2/22(月)連日の強風も治まり、毎月登山継続の安達太良山に2月最後のチャンス到来!
麓の牧場から望む安達太良山頂は雲に隠れているが広がる青空に期待が持てる
あだたら山ロープウェイは冬期間は運転休止、昨年末オープンした日帰り温泉はOKです
平日の駐車場はガランとしているが、地元の幼稚園の貸し切りバスが5台到着していた
ゲレンデは一部雪が融けてガリガリの氷、自己判断でスノシューは車の中でお留守番!(10:20)
あれっ!!首なしの奥岳地蔵さんに何時の間にか微笑みが
馬車道から分かれ、急登の登山道に備え雪下駄(アイゼン)を履く
勢至平近くの展望台から望む安達太良山は乳首だけがかくれんぼ
今日は2月22日、ニャンニャンニャンで猫の日なのでネコの足跡か?・・・岩陰に続く小さい足跡はオコジョかな?
フワフワの綿毛で厳冬を耐え、春を待つタムシバの花芽
此方は丸裸のバルタン星人?あまりの寒さにお手上げか!
勢至平の台地に這い上がると正面に鉄山がアイガーの北壁のように険しい表情を見せる
乳首をのぞかせた安達太良山の撮影場所を探して勢至平の台地に踏み込む
積雪期以外は立ち入り困難な勢至平、雪が締まりツボ足でもOKなのをチャンスと捉え、思い付きで直登に挑戦
バランスの良いダケカンバを背景にシャクナゲの大株、初夏には見事な花をひっそりと咲かせるのだろう
目の前を疾風のように走り抜けたノウサギの足跡、雪が硬く肉球まではっきりと残る
登山路を外れて苦闘の藪漕ぎ30分、振り返ると勢至平が一望
眩い太陽と飛行機の航跡、低い雲に飛行機雲の影が写る珍しい?現象
ブッシュ帯を二度ほど越え広い急斜面をトラバース、正面奥は五葉松平のピーク
褐色のカラマツ林の向こうに信夫山がぽっかりと浮かぶ
東斜面を南側に回り込むと乳首と篭山が姿を見せ、心は躍るが先はまだ長い
強風に晒された雪面は歩くと、モナカの皮のようにパリパリと剥がれて面白い
STARTして2時間半、西風を避け岩陰で昼飯に(12:55)
烏川のV字渓谷越しに阿武隈山地の山並みが一望
大岩に現れたツララ、染み出た水が風の悪戯で人面姿に
小休止の後、乳首に向かって大斜面をトラバース
篭山の裾まで来ると少女の様な形の良い乳首があらわに
霧氷越しにUPで
篭山を何時もの反対側の東側から見上げる
ナナカマドの霧氷越しも絵になる
WHITEツリーの山麓は大玉村か
牛の背のピーク峰は烏川源流
ナナカマドの実に着いた霧氷
峰の辻からの篭山は雄々しい
風の通り道の峰の辻はすっかり地肌が剥き出しに、バックは鉄山東壁
峰の辻から風が無いので矢筈森コースを登ることに
花が咲いたナナカマドと矢筈森西峰
烏川源頭部は雨で融け流れた跡が優雅なひだ模様を刻む
安達太良山本峰(右)と、1,670mピーク(左)
矢筈森の東峰(右)、鞍部の窪みが矢筈のいわれとなった
海老の尻尾・・・フライにしたら美味?
牛の背と馬の背の分岐点にある砂岩のピーク
ガンコウランの低木に咲いた雪の花
双子のピーク、安達太良山はどっちかな?
雪渓に刻まれた見事な紋様、自然が織りなす芸術だ
ピークから眺める景色は遮る物が無い最高の展望台
牛の背から望む矢筈森
矢筈森から東に連なる台地、中央に笹森山のテレビ搭群が見える
船明神山の鞍部越しに磐梯山の秀峰が望める
氷結して真っ白の秋元湖と左は白布山(1,220m)奥は桧原湖
牛の背の南端には安達太良山本峰が厳しく鎮座、乳首の面影はない
牛の背のピーク付近から望む本峰は均整がとれて美しい
牛の背の終点に鎮座するダイヤ岩
巨大な噴石?ダイヤ岩、一度この岩の上に立ちたいが人目と足場が
山頂東の急斜面は日陰で雪が硬く、慎重なトラバースを要する最難所
山頂前広場は人影もなく静けさが異様な雰囲気を醸し出す神の住む世界か
烏川源頭の窪地に出現した影乳首、陽が落ちないと見られない
山頂にやっと登頂(15:20)
山の神様にお供えと感謝を捧げる
安達太良連峰の最南端の和尚山(1,601m)山頂の奥に筑波山が見える時もある
西側、船明神山と左奥に磐梯山
未踏の前ケ岳(1,340m)と郡山市街地
蔵王の連山も夕日に輝いて
夕暮れが迫る帰路は、最短距離の奥岳に下山することに(15:40)
ダケカンバの霧氷も風が弱く気温も低く落ちずに咲き残る
往路の篭山東側も陽が陰り寒々と
五葉松平のマツポックリ、小さな枝に無数に
一寸まて!の看板まで来ると安全圏内
休止中のゴンドラ上駅からゲレンデを下ることに(16:20)
オーバーハングの急斜面を、柔らかい雪にアイゼンを脱ぎ捨て転げ落ちるようにグリセード
遠く夕日に染まる福島を見ながら貸切のゲレンデを気持よく直滑降?
人影の消えたスキー場に山頂から1時間25分で無事帰還(17:05)
駐車場には(新宿21:50着)の格安日帰ツアーバス一台が発車寸前
猛烈な低気圧が去り、高気圧に覆われた本日の天気図
おわり