加藤ちゃんの日々是好日

安達太良山行&芸能ボランティア

里山ぶらり二人旅、第二弾は「花塚山」

2014年11月29日 | 里山歩き

11/22日、ぴんころ120さんと、川俣町と飯舘村にまたがる花塚山を歩いた

11月22日「いい夫婦」の日、立ち寄ったコンビニで偶然「11-22」の車発見、持ち主と談笑

 

R114から分かれ、後沢集落から青空に映える花塚山が姿を現す

 

花塚の里公園Pに車を置き、紅葉が出迎えるちびっこ広場からスタート

 

カラマツ林で晩秋の名残のモミジとヤマドリの尾羽を見つけた

 

京の都の姫君と若い公家の悲恋を伝える放鹿神社が登山口、此処から杉林の急登が始まる

 

赤松林で犬を連れた原町のおやじさん、原発事故で浜通りの山は登れないと嘆く

 

三途の川で亡者の衣服をはぎとる「奪衣婆」にしては穏やかな表情だが

 

急登を終え尾根道分岐で、最高峰の花塚山頂を往復する

 

奇岩奇石を楽しむぴんころさん、かなりスリムでないと通れない

 

笠石?は雨宿りと野宿には最適かも

 

花塚台からの展望は素晴らしく、一説には富士山も見えると言われている

 

小春日和の花塚台で、東屋を貸し切って楽しいランチタイム

 

鎖につかまり護摩壇岩にやっと攀じ登ったが、降りるのは命がけ

 

至福の一時間を過し花塚台と別れをつげ、峠の森公園を目指し尾根道を下山

 

峠の森自然公園まであと1Km、落ち葉をかき分けての尾根道は快適だ

 

峠の森自然公園、あちこちに設置された箱の正体は果して何だろう?

 

立派すぎる二車線の林道花塚線、2キロ歩いて出会った車はたった一台

 

沿道に植樹されたモミジを見ながら、のんびり歩くのも楽しい

 

陽を浴び、燃えるようなモミジ

 

林道から望む女神山と、遠く県境の栗子山と七ツ森?

 

花塚の山を反時計に周回し、GOALの登山口に戻る

 

駐車場には除染で出た廃棄物が仮置きされ、モニタリングポスト値は 0.11 μSv/h を示す

 

 

 

 

 


里山ぶらり二人旅、第一弾は「日山」

2014年11月21日 | 里山歩き

11/20 ぴんころ120さんと阿武隈山地の1,000メートル峰の「日山」を訪ねた

 

二本松からR459を東にしばらく走ると、前方に牛の寝姿のような日山がその姿を現す

 

 

田沢から望む日山は、阿武隈山地で1,000mを超す三座の一つで、その堂々たる風格に圧倒される

 

一番ポピュラーな田沢登山口から山頂まで2.2km、標高差で400m余りの散歩道?

 

サビ色の落ち葉を踏む足元に、ひときわ明るい秋色を残した落ち葉が

 

見上げると一段と鮮やかなメグスリノキが去りゆく秋を謳歌,眺めるだけでも目に優しい

 

落ち葉に隠れた地雷!大型獣の落とし物、阿武隈山地を荒らすイノシシか?

 

花崗岩がゴロゴロ点在する雑木林、牧場の名残を留める電気柵の間を登る

 

あの忌わしい原発事故で、のんびりと草を食む牛の姿はモウ戻らないのか?と思うと悲しく悔しい

 

御神水で身を清め?・・・いやいや喉が渇いただけ!

 

赤松林の登山路脇にイノシシが掘り起こしたトリュフ?本物ならウン十万円。嗅いでも匂いが無いので、漢方薬として貴重な茯苓(ブクリョウ)か?いずれにしても貴重な掘り出し物だが、持ち帰るのを忘れてしまった(泣)

 

日山は富士山の見える北限の山、天気が良いと299km彼方の富士山が見える

 

尾根に出ると奇怪な形をした巨木が待ち受ける、この木何の木?気になる木

 

尾根に鎮座する巨大な花崗岩を、すり抜けるように登ると山頂は近い

 

突然、広い山頂に飛び出ると木組みの展望台と三つの鳥居が出迎える

 

三等三角点のある東端には日山神社が建ち、晴れていれば太平洋が望める

 

南側の展望、手前から竜子山、鎌倉岳、風車の並ぶ桧山、大滝根山

 

山頂広場の真ん中に建つ鳥居も震災で傷み、天場の鷲?の頭が欠けている

 

陽ざしが陰り西風を避け、神社の軒先で昼弁当を広げる

 

気温は8℃、肌寒い山頂では温かいカップ麺が嬉しく美味しい

 

今日の山行で出会った唯一のご夫婦一組、上移登山口から登って来たと

 

下山は旭神社の南側から転がるように下る

 

大きな岩が組んだ胎内をくぐり抜けると急坂は終り、ゆったりした尾根路となる

 

落葉した明るい雑木林と笹の気持ちの良い尾根道が延々と続く、これぞ里山歩きの醍醐味

 

土木工事の跡はイノシシの仕業か、何を求めて掘り返したのだろうか

 

はるか頭上には大玉のヤドリギ、一昨年より一回り大きく育った感じ

 

すっかり落葉したカラマツ林には大形の鳥巣、緻密な造りから見ると施主はカラスではない

 

牧場を見下ろす東屋からは、端正な姿の羽山と日本の原風景が広がる

 

旭神社の鳥居で登山路は終り、日山キャンプ場からは立派な舗装路を戻る

 

GOALの日山パークゴルフ場、手ぶらでも格安料金で誰でも楽しめると管理人さんが話す

 

ゴルフ管理棟で見つけた山開きポスターは震災前年の2010年、その後は開催されていない

 

郡山の鈴木さんが撮影した日山山頂からの富士山(平成12年1月10日夕方)

 

広場の端には放射線量を測るモニタリングポストが設置され、0.234μGy/hを示す(一昨年は 0.369 だった)

 

帰路の途中すっかり落葉した合戦場の枝垂れ桜に寄道、寒さをじっと耐え春には見事に花を咲かせる

   

 

 

 

 

 


霜月、3行動記

2014年11月09日 | 日記

① 11/3~4 OB会で秋田県大潟村を訪ねた

秋田新幹線こまちの停車駅、仙台駅までは在来線でのんびりと

 

雨上がりの車窓には見事な虹の架け橋が、何か良いことがありそうだ

 

仙台駅から新幹線こまちに乗り換えれば、秋田駅まで2時間余り

 

道の駅「あきた港」のポートタワーセリオンは全高143m

 

高さ100mの天望台からは、太平山 1,171mが正面に

 

眼下には最新の高速巡視船「でわ」770トン、ウォータージェット推進式で煙突がない

 

世紀の大事業を未来に伝える、大潟村干拓博物館を見学

 

八郎潟の湖底は肥沃でしたが、軟弱で営農は苦難の連続と

 

 

今宵の宿、ホテルサンルーラル大潟に到着

 

お待ちかねの大交流会、地元OB会員のアトラクションで盛り上がる

 

日本一低い山「大潟富士」標高は0m(築山の高さは、富士山の1/1000の3.776m)

 

小玉醸造を見学、創業は明治12年で当時の面影を残す歴史あるレンガ造り

 

味噌の醸造蔵に並ぶ仕込みのタンク群

 

創業当時から大切に使い込まれた醤油樽は、レンガ造りの蔵で管理される

 

酒のタンク1個の容量は一万㍑、毎日五合飲んでも30年とか

 

お目当ての試飲、大吟醸「天巧」は爽やかな香りと味に酔いしれる

 

お土産には、飲む点滴と言われる栄養豊富な甘酒がおすすめ

 

写真家木村伊兵衛が1953年に撮った作品「秋田おばこ」がポスターに

 

秋田駅からE6系こまちで帰る、座席は横手でバックするので後ろ向き

 

② 11/5  ふくしま荒川ミュージアム、フィルドワークに参加

福島市四季の里に関係者23名が集合、3班に分かれて出発

 

水林公園内にある、江戸時代に築堤された荒川の水勢をなだめる霞提

 

荒井の奥入瀬(荒井堰)は水林公園内を流れる

 

吾妻小富士を望む河川敷では、好天に誘われ芋煮の焚火を囲む姿が

 

ウワズミザクラの実が大好物のクマの爪痕が生々しく残る

 

地蔵原堰堤は、大正時代に造られた最初の砂防堰堤

 

地蔵原堰堤をバックに3班の記念撮影

 

26年度の阿武隈川水系での漁業を休止しますの看板が立つが、はたして来年度は?

 

築堤工事で水抜きに造られた洞門は、コウモリの棲家か

 

帰路は大暗渠砂防築堤を渡り、紅葉の鮮やかな右岸をのんびりと

 

小富士橋下の芝生ではイモ煮を楽しむ高校生の姿と匂いが

 

③ 11/7 第3回 福島市凡芸祭りを開催した

会場の福島市老人福祉センターで、出演者44名で18曲目を披露した

 

開演前に出演者のミーテング、愉快に凡芸の楽しさをお客様にと

 

まず開演に先立ち、実行委員長のごあいさつ

 

オープニングはヤットン節、コミカルな踊りに会場の笑いを誘う

 

南京玉すだれ、本格派UFOすだれ会の面々の演技

 

マジック、あら不思議!お客様もお手伝いして拍手喝采

 

曲芸の手始めはジャグリング、宇宙遊泳はプロ並みの演技力

 

よさこい踊り、元気よく軽快なリズムで観客を魅了する

 

抒情歌をメドレーで、踊りと寸劇で面白おかしく

 

大きな桃がどんぶらこ、中から桃太郎ならぬ小僧さんが

 

山寺の小僧さん大集合にお婆さんも吃驚仰天

 

銭太鼓は、きよしのズンドコ節で華麗に軽快に

 

お待たせ、どじょうすくい男踊りに会場は大爆笑

 

ふくこいクラブのオリジナル、ときめきのルンバ

 

お馴染みのガマの油売り「ご用とお急ぎでない方は・・・」

 

大道芸、皿廻し「上手く回りましたらご喝采」ローラーバランスにもご注目!

 

フィナレーは桃源郷花見山、お客様と出演者で楽しく踊りました

 

以上、霜月の3行動記に訪問いただきありがとうございました。