加藤ちゃんの日々是好日

安達太良山行&芸能ボランティア

ふくしまの里山紀行&安達太良山

2016年11月26日 | 気ままな山歩き

11/17(木)~18日 山仲間と一泊で 恒例の納会を開催 (蓬田岳&鎌倉岳)

東北道~磐越道~あぶくま高原道を乗り継ぐと北側に蓬田岳が端正な姿を現わす

 

平田村のジュピアランドひらたに集合

 

駐車場手前の登山道入り口、鳥居をくぐり山頂を目指す

 

ウオーミングアップで一汗かいたところで ウエアを一枚脱いで本格登りに備える

 

しばらくはヒノキ美林の香に励まされ

 

山頂には立派なお社が鎮座、地面には既に毎日参拝を欠かさない 先崎さんのサインが記されていた

 

一等三角点のある952m 蓬田岳山頂に到着(12:30)

 

キラキラ光るのは母畑ダム、中央奥は茨城県の筑波山

 

 

テレビ中継所の建屋を風除けに 思い思いのランチタイム

 

帰路は直接ジュピアランドに下りる探検コースを下山

 

ブナの尾根に作られた丸太の階段は延々と続く

 

モミジも装いを残し 晩秋を彩る

 

展望が開け正面に大滝根山の雄大な姿(中央の白い採石跡があぶくま鍾乳洞)

 

探検コースGOALの標高は 東京スカイツリーと同じ高さの634mとか

 

殿上山(811m)の牧場跡に建てられた展望抜群の「スカイパレスときわ」今宵の宿泊場所だ

 

部屋からは鎌倉岳のピラミッド姿が見え、明日の登山意欲を募る

 

宴会場に並んだマイボトル?

 

宴会は主催者が挨拶し 還暦を迎えた2名の仲間にシクラメンを贈呈

 

 翌朝6時26分、鎌倉岳の肩から眩い朝日が登る

 

ホールの窓にも鎌倉岳の尖峰が一幅の画を観るように浮かぶ

 

少年自然の家の広場で鎌倉岳登山前のミーテング

 

鰍(カジカ)コースはスギとヒバの植林地をノンビリと

 

萩平コースを合わせた石切り場跡からは本格的な急坂の登山道となる

 

花崗巨岩の間を昨夜のアルコールが抜けるまでガンバロウ

 

山頂近くの日陰は霜柱をザクザクと気持よく踏んで

 

晩秋の錆色の山でスナゴケの緑は新鮮に映る

 

石の祠が鎮座する鎌倉岳山頂に到着

 

360度の大展望 羽山の遠方には新雪を纏った月山が

 

移ケ岳の奥に磐梯山の双耳峰が、手前の殿上山に昨夜宿泊のスカイパレスときわも望める

 

田村富士と呼ばれる船引町の片曽根山 奥は二岐山

 

泡だらけの冷たいビールで乾杯

 

山頂で記念撮影をして下山開始

 

昔はテングスの材料にしたと言うクスサンの丈夫なマユ

 

オヤマボクチ(ヤマゴボウ)はちょい目にはアザミと間違えるがヤマゴボウの花

 

網目になるまでムダなく完食した虫は立派だ

 

晩秋の花穂だけで名前を思い出すのは無理、山でのアレコレいい加減な発言を撤回して調べました

「ハリセンボン」春と稀に秋にも紫がかった色の花を咲かせるので、ムラサキタンポポとも呼ばれる

 

ルビーのようなガマズミの実は子供の時は山の幸だったが、今でも焼酎に漬ければ高級な?果実酒になる

 

ツツジに巻き付いた、つる性のこの名前もウ~ン思い出せなかった、帰宅して調べたら「スイカズラ」

甘い芳香を漂わせる白い花の付け根に蜜が溜り、それで吸葛と呼ぶそうな、利尿に効能があるらしい?

 

黙とうではありません!無事下山しての閉会式です

 

道の駅「ふくしま東和」で昼食休憩、地元の野菜を中心に販売していました

 

手打ち蕎麦を賞味・・・ウ~ン美味い

 

 

安達太良山毎月登山も順調に継続中!

 11/20(日)天候はイマイチだが今月のノルマ達成に寒さと強風覚悟で出かける

 

11月はゴンドラもリフトも運休、何人も泥道を覚悟する厄月!今日は強風を避け五葉松平コースを選択

 

ゲレンデから望む阿武隈山系は上天気の様相

 

左の尖りが一昨日登った鎌倉岳、中央が移ケ岳、右奥は風車が並ぶ桧山か?

 

イワカガミも葉を冬色に染め酷寒を耐え忍ぶ

 

昨日の雨で予想通りのヌカルミ、ゴム長が正解だったかも?

 

強風と時雨で薬師岳では途中リタイヤのグループも

 

今日は本当の空ではありません!仙女平分岐点より上は灰色の空です!

 

引き返すならこの地点、悪天候時は勇気ある撤退も必要となるが

 

カワラタケ、蒸して→干して→お茶にすれば制ガンと動脈硬化の予防になり死ぬまで長生きできるらしい?

 

仙女平分岐点は泥の具合も最高で田植えの準備完了です

 

強風でセルフタイマーは使用不能、一人いた登山者にお願いして

 

烈風に逆らい 山頂に這いつくばり 通算270回の感謝を捧げる

 

今日の牛の背は「死!の直行コース」なので風の弱い谷コースを峰の辻に向け下山

 

峰の辻もガスが渦巻く強風の世界

 

ガレ場上部まで来ると視界が見えて来た

 

篭山も時々ガスの切れ間に姿を現わす

 

小屋を見下ろす高台からは虹も見えた

 

くろがね小屋には停滞中の馴染客が7~8人、ノンビリ湯ったり気分でビールの空缶を築く

 

今日の小屋番はスタッフ勢揃い+大学生のアルバイト

 

小屋の主役のダルマストーブもマッカーサー、去年から石炭からコークスに変わったのが残念

 

見返り坂からダケカンバ越しに小屋に別れを告げる

 

秋を彩った黄葉を一枚残らず脱ぎ、白い肌が美しいダケカンバ

 

 金銘水!雨上がりで水量も豊富?

 

昔の湯樋は 松の木を刳り貫いて繋いで 気の遠くなる仕事だ

 

勢至平分岐点、この標識が雪に埋もれる日も近い

 

勢至塔もやがて冬ごもりの雪に埋まる

 

奥岳の湯に入りたいが日曜日で混雑気味なのでスルー

 

おわり

 


秋色のスカイライン紀行・他

2016年11月05日 | クロスバイク

10/22(土)風も無く絶好のチャリ日和、スカイラインの紅葉に染まる

夜明け前の福島市街、左手奥が霊山、たなびく煙はあぶくまゴミ焼場(高湯温泉 5:30)

 

5時53分、花塚山の肩から真っ赤な太陽が昇る

 

一瞬、眩いオレンジの陽が輝き、暗闇の世界から解き放たれる

 

吾妻小富士もモルゲンロートに染まり眩く輝く

 

沿道の樹木も一瞬いっせいに燃え上がる

 

福島盆地のシンボル信夫山が朝もやに浮かび喧騒の一日が始まる

 

旧吾妻スキー場付近の紅葉は今が旬

 

スカイラインのビックポイントの不動沢橋は天空の展望台(7:10)

 

橋の中央から真下の つばくろ谷を覗くと84mの高さの景観はハラドキ満点

 

浄土平で車泊したと言う青年3人組と出会う。下るか戻るか思案中なので高湯温泉ピストンをお勧め

 

不動沢橋を渡り、難関の九十九折から箕輪山を望む

 

押し歩きの横を「がんばれ!」と手を振る余裕で若人は軽快に上る

 

車からは見えない、チャリならではの絶景ポイント

 

九十九折をやっとこ上りあげると、ダケカンバのプロムナード

 

真っ赤に燃えるモミジの向こうに福島の街が一望

 

前方に吾妻小富士が端正な姿を現すと心が逸る

 

見上げると松の緑に映えるナナカマドの赤い実と上弦の月

 

マツの緑と黄葉のコントラスが見事に調和

 

絶景ポイントの乙女坂、緑のマツと紅葉とダケカンバの三重奏

 

青空に浮かぶ鰯雲には白いシモフリ山がよく似合う

 

シモフリの鞍部を越えると情景が一変し、荒涼たる世界が広がるのだ

 

まず正面に吾妻小富士が端整な姿を現わす

 

そして噴煙を上げる一切経山の荒々しい姿も

 

シモフリ山の下部には火山性ガスが発生、異様な匂いが漂う。路肩の黒い箱がガス濃度測定器

 

車が渋滞した時ガスの危険地帯に車を止めない様に待機する監視員にシャッターを押してもらう

 

吾妻小富士の涅槃坂からラクダ山を振り返え見る

 

HONDAの名車?とツーショット!青色が映える

 

ヤットコ!着いた浄土平、満車の賑やかさに圧倒される(10:05)

 

レストハウスで何時もの具沢山のトン汁に七味をタップリ投入

 

浄土平から見る東吾妻山、ダケカンバは既に葉を落とし冬支度

 

10月18日に噴火警戒レベルが2から➡1に引き下げられ、一切経山に浄土平から登れるようになった

 

兎平P付近から見るダケカンバは落葉し白い幹肌が美しい

 

 

築80余年、歴史あるログハウス風の吾妻小舎に立ち寄る

 

オオカメノキの紅葉も良く見るとなかなの芸術作品

 

がんばろう日本!の文字、那須中央観光バスも

 

スカイライン道路最高点 1,622m、あとは豪快なダウンヒル(12:10)

 

双竜の辻のカーブ正面に磐梯山の雄姿が

 

相の峰まで一気に下り、振り返ると東吾妻山が小さく

 

チャリならではの絶景ポイント、紅葉のピークは過ぎたがなかなかの景観だ

 

同上のポイントから鬼面山、箕輪山を望む

 

分水嶺の土湯峠を左に折れ、野地温泉郷に下る(13:10)

 

鬼面山を望む新野地温泉で休憩タイム(13:20~14:10)

 

危険な車とトンネルを避け、貸切状態の旧道を下りるとこんなスポットも

 

ビッキ沼の畔にはリンドウが鮮やかに

 

静かな沼面に映る紅葉に風情を感じる

 

土湯温泉街をポタリング、荒川大橋のシンボルこけし4本が消えた?

 

お土産屋の店先で元気をもらう

 

源泉かけ流し!でも入れるのは手だけよ!

 

四季の里にも寄り道し、アイスクリームを(15:30)

おわり

 

おまけ 10月の山行4連発をダイジェストで!

part1 10月2~3日 岩手県夏油温泉で夏油三山の一つ 牛形山で登山大会を開催

夏油温泉はシーズンを過ぎたのか閑散と

右は38年前、焼石岳縦走を終え湯治客で賑わう夏油温泉に泊まった時の想い出のアルバム

   

 

前泊の夏油元湯に参加者50余名が集う

 

 

翌朝、元湯夏油から牛形山を目指す

 

出発の合図とクマ除けの花火を打ち上げスタート

 

見上げるとブナの古木に見事な毒キノコが

 

山頂直下の急斜面はロープが頼り 

背景の白っこ森と鷲ケ森山への縦走も何時かは歩いて見たい

 

出発からちょうど3時間、標高1,340mの牛形山頂に到着

 

山頂から望む焼石岳(中央奥の尖り)

 

part2 10月10日、山岳部主催の磐梯山大会が開催された

宿泊の猪苗代リゾートホテル前から標高差1,000m余を直登する(7:50)

 

標高1,600mの天狗岩が見えるが山頂まではまだ遠い

 

振り返ると猪苗代湖が一望

 

出発から3時間、磐梯山頂きに到着(10:50)

 

下山は中ノ湯跡コースを八方台登山口に降りる(13:00)

 

part3  10月16日 紅葉シーズン最後の好天気、飲み仲間と安達太良山に

駐車場もゴンドラもトイレも長蛇の列

 

山頂直下も人の波

 

何故か山頂で伊勢名物の赤福をいただく

 

快晴の尾根道はルンルン気分?

 

沼の平を見下ろすピークの展望台は高度感抜群

 

紅葉も終盤のくろがね小屋を見下ろす

 

ホールには懐かしい石油ランプ、自家発電で出番は少ない

 

part4 10月23日 OB会有志で晩秋の栗駒山 短歌紀行

宿泊のハイルザーム栗駒に到着、昼食のカレーを食べ余裕の出発

「送迎のバスに揺られて贅沢に 栗駒山に生命を洗う」

 

最短距離で良く整備された中央コースをピストンする目論見だ

 

強風と寒さで引き返してきた登山者と震えるワンコ

 

栗駒山頂は強風とガスとマイナスの世界

「強風に阻まれつつも歩を重ね 栗駒山の頂に立ち」

 

「ななかまど雨氷を纏い輝りおり 栗駒山は冬の装ひ」

 

「烈風を耐えて凌いでまず避難 命の水で笑顔満開」

 

送迎バスを待ちきれず徒歩下山した健脚2人組を途中でバスが追い抜く

「栗駒の中央コース物足らず 誤算の距離も自力の下山」

 

無事下山し温泉で疲れを癒し懇親会で酌み交わす地酒は美味い

おわり