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チラシの裏

樺島勝一昭和のスーパー・リアリズム

2008年10月28日 | ノンフィクション
ハイパーリアリズムを使い捨ての挿絵で
日本の画家の誰よりも最初に具現化してしまった、
いまや伝説の挿絵画家、でしょうね。

対象物を線でなくマッスで描いて、
写真製版技術の未発達のころは、
「まるで写真のようだ」「写真以上」
と言われたことは想像にかたくありません。

とにかく、かっこいい。
昭和40年に亡くなっているので、
直接雑誌で見たことはなかったのですが、
話だけは、あちこちで読んでいたので、
こりゃ、もう、即購入です。

戦後の後継者、小松崎茂も
「樺島先生にあこがれてねえ」
と言っていたほどの先駆者です。

『海底魔城』(海野十三)の挿絵なんか
センス・オブ・ワンダーがいっぱいでいいですねー。
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