加藤ちゃんの日々是好日

安達太良山行&芸能ボランティア

ふくしまの百名山(鹿狼山)

2018年11月17日 | 里山歩き

 11月15日、太平洋を望む福島県北東部の鹿狼山を山友11名と訪ねた

宿泊した新地町 鹿狼の湯から、太平洋を望む眩い日の出

 

 

左下の登山口から時計回りに樹海コースを登り、鹿狼山頂から眺望コースを下りた

 

 

登山口の鳥居をくぐり登山開始(8:40)

 

 

樹海コース(1.4Km)と眺望コース(1.1Km)との分岐点

 

 

太平洋の眺望がひらけ、牡鹿半島が水平線に伸びる、右端が金華山

 

 

樹海コースは登山路も整備され、正月には登山競争も開かれ、今年の優勝者は12分14秒とか!

 

 

クマシデ(カバノキ科 公園樹林として植樹され、固く弾力があり家具や木工品に使われる)

 

 

スズメバチ注意!

 

 

モミジの紅葉が青空に映える

 

 

山頂の鳥居には、月詣五十三年、六百三十六回記念と??

 

 

鹿狼山は標高430m、大山津見神を祀ると・・・(10:10)

 

 

鹿狼神社は、五穀豊穣、家内安全、林業安全、そして公海上では、大切な目印とされてきた山であると・・・

 

 

足尾神社、足の病を治す神様として信仰が高まったと・・・

 

 

福島と宮城の県境尾根は長年の努力の結果、宮城県側の樹木も刈り払われ、360度の大展望がひらけた

 

 

県境尾根に刈り残された一株のマユミ、実が真っ赤に熟し青空に映える

 

 

中央奥に昨日登った霊山が見える

 

 

宮城県丸森町の展望

 

 

中央に蔵王町の青曽山、その奥に雁戸山が見える

 

 

相馬共同火力発電所の煙突と、相馬港の埠頭

 

 

中央左に、ふくしま百名山の羽黒山(345m)

 

 

大きなマユミの木の向こうに新地町が広がる

 

 

 

山頂で出会った、鹿狼山の会長杉平さん

 

 

真っ赤な紅葉に見送られ、眺望コースを下山する(10:10)

 

 

明るい雑木林を下ると樹海コースとの分岐点に着く

 

 

イチョウの落ち葉に迎えられ登山口に降りる

 

 

登山口に善意の杖を返還(相馬市川原田児童センター寄贈と)

 

 

登山口駐車場に無事帰着(10:40)

お わ り

 

 


シラネアオイ咲く半田山に自転車紀行

2018年05月12日 | 里山歩き

ゴルデンウイーク最終日、天候も回復した 5月6日(日)自転車で福島県北部の半田沼自然公園に向かうことに

自宅出発(11:10)

 

 

阿武隈川堤防沿いのサイクリングロードを走り大正橋から桑折町に入る

 

 

桑折駅前の「ながら食堂」は閉店??? 仕方なく飲物だけを買い、昼食は半田沼までお預けに

 

 

麓の半田醸芳小学校から半田沼まで5Km、自転車で1時間の急登が始まる(12:40)

 

 

正面に見えるのが半田山 この地点が標高150mとすると山頂まで標高700m以上ある

 

 

半田山自然公園の手前のイラストマップ

 

 

標高450m付近の半田山管理センターにやっとこ到着(13:40)早速木陰で百円割引の"焼きそば"に食らいつく

 

 

駐車場に自転車を置き、右回りコースで半田山頂に登り半田沼畔に下りて来ることに(14:05)

 

 

ちょうど自生しているシラネアオイの開花時期

 

 

レッドデータブックふくしまに、準絶滅危惧種に指定されているシラネアオイだが、盗掘により大幅に減少していると!

 

 

シラネアオイ(キンポウゲ科の白根葵)は日光の白根山に多く、花がアオイの花に似ていると

 

 

林道から分岐し、少し入ると登山口となる

 

 

半田山登山口、ここから急登900mで山頂へ!

 

 

山頂まで〇〇mと100mごとに標識が

 

 

登山道はきれいで、ゴミ一つ落ちていない!

 

 

山頂近くからハート型に見えるビューポイントが見えます、半田沼は農業用水なので夏季は水が少ないです

 

 

道がなだらかになると山頂はすぐそこです

 

 

誰も居ない一人のボッチの半田山頂で(863.1m)、一等三角点と三つの祠をバックに

 

 

山頂からふもとの国見町を 高速道路、新幹線、4号線と見えます 奥が阿武隈川

 

 

 

山頂からの帰路は往路を戻らず、東側の道を周回し(2.2Km)半田沼に下りることに

 

 

半田沼近くまで下りるとヤマナシの純白の花が樹幹をおおうように見事に咲いていた

 

 

沼畔にはヒメサユリの群生地も

 

 

自転車をキープした半田沼畔の管理センター駐車場に戻り、一周(5.7km)した半田山を仰ぐ (16:15)

 

 

帰路、桑折駅近くの 右「奥州街道」 左「羽州街道」の分岐点 追分で(16:35)

 

 

無事、自宅に帰着(17:50)

お わ り

 

 

 


里山探検 (雪下駄そぞろ歩き)

2016年01月31日 | 里山歩き

1/31日  1月最後の日曜日、降り続いた雪も一段落、スノーシュー履いて正月太りを削ぎ落とす作戦

 出足が遅く勝手知った土湯温泉に駐車

 

名物ラーメン屋の店先では、可愛い雪だるまがいらっしゃいと愛嬌を振りまく

 

土湯温泉と言えば、ヤッパリ土湯こけしだナイ

 

アララ・・共同浴場中ノ湯が解体中、新しく生まれ変わるが何と2年間の長期休業とは

 

新しい湯が出来るまで、この手湯では我慢できません

 

温泉街から荒川大橋を渡り、左手の奥土湯の方角に

 

名物、なかやの温泉まんじゅう 最近はどら焼きが人気らしい

 

足湯、かじかの湯

 

足元のマンホールにも こけしが

 

街燈もレトロな感じ

 

寒さの中でも元気いっぱい 

 

旧不動湯温泉入口からスノーシューを履いて入山

 

お散歩中の郡山うねめ3人娘にエールをいただき

 

木に喰われた?標識から栂森を目指す

 

薄暗い杉林は風が吹くと粉雪が舞い散る

 

朽ち果てた標識で林道をショートカット

 

男沼林道分岐点、左手の黒沢林道を進む

 

森林は貴重な水の源です!

 

先導のラッセル跡は?

 

吾妻の伏流水を集めた清流は温泉街の命の水

 

地滑り防止工事跡の広場は抜群の展望台 左手に降りると不動湯温泉跡

 

棘があるが、春には山菜の定番

 

林道の雪の窪みは湧水が流れて出来たもの

 

林の中に作業道のくぼみを見つけ、其処から栂森を目指すことに

 

純白のキャンバスに描かれた光と影の見事な模様、踏み荒らすのが勿体無い

 

木々の間から栂森が間近に見えるが、急勾配の山頂までは此処から1時間半は要する

 

サクラの幹に風穴をあけた犯人は誰だ!

 

ブナ肌の文様は見ていて飽きない、ワンちゃんにも見えるが

 

サルのゾンビ・・・?

 

アオハダの幹にはクマの爪痕

 

頭上のさえずりはヤマガラ、昔は飼いならしてオミクジを引く芸をさせたとか

 

ミズナラのテングス病?

 

アオハダは樹皮がパリパリと剥げ落ち面白い文様が出来る

 

見よこの急斜面、深雪にも阻まれ容易には栂森の頂には立てないのだ

 

枝に着いた雪が昨夜の猛吹雪を物語る

 

アオハダの梢は赤みを帯びて遠目にも良くわかる

 

傾斜が緩やかになり待望の山頂が目前に💛

 

東西に長い難関不落の栂森山頂(918m)を漸く攻略、フワフワ雪はスノーシューでも膝まで沈む

 

山頂にある風穴は温かい風を吹き出し雪を溶かす、その水を求めてカモシカの足跡が無数に

 

 山頂東側の大ブナにもクマの爪痕が

 

芸術的なブナ模様

 

下山口の東斜面は露岩から地温の吹き出しで雪が積もらない

 

西風を避けてノンアルでささやかに乾杯!

 

雪の解けた足元には瑞々しい苔が生き生きと

 

滑り落ちる様にブナ林の急斜面を一気に下ると、目標場所にピタリと着地成功

 

多彩なブナ模様

 

古い道標から往路の登山道を忠実に下山

 

 清流の沢には温泉に引くパイプが並ぶ

 

土湯温泉に予定時間内に無事下山

 

脱いだスノーシューのクラポンには雪団子が

 

再び荒川大橋を渡り温泉街に

 

お土産屋の軒先に飾られた絵手紙

 

店先の雪だるまも融けずに「お帰り」と

 

帰路車中から温泉街を振りかえると栂森の頂もお見送り

雪下駄そぞろ歩き第一弾 おわり

 

 

 

 


アニマル トレースを辿って

2015年01月30日 | 里山歩き

1/29日、土湯温泉の西に端整な姿を見せる栂森でスノートレッキングを楽しんだ

土湯温泉街、右に栂森(918m)が見える

 

土湯コケシがお出迎え

 

さりげなく窓際に

 

土産屋の店先、ワンコは売りません!

 

中之湯、帰りのご褒美に

 

アレレ・・お湯が無い(かじかの足湯)

 

旧不動湯温泉への道を辿ります

 

カモシカくんの跡を

 

リスの威力

 

喰われた道標(鉄分補給?)

 

明るい雑木林

 

清流を渡ると深雪に、スノーシューを履いて

 

不動湯や 想いで多き 夢の跡 (2013.8.29焼失した)

 

ありがとうございました・・・取り残されたゲートが寂しい

 

四つ足の先導者

 

地すべり防止が施された

 

黒沢林道を暫く

 

林道から栂森の攻略を見定めて

 

杉の植林地を抜け

 

ヤマザクラ

 

カエデ

 

ブナ

 

アオハダ

 

ナツツバキ

 

クリ

 

ミズナラ

 

ウリハダカエデ

 

ミズキ

 

栂森の南斜面、30度を超えるか

 

先達者の足跡

 

918mの栂森頂に

 

風穴で温めて?

 

菓子と干し柿一個で

 

北斜面は断崖の崩壊地

 

吾妻小富士が目前に

 

ウサギ?

 

クマに愛(ハグ)されるブナ

 

自慢の美肌は傷だらけ

 

氷結の男沼と女沼

 

ドングリではありません

 

芽吹きが待ち遠しい

 

阿武隈山地の展望台

 

中景が笹森山

 

無事GOAL

 

氷結対策を!

 

夕方の温泉街はひっそりと

 

湯上りの温泉街に灯りが点る

 

時計回りに辿りました(往路180分/帰路90分)

 

 

 

 

 


ぶらり里山二人旅 第三弾は「鎌倉岳」

2014年12月08日 | 里山歩き

12/6(土) ぴんころ120さんと阿武隈山系の鎌倉岳を攻略した

福島から車で55km、北側の麓から望む鎌倉岳は天を突く山容に心が躍る

 

中野区の少年自然の家がある鰍(カジカ)登山口から、あぶくまの秀峰鎌倉岳を目指す(9:45)

 

田村森林組合の森林伐採作業路が縦横に走り、登山道は迷路状態に困惑

 

鰍コース(緑色)から山頂まで1.9Km、標高差は350m余りの楽勝コース

 

伐採した切り株は、遊び心のある作業員により木彫りの芸術品に早変わり

  安全登山

  無事帰る

 

萩平からの登山コースを合わせると、杉と桧の植林帯からぬける

 

石切り場跡の広場には水場もあり、此処から山頂まで524m本格的な急登が始まる

 

山頂まで300m、海抜837m

 

山頂まで200m、海抜890m

 

萩平からピストンの4人組が、元気に下山

 

山頂直下の登りは、丸太の階段とロープで楽チン

 

今日の気温のバロメータ、大きく成長した霜柱

 

標高967mの三角点にタッチ (11:25~13:00)

 

山頂に鎮座する天目鷲神社

 

360度、遮るものがない山頂からの眺めは実に素晴らしい

 

あまりの嬉しさに足が地に着かない?

 

北東側40km彼方に原町火力の白い煙りが。水平線までの距離は100km以上

 

 

東側、高瀬川渓谷の間に見えるのは請戸の浜か?その右に第一原発がある

 

東南側、大鷹鳥谷山には標準電波送信所の高さ250mの鉄塔が見える

 

十分に展望と山座同定を楽しみ、冷えた体を温めるにはカップ麺が一番

 

「え~!」呼んだ覚えもないのに突然防災ヘリが飛来し大慌て、グルグル捜索を始めた

 

中腹の谷筋でホバリング、二人を吊上げる救難ショーを終えると郡山の方角に飛び去った

 

約20分の救出劇を山頂からタダで観ていたのは二人だけ、ケガの無事を祈るだけ

 

下山路で首都圏からのツアー27名様に道を譲る、ヘリの飛来をしつこく聞かれたが答えは「?」

 

木漏れ日の杉林に下るとGOALは近い

 

ブジカエルが笑顔でお出迎え・・・「ただいま無事帰りました!」

 

少年自然の家の駐車場は除染作業?の関西圏の車がズラリ、福島ナンバーは他所者見たい (14:00)

 

西側の殿上山(811m) の牧場跡に寄り道、ツンと気取った鎌倉岳が何とも言えない