梅雨の晴れ間に安達太良山に初夏の花を訪ねた。
早朝の安達太良高原スキー場は静寂の世界。
ヒオドシチョウ・・・越冬したのか翅がボロボロに欠けている。
まず頭上に白いサラサドウタン(更紗灯台)が出迎えてくれる。
ユモラスな姿のニガナ(苦菜)・・・文字通り白い汁はかなり苦い。
赤色のサラサドウタン・・・朝の陽に朱色が眩い。
ミドリヒョウモン(♂)・・・湯道を整備中のTさんのバイクで一休み。
前方に箕輪山が望める勢至平の分岐点には大きな岩がある。
その岩の表面には丸い穴が無数に開いて、自然の偉大な力を感じる。
ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)・・・釣鐘のようなその姿は愛らしい。
サラサドウタン・・・梅雨の晴れ間、嬉しさにワルツを踊る?。
アカモノ(赤物)・・・赤いガクと白い花のコントラストが何とも可愛い。
イソツツジ(磯躑躅)・・・ミニ石楠花のような可愛い花。
マイズルソウ(舞鶴草)・・・ハート形の葉が特徴。
タニウツギ(谷空木)・・・新緑の中で咲くピンクの花はひときわ映える。
ツマトリソウ(褄取草)・・・白色の清楚な花は小さいながらも存在感をしめす。
ナナカマド(七竈)・・・見た人に幸せが訪れるという、絶滅危惧種のルリモンハナバチを発見。
ハイマツ(這松)・・・雄花は良く見ると、なかなか美しい。
マルバシモツケ(丸葉下野)・・・黄色い花?と思ったら。
オノエラン(尾上欄)・・・純白の清楚な姿にウットリ。
安達太良山(乳首山)直下。
山頂を後に牛の背から振り返り見る安達太良山。
牛ノ背の尾根道は、まるで赤絨毯を敷きつめたように赤い。
イワカガミ(岩鏡)・・・常緑で冬を越し、初夏一番に草原を彩る。
ミネズオウ(峰蘇芳)・・・小さな白い花は、まるで星を散りばめたよう。
チョウ???
クジャクチョウ・・・翅を広げると目玉模様にビックリ!
初夏の勢至塔は華やかだ。
寒さに耐える勢至塔・・・2014/01/28撮影
おわり
どの写真も静けさを感じますがどうしたんでしょうか。
今の時期は花が本当にきれいなんですね。
こんなのを見ると行って見たい気がします。
花や動物まで何でこんなにいろいろ知っているのかな~。
沢山のお花が咲いているんですね^^
梅雨の晴れ間は貴重ですね。最近ではいっつも曇り空で憂鬱になってしまいます。今朝は久しぶりの青空が見えますが山に行けない~(T_T)
ルリモンハチですか。
こんなに綺麗な色のハチ、初めて見ました!青いカミキリムシは以前キャンプで見ましたが、、。
先日の磐梯山ではアサギマダラに道案内してもらったけどじっとしてくれないので写真撮れませんでした^^
猛暑とどろんこ道を予想してムギワラ帽子とゴム長での山行でした(笑)
午後の雷雨を警戒して、早朝の出発でしたが、花と蝶に惑わされ、山頂に着いたのは11時でした。
仰るとおり平日の山は、ほとんど人に会わず静かな山行が楽しめます。
一応図鑑は常備していますが、気になるものは写真を撮りネットで調べます。これが結構面白いものです。
ドウタンツツジなどは気紛れで咲かない年がありますが、まあまあでした。その点、小さな草花は律儀に咲いてくれ感謝です。
そうそう、最初にアサギマダラにも出会いましたが、全然翅を休めてくれません。
その代わり、大きな目玉模様のクジャクチョウは馬車道で何匹も寝そべっていて撮り放題でした(笑)
コメント遅れてゴメンナサイ。
静けさが伝わってきます。
花と蝶 今日は何処まで ゆくのやら
麦藁帽子と長靴のカトチャンの姿が眼に浮かびます。
一緒に歩けると花と蝶の話をいろいろ聞くことができる
んですが・・・厩嶽山ではあまり無かったようでしたね。(もっとも当方は聞いた傍から名前を忘れるような始末ですがねー)
またご一緒できることを願っております。
メモ帳を持って行きます
花と蝶 今日は何処まで ゆくのやら 花のいのちは短くて 蝶のいのちもはかなくて
ムギワラ被って、ぴんころさんとワタスゲの湿原をノンビリ散策したいものです