信達三十三観音めぐり第一回は、一番札所から六番札所までを巡った
今月は東班の担当、資料と役割分担の準備も万全。参加者34名がそろってサア~出発!
一番札所、大蔵寺の境内にはヒガンバナの群生が見事に咲き誇る
大蔵寺の地蔵堂は、子授け・安産の地蔵で、赤い頭巾の地蔵が奉納されている
収蔵庫には、国の重要文化財に指定された千手観音菩薩立像が平安時代初期の特色をそのままに残している
(実物は撮影禁止) 「小倉寺や 松ふく風も おのづから 千手の誓い あらたなるらん」
観音堂に奉納された板倉重寛(初代福島城主)の「藤下あそび駒図」など、天井絵は「坂上田村麻呂蝦夷征討の図」
二番札所、文知摺観音の文知摺石(鏡石)
虎女伝説の悲恋物語に彩られた文知摺石に偶然見つけたハート模様(わかるかな?)
奥の院・多宝塔、二重の屋根をもつ多宝塔で東北では極めて珍しい(1812年建築)
二番札所、文知摺観音堂 「きのふみし 信夫もちずり 誰ならん 心ほとけぞ かぎりしられず」
観音堂の天井には龍が描かれている
四番札所、円通寺観音本堂の廊下はウグイス張りで、歩くとウグイスの鳴声が響き渡る
円通寺本堂をお借りして昼食の前に吉岡住職様の心和むあたたかいお話をいただく(合掌)
四番札所、円通寺観音堂 「おしなべて 仏も同じ 円通寺 へだてあらじと 祈る身なれば」
秋の七草、萩は紅紫色の風情で沿道に揺れて
白萩は宮城野萩の変種と言われるが紅紫とは風情を異にする
今昔物語に登場する紫苑、花言葉は追憶
ヒヨドリジョウゴ、ヒヨドリが好んで食べると言うが?
五番札所、城山観音堂 「昔より 名も大森と きくからに あがり来てみる をちことの山」
本尊は座高170cmのカツラの素木造り、左右に西国33観音の小像を配している
コスモス、秋桜とも呼ばれている
宝珠山慈徳寺、福島県で初めての樹木葬墓地を擁する寺でもある
教師を勤め65歳で就任した國井住職から、情けのあるところが極楽浄土です、と慈しみ溢れる言葉が心に響いた
六番札所、慈徳寺観音 「ゆき向かう 佐原をすぎて 慈徳寺の 山よりおくに 晴るる夕立」
青葉山信夫院薬王寺の本堂庭には、シュウメイギクが(英語ではジャパニーズ・アネモネ)
三番札所、羽黒山観音堂 「あわれみの 月さし昇る 羽黒山 まらさで照らす 誓いありやと」
本尊如意輪観音座像は薬王寺に保管管理されている
信夫山御神坂の帰り道にはヒガンバナが(曼珠紗華、ハッカケババアなど別名がたくさんある)