事が相次いだ。しかし、ギター1本で「時代」を歌ったのは決して中島のわがままではなかった。自らを発掘してくれた“恩人”へのお礼のつもりだったのだ。

 その恩人とは、ヤマハ音楽振興会の理事長で、ヤマハのワンマン社長として当時知られていた川上源一さんだった。69年にポプコンを創設した川上さんは、毎年全国から寄せられた応募曲を全曲聴いた。中島が「時代」を応募した74年はポプコン人気のピークで、応募曲は軽く1万曲を超えた。川上さんはその中で「時代」を耳に留めた。無名だった中島を浜松の自宅に呼び、こう激励した。「あなたは、すごい詞を書く。将来、詞で勝負するようなアーティストに育ってほしい。できれば、大音量をバックにするよりも、ギター1本で歌ったほうが、あなたの詞が人々に伝わると思います」。

 中島はその言葉を心に刻み、世界歌謡祭のラストでギター1本で切々と「時代」を歌い上げた。振興会で世界歌謡祭の担当者だった山口昌則さんは「当時、ポプコンの担当者たちはサウンドばかり注目していて、はっきり言って詞は盲点でした。中島さんの詞の可能性に注目したのは川上さんだけ。今でも頭が下がる思いです」と振り返る。

 ポプコンは86年に終了し、川上さんも同族経営が批判を浴びヤマハを離れた。

 そして時代は巡り、時は流れた。95年、中島が浜松でコンサートを行った時、川上さんが車いす姿で会場を訪れた。川上さんを見た中島は、世界歌謡祭でも見せなかった涙を、ステージ上でボロボロと流した。【特別取材班】

 ※この記事は97年12月10日付の日刊スポーツに掲載されたものです。一部、加筆修正しました。連載「歌っていいな」は毎週日曜日に配信しています。

 ■「歌っていいな」

 かつて日刊スポーツ紙面で掲載した音楽連載「歌っていいな」を復刻版としてウェブ初公開します。心に残る名曲やヒット曲の誕生秘話、知られざるエピソードを紹介します。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・歌っていいな!】  2021年01月10日  12:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2024年の運勢】:誕生月別に大公開! カネよりも「健康」と「人間関係」で乗り切れ

2024-10-10 00:00:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2024年の運勢】:誕生月別に大公開! カネよりも「健康」と「人間関係」で乗り切れ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年の運勢】:誕生月別に大公開! カネよりも「健康」と「人間関係」で乗り切れ

 ドジャースと1000億円を超える契約を結んだ大谷翔平は、新天地でどんな活躍を見せるか。新年の気になる話題だろう。カネはもちろん大事だが、庶民が新年を無事に乗り切るにはカネよりも体と人間関係のよしあしが重要だろう。これらの運気はどうか。誕生月別にクリスティーン デリコ氏に占ってもらった。①健康運 ②人間関係

 1月生まれ
  ①話題の健康法にチャレンジ。眼精疲労は大敵でスマホ時間を減らし、まぶしさ対策を②専門知識を高めることで趣味の合う人との出会いが期待できる。

 2月生まれ
  ①生活改善のチャンス。散歩や軽い運動など取り入れて規則正しい生活を心掛けること②新たな関係が築けそう。積極的にいろいろな場所に出かけよう。

 3月生まれ

  ①健康を過信せず必ず健康診断を。病気は早期発見、早期治療を肝に銘じて②親しき仲にも礼儀あり。関係を見直して危うい人は要チェックしよう。

 4月生まれ
  ①良好と不調を交互に繰り返しそう。食生活と運動などの改善は毎日の積み重ねで②何にでも興味を持って。世代を問わず新たな人脈ができる予感。

 5月生まれ
  ①体調管理よりもメンタルケアが必要に。いろいろなストレス解消法を試してみよう②人間関係リセット症候群になるかも。不安や悩みはだれかに話して。

 6月生まれ
  ①定期的な検診や良質な睡眠を確保できれば良好。歯の治療や口腔ケアに重点を②常に感謝の気持ちを。相手に期待しないことが穏やかに過ごすコツ。
 
 7月生まれ
  ①安定するが過信は禁物。暴飲暴食に注意してタンパク質を重視した健康補助食品の活用を②人脈が金脈に育つ。一生の友と呼べるような存在が現れそう。

 8月生まれ
  ①多少の無理は問題なし。病気やケガは再発に注意してダイエットや禁煙などに再び挑戦も②疎遠になっていた人との縁が復活。懐かしい場所へ出かけて。

 9月生まれ
  ①できるだけリラックスできる環境をつくろう。薄着は禁物で一年を通して冷え対策を②うっかり発言で親密な関係が破綻の恐れ。常に謙虚さを大切に。

 10月生まれ
  ①無理をしなければ心身ともに疲れ知らず。脳トレなど頭の体操も取り入れて②抜群のコミュニケーション能力を発揮。こまめな情報共有を忘れずに。

 11月生まれ
  ①体力の過信や我慢は要注意。忙しさで余裕を失わないように規則的な生活を②がっかりすること多々。外との交流を意識し過ぎず家族との時間を密に。

 12月生まれ

 ①パワー全開。柔軟な体は思いやりの心に通じる。ビタミン摂取を心がけて②ストレスになる人とはリセットも。気持ちがスッキリすれば新たな人脈が。

クリスティーン デリコ
著者のコラム一覧
 ■クリスティーン デリコ ハッピーマイスター

 陰陽五行説、十二支十干を基に、九星気学、空亡占星術・風水を組み合わせた独自の東洋占術で占う。なかでも、競馬などギャンブルがよく当たると話題。桜美林大学アカデミー、東京大神宮「歳時記講座」講師、インターネットの各種占い、スマホアプリ等でも活躍。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース】  2024年01月01日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】:明けても暮れても「大谷翔平」で毎日バカ騒ぎ…日本メディアにファンも辟易

2024-10-10 00:00:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】:明けても暮れても「大谷翔平」で毎日バカ騒ぎ…日本メディアにファンも辟易

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】:明けても暮れても「大谷翔平」で毎日バカ騒ぎ…日本メディアにファンも辟易

 この国のワイドショーやスポーツ紙は大谷翔平の追っかけ、チアリーダーに堕している。

 私が取っているスポニチを例にとれば、5月11日から21日(13日は休刊日)までの10日間で、大谷が1面を飾ったのが4回、パドレスのダルビッシュが2回、カブスの今永昇太が1回だった。日本のプロ野球界は「ないがしろにされている」となぜ怒らないのだろう。

 もっと酷いのはワイドショーである。中でも「モーニングショー」(テレビ朝日系)は大谷翔平専門チャンネル化している。

 昨シーズン終了後の移籍問題に始まり、ドジャース入団、今季の活躍予想、結婚発表と、この国の人間たちの関心は大谷にしかないと決め付け、呆れるほど長時間垂れ流した。

<picture>大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports</picture>

      大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 もちろん、元通訳・水原一平の違法賭博事件も連日だった。独自取材もせず、新しい情報もないのに、「大谷さん可哀相」的視点からだけの皮相な番組作りは、私のような大谷ファンをもへきえきさせた。

 ついでにいわせてもらうと、自分の感想程度しかしゃべれない“ボキャ貧”コメンテーターたちを並べるのはやめたほうがいい。アンカーマンが務まる人材がいないための苦肉の策だとは思うが、政治・事件・芸能すべてに答えられる人間などいるわけはない。

 加えて、故・安倍晋三元首相にベッタリだった元時事通信記者やNHKの元記者を、裏金問題など政治問題の解説者として起用するべきではない。安倍の“悪政”を見て見ぬふりをし、甘い汁を吸った人間が自民党に石を投げる資格がないことは自明である。

 ■ニューヨークでは無名

 話がそれた。ワイドショーやスポーツ紙にジャーナリズムは求めないが、大谷といういちアスリートを神のごとくあがめ奉るのはいい加減にしてはどうか。水原事件で明らかになったように、大谷は被害者ではあるが、30億円近い大金を盗み取られていたことに気づかなかったのは、大谷の対人関係や資産管理方法にも問題があったはずである。

 大谷は超人的なアスリートではあるが、完璧な人間ではない。“人間”大谷翔平という視点からの掘り下げ方があってもいいと思うのだが、大谷からシカトされるのを恐れる腰抜けの日本メディアにできるわけないな。

 同じことが大谷の伴侶にもいえる。旧姓・田中真美子という女性はどのような人生を送ってきたのか、27年間の人生で大谷以外の男と恋をしたことはないのか。醜聞大好きの週刊文春や女性誌でさえ、そうしたことに触れる記事が出ないのはなぜなのか。大谷と結婚した女性もまた神になりたまいしか。

 こうした無批判、無節操な日本のメディアの大谷取材が、当然ながらアメリカでひんしゅくを買っているようである。

 MLBを取材しているフリーランスライターの内野宗治はプレジデント・オンライン(5月17日)で、日本の記者たちが追っかけるのは日本人、特に大谷だけで、そのためには岩をよじ登って球団側に排除されても恥じない、自国中心で身勝手な取材のやり方だと批判している。このような取材方法を、「大谷にまとわりつくハエのよう」「メディアサーカス」と評しているそうだ。

 私のカミさんが5月の連休にニューヨークへ行ったが、テレビをつけてもマンハッタンを歩いていても「Ohtani」という文字を見ることは一度もなかったという。

 日本のメディアよ、大谷一人にバカ騒ぎしていないで、「関心領域」をもっと広げるべきだ。 (文中敬称略)

 (元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 芸能 【芸能ニュース・連載「週刊誌からみた「ニッポンの後退」」】  2024年05月26日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【大谷昭宏のフラッシュアップ・07.08】:なぜこうまで米軍にひれ伏すのか

2024-10-10 00:00:00 | 【日米安保・地位協定・在日米軍・在沖米軍・オスプレー・普天間移設、米兵の犯罪】

【大谷昭宏のフラッシュアップ・07.08】:なぜこうまで米軍にひれ伏すのか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大谷昭宏のフラッシュアップ・07.08】:なぜこうまで米軍にひれ伏すのか 

 いま東京、大阪のミニシアターで「骨を掘る男」という変わったタイトルの映画が上映されている。6月23日の慰霊の日を前に、私はその男、具志堅隆松さん(70)を沖縄に訪ねた。ポスター画像

(C)Okuma Katsuya, Moolin Production, Dynamo Production

 自らを「ガマフヤー」と呼ぶ具志堅さんは、かつての戦争で県民や兵隊20万人が亡くなった沖縄で、いまも壕(ガマ)に眠る遺骨を掘り(フヤー)続けている。案内していただいた南部の平和創造の森近くの壕をはじめ、これまで400体の遺骨を掘り出したという。

 「NO WAR」と書かれた帽子につけたランプの明かりが頼りの手作業。遺骨の近くに散らばるキセルとカンザシ、乳歯は、祖父と嫁、孫を想像させる。あごの骨が砕けた遺骨は小銃で自害した兵士のものか。

 だが、その具志堅さんが怒りで震えてくるようなことがいま起きつつある。

 海底が軟弱地盤で底なし沼のような辺野古新基地の埋め立てに、国などは沖縄南部の土を使う計画だという。沖縄県民が最後に追い詰められた南部は、いまも3000体の遺骨が眠っているといわれている。戦争に散った遺骨を、また戦争のための基地に運ぶのか。具志堅さんたちの怒りは治まらない。

 そんななか、またしてもこの1年で計5件の少女を含めた沖縄の女性に対する米兵の性犯罪が明らかになった。だが驚くことに政府と外務省は事件を知っていながら、沖縄県(県民)には県議選と沖縄慰霊の日がすむまでひた隠しにしていた。県民の反米軍感情の高まりを恐れたに決まっている。

 女性の生涯消えない傷に思いを寄せることもなく、なぜこうまで米軍にひれ伏すのか。いざというときに「私たちの国は二度と戦争をしない」と言えるのか。慰霊式での高校生の詩が浮かぶ。

 大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった 泣く我が子を殺すしかなかった 一家で死ぬしかなかった- 

 また誰かが争いを始めようとしていないか。しっかりと目を見開いておきたい。

 ◆大谷昭宏(おおたに・あきひろ)

 ジャーナリスト。TBS系「ひるおび!」東海テレビ「NEWS ONE」などに出演中。

大谷昭宏のフラッシュアップ

 ■大谷昭宏のフラッシュアップ

 元読売新聞記者で、87年に退社後、ジャーナリストとして活動する大谷昭宏氏は、鋭くも柔らかみ、温かみのある切り口、目線で取材を重ねている。日刊スポーツ紙面には、00年10月6日から「NIKKAN熱血サイト」メンバーとして初登場。02年11月6日~03年9月24日まで「大谷昭宏ニッポン社会学」としてコラムを執筆。現在、連載中の本コラムは03年10月7日にスタート。悲惨な事件から、体制への憤りも率直につづり、読者の心をとらえ続けている。

 ■「骨を掘る男」の作品トップへ

 沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたって収集し続けてきた具志堅隆松さんを追ったドキュメンタリー。

 沖縄本島には激戦地だった南部を中心に、住民の人々や旧日本軍兵士、さらには米軍兵士、朝鮮半島や台湾出身者たちの遺骨が、現在も3000柱近く眠っていると言われる。28歳から遺骨収集を続け、これまでに約400柱を探し出したという70歳の具志堅さんは、砕けて散乱した小さな骨や茶碗のひとかけら、手榴弾の破片、火炎放射の跡など、拾い集めた断片をもとに、その遺骨が兵士のものか民間人のものか、そしてどのような最期を遂げたのかを推察し、思いを馳せ、弔う。
 
 自身も沖縄戦で大叔母を亡くした映画作家・奥間勝也監督が具志堅さんの遺骨収集に同行して大叔母の生きた痕跡を追い、沖縄戦のアーカイブ映像を交えながら、沖縄の歴史と現在を映し出す。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・連載・「大谷昭宏のフラッシュアップ」】  2024年07月08日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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