加藤ちゃんの日々是好日

安達太良山行&芸能ボランティア

富士山の世界遺産登録を祝して

2013年06月24日 | 吾妻山

自宅から自力で山頂を目指す第四弾は、故郷の吾妻小富士に

我が故郷福島が誇る吾妻小富士。朝に夕にその母なる姿を拝し慈しんで来た。校歌にも歌われ親しんできた。

 初めてその頂に立ったのは中学3年の夏である。級友4人で前年に開通したスカイラインを見てみようと微湯

 温泉まで自転車を押し上げた。山水画の様な尾根道を抜け、目前にドガンと現れた小富士の雄姿に驚きつつ、

 無謀にも山頂を目指し直登したのだ。3歩登って2歩戻る様な砂礫のアリ地獄。一切れのパンを分け合い空腹

 を凌ぎ、山頂に立った感動はなく、観光客の食べ残しの弁当が今でも眼に残る。今回、日本が誇る富士山が

界遺産に見事登録された。その感動を記念に、半世紀ぶりに当時の苦難の路を辿って見た。

 

 

     

START・・・寝台特急北斗星に見送られ (6:00)                吾妻運動公園から分岐・・・ぬる湯への急坂に挑む (7:20)

 

     

マタタビ・・・花期に葉が白化し昆虫を誘引する            小富士を望む供養塔・・・戊辰の役に無念の最後を遂げた人も

 

     

遥かなるぬる湯・・・急坂は続くよ何処までも             ぬる湯自然観察教育林・・・右の表示板はクマにグチャグチャに

 

     

ぬる湯・・・雨量観測所に自転車をデポして (10:20)        ギンリョウソウ・・・落ち葉がたまる湿った薄暗い山道に

 

     

尾根道・・・姫小松と雑木の明るい道も                 ハクサンシャクナゲ・・・薄暗い山道でハッとする美しさ

 

     

サラサドウタン・・・釣り鐘の更紗模様が美しい            イソツツジ・・・硫黄分が強い場所を好む

 

     

吾妻小冨士・・・裾野から見ると広大だ (12:10)           一切経山・・・噴煙が西風にたなびいて

 

     

イワカガミ・・・雪解けが遅かった場所で春を謳歌           クロマメノキ・・・秋には天然のブルーベリに

 

     

ツマトリソウ・・・花冠が七片だが落ちるときは一緒に        浄土平到着・・・好天の日曜日ライダーが多い (12:50)

 

     

レストハウスでシャリバテ防止・・・カツカレーにドリンクを      浄土平・・・満車の駐車場を後に (13:55)

 

     

吾妻小富士・・・家族連れのハイカーに混じり山頂を目指す    浄土平・・・蓬莱山にポツンと白い残雪が残る

 

     

噴火口・・・直径500m火口底の深さは70mとか            浄土平の散策路・・・塩の川源流に沢山のハイカーが

 

     

ラクダ山・・・山の形がユニーク ♪月の砂漠を遥々と        兎平・・・広大な大地には吾妻小屋やキャンプ場も

 

     

噴煙たなびく一切経山・・・噴火口の緑が鮮やか           安達太良山連峰・・・鬼面山、箕輪山、安達太良山と

 

     

吾妻小富士山頂・・・富士山は2倍以上の高さだが          福島盆地・・・え~この急斜面を一気に降下? (14:50)

 

     

小富士麓・・・標高差300mをたったの10分で (15:00)     アカモノ・・・靴の砂礫を除き、俺はバカモノ?ワカモノ?

 

     

小富士と別れ・・・恐怖のクマの棲家を明るいうちに下山      ぬる湯温泉到着・・・茅葺屋根とネコが歓迎!(16:00)

   

     

微湯(ぬるゆ)温泉・・・眼病の名湯で知られる            コマクサ・・・庭には高山植物の鉢植えが

 

     

キンコウカ・・・湿原を金色に染める群落は見事             コマクサ・・・甲斐駒ケ岳で見たのも赤かったが

 

     

ぬる湯温泉を後に・・・標高900mを一気に下る(16:20)      赤信号で・・・フルーツライン交差点までノンストップ(16:45)

 

         

吾妻小富士・・・青空に白い雲が穏やかに浮かぶ          GOAL・・・無事帰還 往27km 復23km (17:25)

 

   

 

     

 

 

 


荒川沿川散策

2013年06月17日 | ふれあいクラブ

ふれあいクラブ6月定例会は福島市水林自然林と荒川治水歴史を散策した

 

     

福島市四季の里・・・東班の担当者からコースの説明を        ストレッチ・・・筋を伸ばせば寿命も延びる?得意のダジャレで

 

     

荒川資料室で・・・暴れ川との戦いと苦悩を説明する、国原さん    館内には写真やパネルが・・・荒川の砂防事業などを紹介

    

     

水林自然林管理事務所で・・・林内の植物や動物を紹介        どっちが毒草?・・・ユーモアたっぷりに解説する高橋さん

 

     

♪卯の花の匂う垣根に・・・荒川沿いにはウツギが梅雨空に       荒川発電所放水路・・・女沼から2つの発電を終え荒川に

 

     

地蔵原堰堤・・・大正14年に完成、文化財と土木遺産に認定     荒川遊砂地大暗渠砂防築堤の前で・・・参加者24名集合

 

     

築堤下の河原では・・・モトクロスを楽しむ若者が             大暗渠築堤を渡り・・・対岸から帰路に

 

     

佐原堰の取水路・・・せせらぎのウッドチップ道を散策          ニワトコの真っ赤な実・・・インフルエンザの薬になるとか?

 

     

静かな林内はクマさんの行動圏内・・・出会う確率は高い       キイチゴ・・・クマさんのデザートをちょっと失敬

                 

     

松の切り株にキノコ発見・・・鑑定やいかに!               江戸時代後期の霞提・・・急激な水圧を分散させる石積工法

 

     

ギボウシ・・・黄緑の色合いが(花言葉・沈静)              ゲラニウム・・・ハクサンフウロの仲間

 

     

ハマナス・・・白花は珍しいが香りは同じ                 散策のラストは・・・四季の里で花めぐり

 


花の安達太良山、未踏コース制覇

2013年06月10日 | 安達太良山便り

ツツジ満開の安達太良山、未踏のコースをついに制覇した。

 

     

母成グリーンライン、銚子ケ滝Pから未踏のコースへ        銚子ケ滝は往復20分の寄り道だが

 

     

銚子ケ滝、落差48m・・・日本の名爆百選に選ばれている     谷筋には・・・トチ木の花が朝日を浴びて

 

     

滝の上流、石筵川を越える・・・お好きな場所をどうぞ?      サラサドウタン・・・今年は裏年か花が少ない

 

     

森林限界を超え・・・西に宝の山、磐梯山が              北には・・・名峰、飯豊山が

 

     

和尚山頂(標高約1,624m)・・・安達太良山が見えた       和尚山、三角点・・・山頂分岐から300m南端にある

 

     

三角点から見た前ケ岳・・・緑と瓦礫の別天地            オオカメノキ・・・葉が亀の甲に似る、別名ムシカリ

 

     

ツバメオモト・・・花が終わると青紫色の実をつける          タケシマラン・・・花後、球形の赤い実をつける

 

     

山頂から見る船明神山(中央)・・・帰路はあの尾根を        山頂から安達太良山を・・・たおやかな長い裾が印象的

 

     

新緑の石筵川渓谷・・・冬季迷い込んで戻らぬ人も         銚子ケ滝Pに自転車をデポし、野地から縦走してきた超人と

 

     

ムラサキヤシオ・・・和尚山~安達太良山間は群生地        アズマ(ウラジロ)シャクナゲ・・・葉の裏に白い毛がある

 

     

ミヤマハンノキ・・・根粒菌と共生し過酷な場所でも生る       ミネカエデ・・・秋の黄葉も綺麗だが花も可愛い

 

     

ムラサキヤシオ・・・和尚山から途切れず咲いている        イワカガミ・・・葉の光沢が名前の由来

 

     

安達太良山直下・・・好天の日曜日で登山者で大賑い       安達太良山頂・・・和尚山を見ながらランチタイム

 

     

山頂からの石筵川渓谷・・・何度見ても見飽きない         コメバツガザクラ・・・スズランのような小さい花が

 

     

赤絨毯?の尾根道・・・不思議に此処だけ赤い土が         ミネズオウ・・・コメバツガザクラ、ガンコウランと群生を

 

     

死の沼の平南斜面・・・右が船明神山左が分岐点の標識      ミネザクラが・・・たった一輪、船明神山からの下山路に

      

     

バイカオウレン?・・・花びらが6枚?                  ツクバネソウ・・・実が黒く羽根つきの羽根に似る

 

     

ユキザサ・・・葉を笹に、花を雪に見立てて               クマの爪あと・・・ブナの大木に、マーキング?

 

     

見上げれば・・・ブナの新緑が眩しい                   レンゲツツジ・・・単調な下山路に群生し明るく咲き誇る

 

     

ブナの株立ち・・・7本も株立ちしたのは珍しい            ヤマツツジ・・・新緑の中に真っ赤に自己主張を

 

             

ベニバナイチヤクソウ・・・虫刺されに葉を揉んでつけた      無事下山・・・下界では車荒らしが(貴重品は肌身離さず!)

 

安達太良山に登るコースは大きく分けて11コースあるが、銚子ケ滝入口Pを起点とする2つのコースが未踏であった。

今回、 未踏の2コースを周回してすべてのコースを半世紀かけ、登頂回数220回目で完全制覇することが出来た。

7YAMAKEIさんに遅れること2日目で達成した快挙である。  

以上(異常?)

 

追加 6月9日当日の磐梯山から見た安達太良山連峰 (山頂の小生をあかりんごさんに撮ってもらった)

右の和尚山の麓から中央の安達太良山を10時間かけ徘徊?したのだ。

あらためて安達太良連峰の雄大さを再認識する写真です(感謝!)


登山大会の下見に

2013年06月05日 | マウンテンバイク

自宅から自力で山頂を目指す第三弾は蛤山(はまぐりやま)

 

     

ベネトンフォーミラー1・・・中古7千円も酷使3年目でボロボロ     県庁裏隈畔・・・朝の太陽が眩しい (7:00) 

    

     

桑折宿追分・・・左の羽州街道を (8:10)                峠越え・・・敢えて旧街道の産坂に(殿様も籠から降りた難所)

 

     

小坂峠到着・・・この谷筋を自転車を担ぎ上げた(エライ体力)     峠茶屋(休業中?)・・・クリンソウが出迎える (9:45) 

 

     

白石市、上戸沢宿・・・番所跡や家並みが当時を偲ばせる      下戸沢宿・・・茅葺屋根の宿場は高齢者がイノシシの被害に                  

 

     

一旦停止!・・・七ケ宿街道は日本の道100に選定された      真っ暗なトンネルを抜けるとダムサイトに・・・遠く南蔵王が

 

     

七ケ宿ダム・・・平成3年に出来た宮城県民の水がめ         釣具店の主と・・・ダム湖のサクラマスや巨大イワナの話を

 

     

横川渓谷・・・南蔵王の清流はイワナの宝庫(7さんの釣場)     蛤山登山口・・・ゲートの鎖を突破し約2キロの林道を(13:10)

  

     

林道終点・・・押上げた自転車をデポし山頂に向かう (14:00)     ヒラタケ・・・ブナの倒木に、晩秋にはナメコも期待?

 

     

ブナの実・・・強風で落下、今年は豊作でクマさんも大喜び      タツナミ草・・・愛嬌あるが、悲惨な大津波を連想してしまう

 

     

ブナの新緑・・・山頂に近づくにつれブナの大木が次々と        シロヤシオ・・・尾根の道に数輪残っていた

 

     

南蔵王・・・南屏風岳と不忘山が目前に                  蛤山(はまぐりやま)・・・山頂には小さな祠が (15:20)

 

     

二等三角点・・・標高980m、展望は無いので縦走路を100mほど下ると七ケ宿の町並が眼下に、遠く吾妻と安達太良も

 

     

七ケ宿湖も一望・・・奥は霊山の山並み                  帰路振り返ると・・・南蔵王連峰と蛤山がお見送り (17:00)

 

     

白石駅到着・・・自転車をデポして缶ビール片手に電車に       翌日・・・白石駅から奥州街道を南下 (10:45)

 

     

白石城・・・震災で被害が出たが寄付金などで修復された       沿道のポピー・・・この日の気温は30℃超の真夏日(熱)

 

     

さくらんぼ・・・県境を越え谷津農園で                   セキネ自転車・・・Xのフレームが超レトロ(桑折の町で)

 

     

月の輪渡し跡・・・ゆったりした阿武隈川と信夫山            炎天下の走行で顔も手も真っ黒に・・・天神橋 (14:45)

 

     

熱中症対策・・・自宅目前、ご褒美にチョット一杯!           無事帰還・・・2日間で130キロを走破 (15:55)

 

当初の計画では日帰り圏内と目論んで出発したが、朝の出足の遅れと旧街道の史跡の多さにゆったりのんびりコースに変更した。

特に地元の方との会話を心がけ(自転車だと怪しまれない)、過疎地の高齢者の悩みやイノシシの被害などを聞くのもボランティア。

以上、

 

 


東北六魂祭

2013年06月02日 | お祭り

東北の六大祭りが競演する東北六魂祭が開幕した

 

     

福島稲荷神社境内では「ふくしま山車フェスタ」が         新浜公園で「うまいもの広場」を宣伝するチンドン屋も

 

     

福島の地酒も                                子供に人気の水風船も

 

     

若い力でお祭りを盛り上げて                      七夕飾りに日暈がかかり

 

     

大わらじの前で、福島ミスピーチキャンペンガール          ブルーインパルスが上空に、さくらを描きパレードがスタート

 

     

秋田竿灯が妙技を披露                          福島の大わらじを先頭に

 

     

山形花笠祭り、笠の紅花が艶やかに                 仙台七夕祭り、伝統芸能すずめ踊り

 

     

盛岡さんさ踊り、太鼓の賑やかなお囃子に乗せて         青森ねぶた祭り、囃子とハネトがラッセラー、ラセーラーと

 

     

青森ねぶたが太鼓と笛に合わせて力強く              12万人の人出で駅前は、帰宅の長~い列が延々と