加藤ちゃんの日々是好日

安達太良山行&芸能ボランティア

磐梯山山開き

2018年05月30日 | 磐梯山

5月27日、磐梯山の山開きが快晴の下開かれ、6年ぶりの山開きを楽しんだ

 

八方台登山口は磐梯山ゴールドラインの標高1200m地点にあり、磐梯山に一番近いルートになる

 

 

途中のブナ林にはタムシバの白い花と甘い香りも漂う

 

 

旧中ノ湯温泉付近からは磐梯山も望める

 

 

白濁した登山道周辺ではブクブクとガスが噴き出ている

 

 

中ノ湯の湿原にはミツガシワが伸び始めていた、カシワの葉に似た3個の木葉がミツバのようについている

 

 

登山路の左側岩壁は旧火口の一部で所々から白い噴気が確認できる、奥は櫛ケ峰(標高1,636m)

 

 

桧原湖は1888年の磐梯山噴火により出来た、バックに朝日連峰と月山が確認できた

 

 

飯豊連峰もその雄姿を見せてくれた

 

 

ムラサキヤシオツツジ、この時期山肌をピンク色に染めあげてくれる

 

 

タチツボスミレ??登山路の所々に咲いて疲れを励ましてくれる

 

 

磐梯山の直下(1,630m付近)に弘法清水小屋と岡部小屋がある

 

 

ミネザクラ(タカネザクラ)は、バラ科サクラ属の植物で桜の野生種の一つ

 

 

桜の咲き乱れる弘法清水から見上げた磐梯山

 

 

満開のサクラを愛でながら、最後の急坂を山頂目指して登りつめる

 

 

磐梯山頂の三等三角点は長年の間に消滅?してしまったので、2010年10月に再測定設置をした

 

 

磐梯山頂から猪苗代湖を望む、左寄りが猪苗代町

 

 

磐梯山頂から会津若松市街地を見下ろす

 

 

山頂南西にはミヤマキンバイの群生地も

 

 

山頂南東部には翁島口からの登山路が見える、一昨年秋に猪苗代リゾートホテルから3時間かけて登った想い出も

 

 

磐梯山の標高は8年前に再測定の結果(1819m➡1816mになった)

 

 

弘法清水小屋前では磐梯山の風景を描いた3枚セットのハガキが無料で配られ、青空郵便局のポストが設置された

 

 

第61回 磐梯山開きペナント 磐梯山噴火130周年と

 

 

弘法清水小屋から、お花畑ルートを通って下山することに

 

 

???

 

 

ミヤマキンバイの咲き乱れるお花畑から磐梯山山頂を望む

 

 

深山金梅(ミヤマキンバイ)花言葉は「幸せ!」

 

 

お花畑の北側は噴火口壁の断崖となり、直下の噴火口までは490mの落差がある

 

 

ムシカリ 葉が虫に良く食われるから「虫食われ」から転訛して、ムシカリの名になったという

 

 

サンカヨウ 濡れるとガラス細工のように半透明になる不思議なミステリーな花

 

 

エンレイソウ 葉は3枚、萼、花も3枚、と分かりやすい特徴をしています

 

 

クロモジ(黒文字)和菓子に添えられる爪楊枝の素材として知られる、若芽の樹皮に入る黒い斑が美しい

 

 お わ り

 

 

 


磐梯吾妻スカイライン 春山紀行

2018年05月23日 | マウンテンバイク

5月22日、 吾妻小富士のウサギの雪形に魅せられて、今日は高湯温泉から自転車でスカイラインを一周する事に

(5月22日はサイクリングの日という記念日と制定されています)

 ニセエンジュの甘い香り漂う荒川の日の倉橋から、今日訪れる快晴の磐梯吾妻スカイラインを望む(8:00)

 

 

 

 磐梯吾妻スカイライン高湯温泉を出発!(8:35)

 

 

 サラサドウタン(更紗灯台)花の形を更紗模様染めに見立てたのが名前の由来とか

 

 

 エンレイソウには毒がありますが、薬用としても効能があり、命を助ける役割があることから、(延齢草)となりました。

 

  

 

高湯温泉から約50分で標高1,000m 、今は緑一色ですが ⇓ 秋になると真っ赤に紅葉します

 

〈2017年10月22日撮影〉

 

 

タチツボスミレ??

 

  

 フデリンドウはとても小さな花なので見つけにくい、晴天の日だけ花をこのように開く!

 

 

井上靖氏が名付けた沿線の景勝地の一つ、ダケカンバの樹海が広がります

 

 

 のんびり登りながら癒されるのが、ミツバツツジのピンク色

 

 

 不動沢橋 長さ170m 高さ84m 現在の橋は老朽化のため2000年に架け替えられた2代目

 

 

 不動沢橋

 

 

 ヘアピンカーブから見下ろした不動沢橋 手前が古い橋脚

 

 

 吾妻小富士 1,707m、一週間前山頂から雪うさぎの雪形を踏んで下りた

 

 

 天狗の庭 標高1,340m

 

 

 シモフリ山を回り込むと正面に吾妻小富士が間近かに姿を現す

 

 

 シモフリ山の付近は火山性ガスが噴き出して危険個所なので、”窓を閉めて!”と標識があるが??

 

 

 雪渓が残る姥滝沢(須川の上流)と吾妻小富士

 

 

微かな硫黄の匂いに 振り返るとラクダ山のふもとが白濁した色に

 

 

 標高1,500mからラクダ山を振りかえる

 

 

最近では 2008年11月11日、一切経山で高さ300mの大噴気が観測され以来噴気活動が続いている

 

 

 イワカガミ 涅槃坂付近の日当たりの良い場所で咲き始めていた、ヒメイワカガミ(白花)もあると言うが?

 

 

 標高1,600mの浄土平にやっと到着しました(12:10)

 

 

 ほとんどお客さんがいないレストハウスで温かいトン汁を頂きながら昼食とする

 

 

 天気も時間にも余裕があるので土湯峠を越えて帰ることに!(13:10)

 

 

 噴煙を望む一切経山とミネザクラをバックに

 

 

 磐梯吾妻スカイラインの道路最高点は1,622m、此処からはほとんどが下り坂となる

 

 

 高山(1,804m)をバックに形の良いダケカンバが映える

 

 

 沿道に咲き競うミネザクラ

 

 

 双竜の辻付近から望む安達太良連山、中央が箕輪山

 

 

滝見台からは磐梯山の雄姿が望める

 

 

 湖見峠のヘアピンカーブを過ぎると幕滝が新緑の中に

 

 

 土湯峠でスカイラインも終え、左に折れて土湯温泉に下りる(14:20)

 

 

 トンネル内は自転車は通行禁止、旧道をお通り下さいと

 

 

 土湯峠の分岐箇所には水芭蕉の群生地が見られる

 

 

 土湯峠から下りると、鷲倉温泉、新野地温泉、野地温泉と湯煙の温泉郷が続く

 

 

 鬼面山の麓を、土湯温泉まで旧道を下ることに

 

 

 旧土湯スケート場跡地を湘南湖ビオパークと呼び、白やピンクのスイレンが初夏の訪れを告げている

 

 

 土湯温泉に立ち寄ると火曜日はお休みの店が多く、”月のゆぶじえ”で足湯を楽しむ

 

 

 金蒟館で味噌おでんを頂く

 

 

 土湯温泉に別れを告げて(15:55)

 

 

土湯温泉から上姥堂バス停までハイスピードで30分、チャリを置きバスで高湯温泉まで車を取りに(16:25)

 

 

 高湯温泉は400年以上の歴史を有し、薬効成分が高い全国有数の高濃度硫黄泉かけ流し湯が楽しめる温泉地

 

 

 高湯温泉は2010年に東北では初めて「源泉かけ流し宣言」を行った湯質に定評のある温泉です

 

 

 「あったか湯」から50メートルほど上がったところに整備された公園、源泉かけ流しの温泉池があります

お わ り

 

 

 


消えゆく運命の「雪うさぎ」に逢えるかな?

2018年05月17日 | 吾妻小富士

5/15(火) 好天の陽気に ”吾妻小富士の雪うさぎ” は日々小さくなるばかり、さあ今年も雪うさぎを踏みに出かけよう!

 

荒川に架かる日の倉橋から望む吾妻小富士お目当ての「雪うさぎ」も消え行く運命!

 

 

微温湯温泉の庭に満開のアヅマシャクナゲが見事に咲きそろって(10:40)

 

 

微温湯温泉の道路両側がくまなく掘り起こされて!・・・イノシシの仕業か?

 

 

車を捨て微温湯温泉から吾妻小富士への登山路に踏み分ける

 

 

尾根を少し登ると足元に紅紫色の花冠がピンク色に染め落ちて

 

 

見上げるとムラサキヤシオツツジが満開に咲き誇る

 

 

ヒメコマツの大木が並ぶ尾根道にもムラサキヤシオツツジが出迎えてくれる

 

 

足もとにはマイズルソウの若葉も伸び出して

 

 

ショウジョウバカマはピンク色から地味な色に変わりつつあるが、イワカガミはまだ蕾が固い

 

 

イワナシのみずみずしい淡紅色の花を登山路に見つけると足の踏み場がなく困ることも

 

 

吾妻小富士の雪うさぎのお尻の雪はまだ健在、帰路は山頂からこの地点を目指して降りて来る予定だが?

 

 

吾妻小富士の裾を周回し、一切経山の噴煙も見えて来たので一休みしジャムパンを食べることに

 

 

吾妻小富士の裾道で一番大きくえぐられた箇所を渡るのも厳しいが楽しい

 

 

北側のシモフリ山を周回するスカイライン

 

 

シモフリ山からラクダ山そして一切経山へと山波は続く

 

 

登山路にある指導標、クマモンにガリガリかじられ倒壊寸前か?

 

 

スカイラインの標高1,500m付近に登山路が合流した

 

 

浄土平の東斜面にはまだ残雪が残り、ここを左に乗り越えると浄土平の駐車場だ

 

 

浄土平に到着、微温湯温泉から2時間40分の道程でした(13:20)

 

 

浄土平のレストハウスで楽しい食事の時間です

 

 

浄土平から吾妻小富士へ

 

 

吾妻小富士から浄土平、その向こうに一切経山を望む

 

 

吾妻小富士の噴火口、5~6,000年前に形成されたと言われている、左上が最高峰の1,704m 火口底の標高は浄土平と同じ約1,570m

 

 

吾妻小富士の最高峰地点にある大岩、左奥が福島市街地で信夫山も小さく見える(14:40)

 

 

山頂から南側を望むと、高山(1,804m)と安達太良山の連山が見える

 

 

吾妻小富士山頂から矢印の方向に、雪うさぎのお尻の残雪を利用して下山した

 

 

吾妻小富士山頂から、雪うさぎのお尻(中央左の残雪)を目指して(14:45)

 

 

途中のガマ岩?で一呼吸おいて、山頂のお大岩を振り返り望む

 

 

その下の白い岩から山頂を振りかえる、中間に先ほどのガマ岩が見える

 

 

”雪うさぎ”の背中の部分に到達

 

 

吾妻小富士で最大の残雪となる”雪うさぎ”の背を歩いて

 

 

”雪うさぎ”のお尻の部分は、自分の尻セードでスピードアップ! だがかなりの急傾斜なので要注意!!

 

 

予定の登山路に無事合流すると、ミネザクラが満開の笑顔で直滑降ゴールを祝す!

 

 

雪うさぎのお尻部分をゴール地点から見上げる、雪渓中央に尻セードの跡が白く見える(15:05)

 

 

日当たりの良い登山路には、ミネヤナギが黄色い花穂を踊り舞うように咲き競う

 

 

大岩のある分岐点から、右に鍛冶屋川沿いに佐原村に吾妻の硫黄を運んだ登山路があるが??

 

 

小さな沢を越えるとハイマツが無くなり、コナラ林の気持ち良い下山路がつづく

 

 

ハクサンシャクナゲの間から顔をのぞかせた山菜のコシアブラ、中国地方ではバカと呼んでいる

 

 

ムラサキヤシオツツジの咲くヒメコマツの樹林帯、気持ちの休まる尾根道だがクマモンの通り道でもある

 

 

イワカガミ(岩鏡)、葉は丸く光沢があるので鏡に見立てて名付けられた

 

 

浄土平から2時間で微温湯温泉に無事戻りました(16:10)

 

 

微温湯温泉の庭に見事に咲いたヤマツツジの大株

 

 

ヤマツツジの花 5本ある雄しべが目立つ

 

 

微温湯温泉庭先のアズマシャクナゲの花を愛でて帰路に着く

 

 

天気図

福島市街地 = 最高気温:29.4℃ 最低気温:11.1℃ 東の風:2m/s

 吾妻小富士山頂からの"雪うさぎ"探訪記 №13

お わ り

 


シラネアオイ咲く半田山に自転車紀行

2018年05月12日 | 里山歩き

ゴルデンウイーク最終日、天候も回復した 5月6日(日)自転車で福島県北部の半田沼自然公園に向かうことに

自宅出発(11:10)

 

 

阿武隈川堤防沿いのサイクリングロードを走り大正橋から桑折町に入る

 

 

桑折駅前の「ながら食堂」は閉店??? 仕方なく飲物だけを買い、昼食は半田沼までお預けに

 

 

麓の半田醸芳小学校から半田沼まで5Km、自転車で1時間の急登が始まる(12:40)

 

 

正面に見えるのが半田山 この地点が標高150mとすると山頂まで標高700m以上ある

 

 

半田山自然公園の手前のイラストマップ

 

 

標高450m付近の半田山管理センターにやっとこ到着(13:40)早速木陰で百円割引の"焼きそば"に食らいつく

 

 

駐車場に自転車を置き、右回りコースで半田山頂に登り半田沼畔に下りて来ることに(14:05)

 

 

ちょうど自生しているシラネアオイの開花時期

 

 

レッドデータブックふくしまに、準絶滅危惧種に指定されているシラネアオイだが、盗掘により大幅に減少していると!

 

 

シラネアオイ(キンポウゲ科の白根葵)は日光の白根山に多く、花がアオイの花に似ていると

 

 

林道から分岐し、少し入ると登山口となる

 

 

半田山登山口、ここから急登900mで山頂へ!

 

 

山頂まで〇〇mと100mごとに標識が

 

 

登山道はきれいで、ゴミ一つ落ちていない!

 

 

山頂近くからハート型に見えるビューポイントが見えます、半田沼は農業用水なので夏季は水が少ないです

 

 

道がなだらかになると山頂はすぐそこです

 

 

誰も居ない一人のボッチの半田山頂で(863.1m)、一等三角点と三つの祠をバックに

 

 

山頂からふもとの国見町を 高速道路、新幹線、4号線と見えます 奥が阿武隈川

 

 

 

山頂からの帰路は往路を戻らず、東側の道を周回し(2.2Km)半田沼に下りることに

 

 

半田沼近くまで下りるとヤマナシの純白の花が樹幹をおおうように見事に咲いていた

 

 

沼畔にはヒメサユリの群生地も

 

 

自転車をキープした半田沼畔の管理センター駐車場に戻り、一周(5.7km)した半田山を仰ぐ (16:15)

 

 

帰路、桑折駅近くの 右「奥州街道」 左「羽州街道」の分岐点 追分で(16:35)

 

 

無事、自宅に帰着(17:50)

お わ り

 

 

 


雪解けの安達太良山

2018年05月04日 | 安達太良山便り

 連休初めの4月29日(日)、残雪の安達太良山に!

麓の阿部牧場付近からから望む安達太良山

 

 

安達太良ロープウエイも4月21日から運行開始しているが・・・歩くことに徹して!(8:30)

 

 

ゲレンデの雪も消え、桜の花が奥岳にも春の訪れを告げています

 

 

ムシカリの葉も両手を広げ、春の訪れを喜び待ち望んでいるかのように

 

 

”この上の空がほんとうの空です” 雲一つないスカイブルーのほんとうの空!(10:00)

 

 

ハクサンシャクナゲの花芽・・・登山路でこれほどの花芽を付けているのも珍しい

 

 

表登山路(仙女平)分岐点、雪解けで登山路はグチャグチャ

 

 

 

 山頂手前の大雪渓はまだまだ健在!

 

 

安達太良山頂を望む

 

 

安達太良山頂から北西に、純白の飯豊連峰を望む(11:20)

 

 

安達太良山頂での気温は15℃、ちなみに福島市街での最高気温は29.5℃でした

 

 

快晴の山頂でのお昼時、残雪の船明神山と奥には磐梯山、右奥には飯豊山が(12:40)

 

 

赤径から安達太良山頂を振りかえると

 

 

船明神山と障子ケ岩の間から磐梯山が

 

 

牛の背と馬の背の境から残雪の鉄山を望む

 

 

沼ノ平の雪も融け(13:00)

 

 

峰の辻から安達太良山を望む

 

 

 峰の辻から暫らくはザクザクの残雪を楽しんで

 

 

ソーラー発電パネルを備えたくろがね小屋だが、築55年を迎え建替え計画もあるとか?(13:40)

 

 

1982年 日本山岳会福島支部35周年を記念して寄贈された鐘、初代の鐘は小屋の中にある

 

 

想い出の鐘を鳴らして下山開始!(14:25)

 

 

小屋下の雪の消えた湿原で、早くも姿を現した水芭蕉に見送られる

 

 

見返り坂からくろがね小屋に別れを告げて

 

 

ショウジョウバカマの群生地、道路沿いに沢山咲くが此処ではシロバナは見た事が無い

 

 

”勢至塔”は裏に 文化元甲子(1804年)六月吉日、台座には右深堀 左二本松と

 

 

”八の字” に英文の案内板が設置、安達太良山も外国登山者が多くなったのか?

 

 

雪解けで烏川の水量もかなり多い

 

 

奥岳登山口に到着、あだたら高原パトロール小屋の時計はスキーも終わり休止中(15:30)

 

 

お わ り