① 10/26 霊山縦走の記(一昨年のチャリデポ作戦に味を占め再度挑戦した)
満車の霊山子供の村登山口にチャリをデポし、車で湧き水の里に向かう
湧水の里の登山口の湧水は枯れないが、人影は無く寂しい
湧水の里から急登路、0.8kmを45分かけ紫明峰入口に到達
見上げると垂直の岩峰群が、日吉神社まで1.3km延々と続く
鮮やかな彩を添える紅葉も霊山の魅力
岩山に両足を遠慮なくひろげ、踏ん張る白肌美人に「ビックリ!ポン」
ヘルメットにライトを点け、賑やかな鳴り物入りで登場した霊山の山伏?
稚児岩越しに霊山城跡の台地が見えてきた
ユニークな姿の天狗岩だが、ここまで見に来る人は希少
日吉神社前に真っ赤な実を付けたマユミの大木に再び「ビックリ!ポン」
パシッ!と音を立て実がはぜると朱色の種が顔を出す
赤いガクに瑠璃色の愛らしいクサギの実は森の妖精
日吉神社から1.2km、東物見岩は霊山の最高峰(823.5m)
太平洋を航行する船も見える(中央)
兜岩を越えて西側の縦走路に出ると、国司沢の大景観が待ち受ける
下山路にはハウチワカエデが、夕日を受け真っ赤に染まる
登山者が帰った駐車場で、ドローンが我が物顔で宙を舞う
デポしたチャリで湧水の里まで一走り・・とは行かないアップダウン
霊山子供の村には、1971年に廃止された路面電車が保存されてはいるが
チャリを止め、見上げる護摩壇の岩峰は夕日を受けて黄金色に輝く
林道から望む西の空に、安達太良連峰がシルエットに浮かぶ(16:40)
② 11/1 福島県北端の山形県境の豪士山初登頂の記
豪士峠は昔、福島と米沢を結ぶ裏街道だった
登山口付近は紅葉が色鮮やかに迎える
ブナ穴の水面にカエデの葉が浮かぶ
中ノ沢峠の標識はクマに食い千切られ無残な姿をさらす
豪士山頂(1,022m)は広々として抜群の展望地
西側、米沢盆地の奥には朝日連峰が連なる
東側、2km先には摺上山(997m)右奥は半田山
豪士山頂の三角点は方位が正しく向いてないと、登頂4度目のSさんが指摘
豪士峠まで縦走路を戻り、出発点のキャンプ場に下山開始
九十九折の急斜面はゆっくりと慎重に
枯れ木に花ならぬムキタケは遠慮なくお土産に
中ノ沢を渡渉し、元宮キャンプ場にゴールイン
③ 11/19 阿武隈山地の日山(1057m)を散策
風もなく絶好の天候に、9名の笑顔がスタート点に勢ぞろい
尾根の奇岩とブナ林を楽しみながら山頂に向かう
落ち葉をカサコソと踏む感触は里山の醍醐味
山頂広場には三つの鳥居があり、三匹の獅子舞が舞ったと言う
300km彼方の富士山が見える北限の山なのだが(右は移ケ岳)
広々とした山頂でいただくワインと山ランチは五ツ星!
下山は南側の急斜面を下り、胎内岩を潜り抜ける
ゆったりとした尾根道は快適な下山路
ブナとクマザサの快適な尾根道が延々と続く
ミズナラに寄生した巨大なヤドリギ
日山キャンプ場側にGOALイン
今宵は船引町の花の湯に宿泊、余興も飛び出し和やかな宴会
④ 11/20 移ケ岳(994m)
翌朝、宿の山茶花に見送られ船引町の移ケ岳に向かう
展望の良い端峰平登山口に車を止め林道を登る
カラマツとミズナラの雑木林は明るく美しい
山頂直下は岩場の急斜面をを這い登る
360度抜群の山頂の展望に歓声が揚がる
北東には昨日登った日山が真近(9km)に望める
北西には安達太良連峰がシルエットに浮かぶ
南斜面は震災で崩壊し通行止め、鎌倉岳の尖がりが印象的
楠蚕(クスサン)、蛾の幼虫が固い繭を作り中でさなぎになる
花柄・・・名前は不明?
ニシキギの実
ウバユリの実が割れ、薄い種子は風に乗って飛ばされる
鮮やかなムラサキシキブの実は褐色の森を彩る
如何にも毒々しいマムシグサの実・・くれぐれも口にしないで下さい
無事、端峰平登山口に下山
おわり(次回、安達太良山 胎内くぐりの巻)