磐梯吾妻スカイラインが開通したのが1959年11月、その4年後の10月に高3の時、友人と3人で自転車で走ったのが初めて、
その後年月を重ね、今回通算50回目の節目を迎えることになり、自宅から高湯温泉周りで登り土湯温泉側に下りることにした
スカイライン自転車走破(17歳から50回目)の節目とあり3年ぶり自宅からSTART (7:00)
荒川に架かる、さくら橋から雲一つ無き晴天の吾妻の山並みを望む
上姥堂(標高200m)で一旦休憩、此処から高湯温泉(標高750m)までの7Kmが急勾配の最大の難所となる (8:00)
信夫温泉「のんびり館」を左に見て、勾配は更に増す
この先から無散水消雪道路の標識が!
高湯温泉の中央にある市営の公衆浴場「あったか湯」
湧き出る温泉を適温で旅館に配分する設備
磐梯吾妻スカイラインの高湯ゲート跡(旧料金所)には紫陽花とギボウシが彩を見せる
標高1,000mを越えると、空気も景色も一段とひきしまり、高原の様相に期待が持てる
標高1,140mの白樺の峰、不動沢橋まであと10分は急登の頑張りが必要か!
2000年に新しく架け替えられた不動沢橋は全長170m、谷底までの高さは84mある
不動沢橋付近からは下界の福島市街が良く見渡せる(中央が信夫山)
不動沢橋からヘアピンカーブを急登するが、真ん中のヘアピンカーブから覗いた不動沢橋
高湯温泉から10Km、浄土平までは後5Kmあるが、健脚者は次々と追い抜いて行く
標高1,340mの天狗の庭、景観を楽しんでいると次のツアー者が追い抜いて行く
標高1,400m付近からは、勾配も緩くなり雄大な景観を十分に楽しめる(11:45)
磐梯吾妻スカイラインで一番景観が楽しめるパラダイスの始まり、左がシモフリ山と右がラクダ山
自転車を捨て、ラクダ山に登りたい気持ちを自重する
反対側の福島盆地の景観も良く、穏やかな雲が浮かぶ好天気
シモフリ山の東端を回り込むと、吾妻小富士が正面に見えて来る
標高1,707mの吾妻小富士を真横の北側から望む(山頂から左の斜面を微温湯温泉に歩いて下ったのは今年の5月5日)
シモフリ山を回り込むと正面に噴煙を上げる一切経山が飛び込んでくる
シモフリ山の火山濃度を観測する設備が道路脇に設置されている
ラクダ山の峻峰をバックに、高原の緑が少しずつ黄色に変わる
シモフリ山は30年前ごろまでは、一般の登山者が気軽に山頂に登ったが現在は有毒ガス噴気で立ち入り禁止!
道路端でオヤマリンドウの群落が素敵な群落を見せる
自動車の停車が禁止され、素晴らしい景観をゆっくり堪能出来るのは、道路をのんびり走る自転車の特権か?
正面に雄大な吾妻小富士、さえぎる物の無い広大な景観をじっくり堪能しつつ
浄土平を目前にした標高1,500m、この広大な景観を独り占め出来る幸せな時間
風も無く陽射しも柔らかな至福の時間、一切経山も今日はご機嫌が良いようですっきりした姿を見せる
ヤマハハコ、火山性の瓦礫地で群生し咲き終わってもドライフラワーとして楽しめる
涅槃坂の路肩には、ちょうど食べ頃のツツジ科のクロマメノキが見事な実を付ける
クロマメノキ、日本版のブルーベリー、長野県ではアサマブドウの名がつく
ねはん坂からラクダ山を北に望む、直線道路の曲角付近が標高1,500m地点
一切経山の噴煙は、3か所から湧き上がり、近年では明治26年に大爆発を起こし、現地調査していた技士2名が亡くなった
標高1,600mの浄土平に到着、自宅から5時間50分を要した(12:50)〈 高校3年の時から自転車で登ったのは今日でちょうど50回目となる 〉
晴天の土曜日とあり浄土平駐車場は、ほぼ満車状態の賑わいを見せていた
具沢山のトン汁で通算50回をささやかに祝う!!
レストハウス前にサイクルスタンドが置かれているのは初めて!最近のサイクルブームがついに浸透したか?
レストハウス前から吾妻小富士を望む、風が無くたくさんの人が登っていた
一切経山の影を映す浄土平の池塘
兎平から一旦下り気味に走ると、前方に高山(1,805m)が望める
標高1,600m地点
スカイラインの最高地点1,622m、此処からは福島市街地まで下り坂を楽しめる
鳥子平に寄り道を
道路から少し離れた静寂の別天地、池塘の向こうには高山が望める
安達太良の連山を望む、左から鬼面山、箕輪山、鉄山、船明神山
タテヤマアザミの蜜を吸うキアゲハ蝶、バックは箕輪山
???
湖見峠付近のヘアピンカーブ
スカイラインの終点、土湯峠から左に折れ、野地温泉に下る(14:47)
鬼面山
???
新野地温泉相模屋旅館で休憩タイム(14:55~15:30)
鬼面山と野地温泉
野地峠から見た福島市街地、中央が信夫山
東鴉川トンネルと西鴉川トンネルの間で115号線と合流するが、自転車は右の旧道を下る
途中、道の駅土湯付近でR115と交差し、車の通行がほとんど無い旧道を土湯温泉まで駆け下りる
土湯温泉で一般道路と合流し、産ケ沢橋を渡り自衛隊の前を下る(16:00)
週末で込み合う大森付近(16:22)
自宅に無事帰還(16:40)
おわり