加藤ちゃんの日々是好日

安達太良山行&芸能ボランティア

秋風の漂う安達太良山独りぼっち

2022年08月26日 | 安達太良山便り

8月24日/水、連日の猛暑高校野球が終り安達太良山に向かうが?

見えていた安達太良山はガスに包まれて、取りあえずゴンドラに(8:30)

 

ゴンドラを降り、静寂の登山路に

 

ムシカリの赤い実に秋の風情を

 

おや?足下に青紫色のツルリンドウが

 

苔むした斜面にオレンジのアカヌマベニタケ?

 

先日〈3週間前〉の豪雨で崩壊した登山路が

 

糊空木(ノリウツギ)ピンク色に染まり優雅だ!

 

待望の安達太良山頂は濃霧の真っただ中か?

 

取りあえず山頂に到着した

 

肌寒い気温に岩陰で小休止(気温は17℃)とチョッピリ寒いです

 

静かな山頂に遊びに来たホシガラス

 

山頂直下のお花畑、黄色いキリンソウヤマハハコが秋の風情を奏でる🎼

 

ガンコウラン、特別美味ではないが噛むと少し酸っぱい。中央にコメバツガザクラが

 

クロマメノキ、晩秋に黒豆のような実が熟す。昔はジャムを作った時代も

 

コメバツガザクラを優しく擁いた松の根が

 

小休止していると、ガスが流れ安達太良の雄姿を独り占め

 

沼の平を覗き込んでいると、船明神山がお出でゝと誘う?(12:00)

 

船明神山(中央)に向かい断崖絶壁の火口壁を辿る

 

船明神山頂から望む安達太良山

 

舟明神山頂から西尾根に震災で折れた船先が、その奥の窪みに怪しげな池がポツンと

 

船明神分岐点を右に進むと銚子が滝登山口に、左に下ると火口壁を矢筈森分岐と戻る

 

沼の平火口を東側から覗くと、灰色の不気味な様相に惹きこまれそうに!

 

無事矢筈森分岐点に戻り、くろがね小屋を目指す

 

矢筈森にはまだガスが流れ残る

 

アカモノの真っ赤な実に初秋を感じる

 

モウセンゴケ、湿地に生え丸形の葉から粘液を分泌してトンボなどを捕える

 

独りぼっちの峰の辻、安達太良山にも見放され

 

早くも赤く紅葉したナナカマド

 

リョウブ、食料の少ない平安時代穀物とまぜて食べたと言うが?花の香りは抜群に良い

 

鉄山の崩落跡???、後で小屋で聞くと8月3日夜の豪雨で崩落したと(右側100m程)

 

オヤマリンドウ、花の時期はまだ早いが湿地帯で見つけた

 

山頂から3時間、他の登山者を見ず会わずくろがね小屋に着いた

 

小屋から下山路は、ヨツバヒヨドリの蜜を吸うアサギマダラ蝶が優雅に踊る

 

馬車道に咲き誇るハギの優雅な姿

 

ゴンドラがまだ運行中の安達太良高原登山口に〈通算登頂343回〉帰還する(16:00)

 

         お  わ  り

 

 

 

 


磐梯吾妻スカイラインを走る!

2022年08月21日 | クロスバイク

8月19日(金)自転車紀行でスカイラインを走破!

麓のゴール地点姥堂(標高180m)から、紺碧の吾妻小富士を望む

 

高湯温泉(標高 760m)から自転車で磐梯吾妻スカイラインに挑む

 

震災の後、通行料(自転車100円)が無料化され気軽にスカイラインに登る車も増加した

 

白樺の峰(標高1,140m)道路左端に高圧ケーブル埋設工事が進められていた

 

不動沢橋(標高1,200m)からの展望は抜群です

 

不動沢橋を渡り展望台から福島盆地を望む(左中央が信夫山)

 

不動沢橋から30分、七曲を登り切ると(1,340m)天狗の庭、吾妻小富士が大きく迫る

 

急勾配も少し和らぎ、乙字坂を登り切ると(標高1,400m)

 

シモフリ山の東端から望む吾妻小富士(標高1,704m)

 

今の時期は高山植物の花は少ないが、ヤマハハコは道路沿いに咲き誇る

 

シモフリ山付近は火山性有毒ガスが墳出し、注意が必要だ

 

標高1,500m、バックにラクダ山が見える

 

明月草(メイゲツソウ)火山裸地に生育し、パイオニアとなり紅く美しい

 

一切経山の噴煙、風向きによりゴオ一と音が聞こえて不気味

 

スカイラインの中心的、浄土平に到着した

 

浄土平レストハウスから一切経山(標高1,948m)の噴煙を望む

 

浄土平の湿原地帯

 

磐梯吾妻スカイラインの最高地点(1,622m)、此処からGOALまでは下り坂

 

土湯峠に建つ、楢吉の詩碑

 

オオハンゴンソウの向こうに鬼面山(1,481m)が聳える

 

平成元年(1,989年)に土湯トンネル(3,360m)が開通した記念碑

 

湘南湖ビオパークに咲き誇るスイレンが見頃を迎える

 

土湯温泉の足湯(きぼっこの湯)で疲れを癒す

 

 

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酷暑を避け安達太良山へ

2022年08月02日 | 安達太良山便り

7月31日(日)下界の酷暑に耐えきれず、爽やかな安達太良山に向かう

 

福島盆地から望む安達太良山、朝の気温は既に29℃を示していた

 

LED球 60万個を使用「あだたら高原 真夏の祭典」は11年目となる。9月19日まで開催される

 

ゴンドラ山頂駅広場にも「ひまわり」が咲き競う?

 

コバギボウシ(小葉擬宝珠)、ギボウシの蕾の形が、橋の欄干の擬宝珠に似ているから

 

安達太良山 1,700m この付近から望むと乳首に良く似ているので、乳首山とも呼ぶ

 

頂上直下の広場は、8月の山開きなど多くの人が集う場所となっている

 

山頂の記念碑や祠などの石塔、昨年の 2月13日夜の震度6強の地震で倒壊したまま

 

本日の山飯は、菓子パン2個とでん六豆、山の霊気をいただくとこれで充分かな?

 

船明神山と磐梯山を眺望する

 

さて、山頂の気温は 24℃と風も無く爽やか(福島市の最高気温は37.6℃でした)

 

ヒョウモンチョウ(豹紋蝶)の表のハネは、オレンジ色で豹のような紋がある。

 

ノリウツギ(糊空木)和尚山を背景に真夏の強い陽射しを浴びる

 

安達太良山から牛の背を下ると、元気いっぱいの子供が安達太良山を目指して駆け上る

 

赤茶けた牛の背道から、船明神山を望む

 

1,900年7月の噴火で沼ノ平火口内に長径300m、短径150mの火口が形成され、

熱灰や石が噴出。降灰に加えて疾風も発生した。この噴火により、火口にあった

硫黄精錬所が壊滅し、同精錬所作業員に死者72名、負傷者10名の被害が生じている。

 

1997年には、沼ノ平火口付近で登山者4名が火山性ガスで亡くなる事故が発生した

その後も火山性ガスは常に発生しており、火口は現在も立入は禁止となっている

 

イワカガミ、6月末頃までは綺麗に咲き競っていたが、現在はご覧の通りです

 

 

峰の辻で憩う登山者、下界の暑さにおびえ暫し一休みか?

 

矢筈森の岩峰を谷間から望むと、迫力が伝わります。若気の至りで岩頂で昼寝をしたことも

 

白色のノリウツギだが良く見ると、ほんの少しピンク色に染まっている種も見かける

 

鉄山をバックのナナカマド、紅く染まった素敵な感じ!

 

くろがね小屋の湯樋の上は、休憩する登山者の憩いの場所

 

くろがね小屋の小屋番 Tさんと、Yさん、ちょっとの時間に冷たい飲み物が飛ぶ様にと!

 

小屋前の片隅に咲く花弁の模様がホトトギスの胸の模様に見立てた、

タマガワホトトギス 今月初旬から咲き続けている

 

ヨツバヒヨドリの蜜を吸うアサギマダラ蝶、2,000㌔以上離れた沖縄、台湾へと旅する

 

チチアワタケ?イクジの仲間かそれとも”名無しの権兵衛”か

 

たぶん?キソチドリの仲間かな??

 

万葉集で歌われていた”わすれぐさ” ヤブカンゾウの咲く奥岳温泉、安達太良高原に帰還

 

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