Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●『i -新聞記者ドキュメント-』…《「i」…一人ががんばればみんなもがんばる――映画はそのことを教えてくれる》(木下昌明さん)

2019年11月26日 00時00分30秒 | Weblog

[※ 《望月衣塑子のジャーナリスト精神に迫る》…森達也監督『i -新聞記者ドキュメント-』(https://i-shimbunkisha.jp/)↑]



石川智也記者による、アサヒコムのインタビュー記事【インタビュー/望月衣塑子はタブーなのか? 森達也、新作『i』でメディアの忖度に迫る】(https://www.asahi.com/and_M/20191112/7262093/?iref=comtop_fbox_u04)。
レイバーネットのコラム【●木下昌明の映画の部屋 第259回 : 森達也監督『i―新聞記者ドキュメント』/望月衣塑子のジャーナリスト精神に迫る】(http://www.labornetjp.org/news/2019/1113eiga)。

 《でも、繰り返すように、善悪の図式の中で彼女を正義のヒロインにするつもりはまったくなかった。撮っている途中から、これは被写体に迫る映画ではない、と気付きました。望月さん自身ではなく、テーマはたぶん、背後にある別のもっと大きなものなんです》。
 《森達也監督の『i―新聞記者ドキュメント』が刺激的だ。安倍政権が巻き起こした数々の政治的事件と、その真相に迫る一人の女性記者の取材の日々をドキュメントしている。…その彼女の「i」(一人称)としての活動が、ついにジャーナリストたちを突き動かし、官邸前でのデモにまで発展していくのだ。 映画は、前川喜平、籠池夫妻、伊藤詩織など、安倍政権の強権的なふるまいに屈しない生き方にも迫っている。一人ががんばればみんなもがんばる――映画はそのことを教えてくれる》。

 森達也監督『i -新聞記者ドキュメント-』が、先日、公開されました。

   『●《『新聞記者』原作者の視点で報道現場を描く
     森達也監督作『i -新聞記者ドキュメント-』》が11月に公開



https://youtu.be/Y_UTOTWFVVI



https://youtu.be/_HafYKE2PvY?t=3



https://youtu.be/LAfwlVQH_jg

 《「納得できる答えをいただいていないので繰り返しています」と彼女は即答した》。かつて森達也さんは…ジャーナリズムは、《社会や大衆が望まなくとも…火中の栗を拾って報じなければならないときがある》、と…でも、いま、大マスコミの壊れっぷりは凄まじい。
 木下昌明さん、《一人ががんばればみんなもがんばる――映画はそのことを教えてくれる》。

   『●2016年報道の自由度ランキング72位:
      「メディアは二流ならば社会も二流」、アベ政治も…粗悪
    《政治が一流だけど、メディアは三流なんて国はありません
     メディアは二流ならば社会も二流なんです。相互作用ですから。
     「国境なき記者団」が発表する「報道の自由度ランキング」でも、
     上位に位置するノルウェーデンマークスウェーデンは、
     僕から見れば確かに政治も一流だし、社会も成熟していると感じます。
     2010年に自由度11位だった日本のメディアが、2016年には72位
     まで下落しました。ならばメディアだけではなくて政治も国民も、
     同じように下落
したということです。今のこの国のレベルは途上国以下
    「ジャーナリズムは、《社会や大衆が望まなくとも…火中の栗を拾って
     報じなければならないときがある》。この国の報道機関は「闘って
     いるでしょうか? 権力と「闘う」どころか、『読売』や『産経』、
     『アベ様のNHK』などはアベ様と同調し、社会を破壊していないか?」

=====================================================
http://www.labornetjp.org/news/2019/1113eiga

木下昌明の映画批評 : 森達也監督『i―新聞記者ドキュメント』

●木下昌明の映画の部屋 第259回 : 森達也監督『i―新聞記者ドキュメント』
望月衣塑子のジャーナリスト精神に迫る

 森達也監督の『i―新聞記者ドキュメント』が刺激的だ。安倍政権が巻き起こした数々の政治的事件と、その真相に迫る一人の女性記者の取材の日々をドキュメントしている。

 森監督は、オウム真理教の中に入りこみ、教団内外のもろもろをとらえた『A』(98年)や『A2』(01年)で知られた映画作家である。そのかれが『東京新聞』の望月衣塑子記者の取材活動に密着して、緊迫したドキュメタリーをつくった。彼女が官邸の記者会見で、菅官房長官のいいかげんな返答食い下がり、同じ質問をなんどもくり返したことは有名だ。森の映画も、この二人の対立を軸に展開している。

 望月と映画のプロデューサーである河村光庸案による『新聞記者』は、先ごろ大ヒットしたが、それは内閣情報調査室の実態を暴露したものだった。フィクション仕立てのこの映画は、大学の獣医学部新設は毒ガス製造などの軍事目的のためと訴えていた。

 今度の森の映画は、「新聞記者」の頭に「i」と付しているように、一人でも立ち向かうという望月衣塑子の気概(きがい)に光をあてている。

 彼女はトップシーンから沖縄に飛び、船で辺野古の土砂投入の現場にのりこんで、禁じられている赤土が山盛りになっている光景を撮り、翌日には、記者会見で菅官房長官にその不正を問いただす。それに菅はニベもない返答をして逃げる。

 この赤土問題をめぐる沖縄説明会で、沖縄防衛局調達部長はまともに対応できない。望月は部長に「あなたは現場の責任者でしょう?」と迫り、車で逃げるかれに「答えられないような恥ずかしいことをしないで下さい」と大声で怒鳴る。

 別の日、望月は宮古島に飛ぶ。そこで、弾薬庫と給油所が並置している自衛隊新基地の危険な状況を地元の人々から教えられ、早速、それを新聞の一面トップで暴いて、防衛大臣を謝罪に追い込む。

 権力に物怖じしない彼女のジャーナリスト精神に喝采を送りたくなる。また、ところかまわず社内外の人々と携帯を手にわたり合っている姿にもひかれた。

 その彼女の「i」(一人称)としての活動が、ついにジャーナリストたちを突き動かし、官邸前でのデモにまで発展していくのだ。 映画は、前川喜平、籠池夫妻、伊藤詩織など、安倍政権の強権的なふるまいに屈しない生き方にも迫っている。一人ががんばればみんなもがんばる――映画はそのことを教えてくれる

※11月15日より新宿ピカデリー他で公開
=====================================================

=====================================================
https://www.asahi.com/and_M/20191112/7262093/?iref=comtop_fbox_u04

インタビュー
望月衣塑子はタブーなのか? 森達也、新作『i』でメディアの忖度に迫る
2019.11.12

オウム問題、死刑制度、「3・11」に、ゴーストライター騒動……。時代時代の主題に迫りつつ、背後で進行する社会の「空気」の変化を見つめ、描いてきた映画監督・森達也さん。

この国のトップが歴代最長在任期間を更新しようとするなか、森監督が新たに被写体に選んだのは、東京新聞社会部の望月衣塑子記者。2017年夏から菅義偉・官房長官の会見に出席し始めて以来、妨害を受けながらも波状攻撃のように直球の質問を繰り出し、一躍時の人になったジャーナリストだ。

喝采を浴びる一方で激しい批判にもさらされてきたその望月記者に密着した『i -新聞記者ドキュメント-』が11月15日から全国で順次公開される。

森監督が、いま、メディアに携わる人間をあえて題材にした理由は何か。そこにはどんな問題意識があったのかを聞いた。


周囲の人間が普通ではなくなっている、という疑問

インタビューに現れた森監督は、自作のPR中というのに、ぼさぼさの髪に登山シャツ、すすけたジーンズという、いつもの出で立ちだった。そういえば、11月5日に六本木で開かれた東京国際映画祭のクロージングセレモニーに登壇した際も、パーカーにカーゴパンツ姿だった。

「僕は世の『空気』を描いてきたと言われますが、空気を読まない奴ともよく言われます。周りをあまり気にしない。胸を張ることでもないし、直したいんだけど。そういうところは、実は望月衣塑子さんとよく似ているんです。周囲から浮き、首相官邸の他の記者から色眼鏡で見られても、あの人は気にしない。もちろん、まっすぐでコケティッシュな部分もある彼女とは、性格はまったく似ていないですけどね」

確かに仏頂面で愛想がない。サービス精神もない。だが決して偏屈ではない。質問には一呼吸置き、じっくり悩んで答える。

「オウム内部から『A』を撮ったとき、色んな同業者から『なんでお前だけ撮影が許されたんだ?』と言われましたが、僕は普通の手順通り、広報に手紙を書いて取材申請をして、信者に『なぜオウムに入ったんですか』『なぜ脱会しないんですか』と疑問をぶつけただけ。当たり前のことを当たり前にやっただけです。でも周りはそういう手順を踏んでいなかった。普通のことをやっているだけだと思っていたけど、僕だけが浮いてしまった」

「望月さんの場合も、同じことが起きている。彼女も記者として当たり前のことをやっているだけだと僕は思う。それなのに彼女だけが目立って浮き上がってしまっている。それはなぜなのか、逆に周囲にいる人たちの方が普通ではなくなっているのではないか……。そんな疑問からこの映画は出発しています」

『i』は、望月記者の著書を原案にして今年ヒットした映画『新聞記者』河村光庸プロデューサーが企画・製作した。映画『新聞記者』は序章に過ぎなかった――とのキャッチコピーどおり、前作同様、昨今のメディア状況への危機感が強い動機となったという。

作中、辺野古問題森友・加計問題の関係者たちを「どうして答えられないんですかっ!」と追いかけ、官房長官に「回答をいただけていると思わないので、繰り返し聞いています」と食い下がる望月記者の姿は、強い印象を残す。一方、望月記者の質問中に官邸報道室長が執拗に繰り返す「質問は簡潔に」という横やりに反応せず、ひたすらPCのキーボードをたたく内閣記者会の記者たちの姿も映し出される。

官邸は昨年末、望月記者の「度重なる問題行為」についての「問題意識の共有」を内閣記者会に求めたが、この極めて異例の文書が記者室の掲示板に貼られたまま放置されているシーンは、象徴的だ。

「でも、官邸の記者を糾弾する意図はありません。善悪の図式に押し込めるつもりもない。望月さんも別に記者として100点満点ではないし、質問も長い。他の記者からしたら『迷惑だ』『あんなのパフォーマンスだ』という理屈も分からなくはない。僕が撮りたかったのは、記者としてのスキルというより、記者としての内実や姿勢と言えばいいのかな……。集団に埋没し同調圧力に負けるのではなく、『個』として声を発するのがジャーナリストの大事な部分なんじゃないか、ということです」


自粛の連鎖と二項対立のワナにはまっていないか

過去の作品『A』 『A2』 『FAKE』では、オウムや佐村河内守の深部に入り込んだ森監督のカメラは、教団や「ニセ天才作曲家」の異様さよりも、むしろ取り囲むメディアや住民の暴力性を映し出してきた。結果として世の多数派とは異なる視点を提示するその表現スタイルは、強い批判も受けてきた。

「オウム事件を機に日本社会は変質した、というのが僕の意見です。事件後に続いた信者に対する別件逮捕や微罪逮捕の後遺症はいまだに社会をむしばんでいる体感治安の悪化防犯カメラが増殖し、危機意識からか人々の『群れ化』が進み、結果として異物を排除する空気が醸成されました。正義と悪、敵と味方、右と左、被害と加害。単純な二元思考で物事を切る傾向や風潮も、この20年でどんどん広がっています」

「そういう集団化の流れへの違和感が、作品を撮るにあたっての動機というか手がかりになってきたのは事実です。それが多くの人にとって不愉快だというのも、よく分かります」

『i』の編集作業中も、「あいちトリエンナーレ」の問題や「KAWASAKIしんゆり映画祭」での上映中止問題が起きた。どちらも、特定の立場から激しく批判された作品をめぐってのことだった。

「抗議や脅迫など直接の攻撃もありましたが、いま文化やメディアの世界で起きているのは、露骨な圧力というより、むしろ自粛や萎縮の連鎖だと思います。論争があるのが当たり前なのに、それを極度に恐れ、攻撃されることにおびえている

「『新聞記者』にしても『i』にしても、内容よりも、この題材を作品化したこと自体が『挑戦』と評価される。これはきわめて不健全な状況です。政権に厳しい問いを投げている彼女を取り上げること自体が、メディアのなかで一種のタブー化している証拠です」


同調圧力から解放されること

森監督がこれまで撮ってきたのは、オウム真理教(当時)の広報担当・荒木浩や佐村河内守など、悩みや葛藤、揺れを抱えた人物ばかりだった。今回の望月記者の裏表のない、迷いの見えない姿勢は、従来の作品の主人公たちとはかなり異なる。それだけいまの時代への危機感と切迫感があったということか。

「確かに、僕のこれまでの流儀には、望月さんは合致しない。彼女はしっかり目標を持って突き進む人ですが、僕は葛藤とか煩悶(はんもん)、懊悩(おうのう)を撮るのが好きだからね。そこは結構苦しみましたし、悩みました」

「でも、繰り返すように、善悪の図式の中で彼女を正義のヒロインにするつもりはまったくなかった。撮っている途中から、これは被写体に迫る映画ではない、と気付きました。望月さん自身ではなく、テーマはたぶん、背後にある別のもっと大きなものなんです」

森監督はそれを自ら詳しく解説することはしないが、先述のとおり、今作のテーマが社会に広がる同調圧力や忖度のあり様であり、メディアがそれに抵抗できていないどころか埋没しているのではないかという問題提起にあることは明らかだ。

メディアの力が弱くなっているチェック機能が働かなくなっている、と言われて久しい。一昔前だったら森友問題も加計問題も、それだけで『アウト』ですよね。政権も、ここまで露骨なウソやはぐらかしはしなかった。追及力が弱くなっているのは確かだと思います」

「でも、メディアは社会と政治の合わせ鏡です。社会と政治が素晴らしいのにメディアだけがどうしようもないということはない。メディアが地盤沈下しているとしたら、社会全体がそれを許していると考えるしかない

「まさにニワトリと卵ですが、社会が何かに気付いて動くためには、メディアも覚醒しなければならない。そのためには、個々の記者が自主規制や思考停止、同調圧力から解放されなければならないはずです」

東京国際映画祭での作品上映後、記者からの質問タイムで際立ったのは、「あなたはどう思いますか?」という森監督の逆質問。答えに詰まる記者の言葉をゆっくり待ったうえで、「それが正解です。映画は見た瞬間に皆さんのもの。色んなことを考えてもらえばいい。僕も皆さんの意見を受けて発見していきたい」と返した。

タイトルには、衣塑子(i)のように主語(i)を出そう、というメッセージが込められているようだが、むろん森監督は絶対に自ら解題しない。

「虎の尾を踏むかのような題材を扱うのは、ある意味で僕の抵抗です。スタイリッシュな世界観やオトナの趣味を紹介する『&M』の世界にはそぐわないかもしれない。でも、メディア=媒体は、文字どおり社会や政治と人をつなげるものです。政治のことや社会問題なんて自分には関係ない、と思っている人がいま見ているスマホやPCも、キャンプや車といった趣味の世界も、ぜんぶ政治や社会が反映されている。無関係と思っているうちに巻き込まれている。メディアはそれを人々に気付かせる役割があるはずです

「言っている意味がよく分からない、と思ったら、ぜひこの映画を見て下さい」

最後に少しだけニヤリと笑った。

(文・石川智也 写真・林 紗記)


プロフィール

〈もり・たつや〉1956年、広島県生まれ。テレビ番組制作会社を独立後の98年、オウム真理教を取り上げたドキュメンタリー映画『A』を発表。2001年には続編『A2』も公開し、賛否両論を巻き起こした。16年には作曲家・佐村河内守に密着した『FAKE』を発表。著書に『下山事件(シモヤマ・ケース)』 『死刑』 『A3』など。


作品情報
『i -新聞記者ドキュメント-』

企画・製作・エグゼクティヴ・プロデューサー:河村光庸
監督:森達也 出演:望月衣塑子
2019年/日本映画 制作・配給:スターサンズ
11月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(c)2019『i -新聞記者ドキュメント-』
http://i-shimbunkisha.jp/
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●青木理さん「冤罪」「マイナンバー」「監視・管理されたがり社会」、金子勝さん「もんじゅ「廃炉」?」

2015年11月09日 00時00分28秒 | Weblog


大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】】(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)。

 久しぶりの青木理さんの登場。室井佑月さんとの爆笑ものの会話からスタート。室井さん「ケチケチすんなよっ」……。関連した”つぶやき”は以下の通り。冤罪事件の繰り返し、マイナンバー制度の本質について。ついでに、後半の金子勝さんの「もんじゅ「廃炉」ニュース」関連も。

=====================================================
■青木理さんに向かって、子種って……爆笑しました 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」

■青木理さんの冤罪への怒りの発言…以前も「前川さんの身になってほしい!」、「福井事件」という明々白な冤罪(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ca83f2704bc78a7bb761bce9ac5e4877) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●「前川さんの身になってほしい!」:
            「福井事件」という明々白な冤罪
       《被告は一貫して無罪の主張を貫くという、
        自白の無い非常にまれな冤罪ケース


■青木理さん、「冤罪被害者が声をそろえて「全面可視化を」と訴える」、その実態…3%(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/099de6cd07cab11e25a573a9911d6a1d) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●「戦後70年 統一地方選/その無関心が戦争を招く」 
              『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号)
       「山口正紀さん【「可視化」口実の盗聴法大改悪 
        「刑事司法改革」法案】、「志布志事件の川畑幸夫さん
        ・・・足利事件菅家利和さん・・・布川事件桜井昌司さん
        ・・・冤罪被害者が声をそろえて「全面可視化を」と訴えた。
        ・・・日弁連執行部の賛成で批判記事を書きにくいのかも
        しれないが、メディアは「冤罪をなくし、人権を守る」視点から、
        法案の危険性を是非伝えてほしい」。青木理さん「刑事司法改革
        ・・・端緒は郵便不正事件・・・法務省に都合よく集約・・・
        日本の司法は中世なみ
        (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b10639d941800e71bd52f8fb2bf4ce9a)」

■青木理さん、マイナンバーの実態は国民総背番号。市民の側には何のメリットも無し(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a538a4aa7808472b5c0d53b0c0fec356) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●所詮、国民総背番号制の焼き直し:
        腐臭を放つ「バラ」には強烈な猛毒付きの「刺」がある
       「所詮、国民総背番号制の焼き直しである点に気付くべき。
        芳醇な香りどころか、腐臭を放つ「バラ」には強烈な「刺」が
        あり、しかも、猛毒付き」

Nシステム顔認証監視カメラと紐付、嫌な社会だ…(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c362ff6427514a2dc228312e0d5b8809) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●「超・監視管理社会」: 自公支持者の皆さんの大好きな、
                  アベ様の思うがままに恣意的に操れる社会
       《管理する側が国民のあらゆる情報を握れば、
        罰すべき対象さえ恣意的に選べるから恐ろしい
        常に99%が1%の機嫌をうかがい、お目こぼしを請う。
        必然的に権力に都合の良い社会となるのです
        ……斎藤貴男氏》

体感治安…治安をよくするためには家庭内に監視カメラ…不気味さに気付くはず(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5e6abd0d5b21ef7d6d1f894069c32f8b)  『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●防犯カメラと云う監視カメラ: 「監視カメラを覗くのは誰か」?
       《テロが減る? ホント? なんか怖い「世界」なんですが??
        「防犯カメラと云う監視カメラ」》


管理されたがるニッポン人…『プライベートクライシス』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c362ff6427514a2dc228312e0d5b8809) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●「超・監視管理社会」: 自公支持者の皆さんの大好きな、
                  アベ様の思うがままに恣意的に操れる社会
       「『プライベートクライシス』。待っているのは
        「超・監視管理社会」……自公支持者の皆さんの大好きな、
        王様・神様=アベ様の思うがままに恣意的に操れる社会。
        自公支持者の皆さんは、本当にそれでいいの? 
        ブログ主は、そんな社会は真っ平御免だ」

森達也さん「放送禁止歌」…ヨイトマケの歌…放送局の自主規制http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/37eaebb60c63ed7fd1e175004de9b514) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●「政権批判」だったら歌うなとでも? 
        「アベ様のNHK」は「放送禁止歌」にでもしますか?
       「そして、「アベ様のNHK」は「放送禁止歌」にでもする心算かな?」

■「忖度」する社会が民主主義を破壊する…《メディアに蔓延する「忖度」の積み重ね》(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/9bfde1fb302ddc024f10ffc756ebf7f5) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●「特集「3・20」 地下鉄サリン事件から20年」
         『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号)
       「中村文則氏×森達也さん【対談 世界の反面教師に
        なれる日本】、「日本には「絶望」が決定的に足りない・・・
        「絆」という言葉に潜む同調圧力と排除の意識・・・
        メディアに蔓延する「忖度」の積み重ね」。
        「もっと絶望した方がいい
        (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8577741e2a47d510acf5109607e69e21)」

■金子勝さん、もんじゅ廃炉のニュース?、冗談じゃない!!…運営主体の切り替え。即時廃炉と言えばニュース。寄生委インチキブリhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/874c96b53f94226695837f0279a37f8f) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●「もんじゅ」の知恵ではなく、
        「絵に描いた餅」に「一日当たり五千五百万円」!
       「「絵に描いた餅」に「一日当たり五千五百万円」!、
        果たしてこれは「「もんじゅの知恵」といえるのか? 
        こういうのは「ドブガネ」というのではないだろうか!」

■金子勝さん、六ヶ所村を含めて巨大なブラックホール(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/4c74ca3c48abb13b5d741801771f82af) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●原発再稼働と「軍産複合体国家・米国の商売」と
        「原発は『プルトニウムをつくる装置』」と「閉じない環」
       《金子勝さんから、「最低でも4年間停止した原発の
        運転が再開されたのは、世界で14基。
        そのすべてが運転再開後にトラブルに遭っている
」》
       「この数字に慄いた!! 大竹まこと ゴールデンラジオ
        大竹さんと室井佑月さんと金子勝さんとの会話で、この話を
        聞いていた」

■金子勝さん、もんじゅ担当課長が二度も自殺なんて目も当てられない…東電原発人災でも止められない。群がる原子力ムラ住人(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/874c96b53f94226695837f0279a37f8f) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●「もんじゅ」の知恵ではなく、
        「絵に描いた餅」に「一日当たり五千五百万円」!

■金子勝さん、30年後に廃炉なんて責任の放棄…一方で、補償は3年後に打ち切り…フザケ過ぎている(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c463c1ddabdbadd6c0ec9343afdd5158) 『大竹まこと ゴールデンラジオ 金曜日 ゲスト:青木理 【2015.11.06】』(https://www.youtube.com/watch?v=fvWDTqsPkNU)/「金曜パートナー:室井佑月」
   …『●「怒」、九州電力川内原発再稼働というパンドラの箱:  
        国破れて、山河も無し・・・となってもいいのか?
       《九州電力の川内原発1号機がきょう午前、再稼働する。
        日本は再び、危険な原発稼働という「鉄火場」に足を
        踏み入れ、天に運を任せる▼政府の口を借りれば、
        電力の安定確保であり、経済成長に資する再稼働である。
        だが、あくまでも安全が守られた場合であり、
        この博打は事故が一度起これば、取り返しのつか負け
        となる》
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●防犯カメラと云う監視カメラ: 「監視カメラを覗くのは誰か」?

2015年04月02日 00時00分27秒 | Weblog


東京新聞の記事【顔認証でスムーズ 成田、運用開始】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015033002000233.html)。

 「新システムでは通行人の顔を認証できる約百九十のカメラを駅や旅客ターミナルなどに備え、道路や駐車場には車両ナンバーを記録できる約百四十のカメラも設置・・・・・・身分証を準備する手間がなくなったのは便利。これまで以上にテロ対策を徹底してほしい」。

 テロが減る? ホント? なんか怖い「世界」なんですが?? 「防犯カメラと云う監視カメラ」。

   『●『日本の公安警察』読了(2/2)


   『●『創(2009年4月号)』(2/2)
     「森達也さん「極私的メディア論 第41回/セキュリティ意識と
      刑事司法」・・・・・・小説『東京スタンピード』で、「・・・オオカミが来たと
      言い続ければ、そしてオオカミが来たと多くの人が思い続ければ
      実際にオオカミは来るのです」。マスコミの過剰な喧伝、
      街中にあふれる防犯カメラと云う監視カメラ、道路にはNシステム
      「安全を保障するはずのセキュリティが、逆に治安を悪化させる。
      皮肉といえばこれ以上の皮肉はない」」

   『●『分断される日本』読了(1/3)
     「斎藤貴男著・・・・・・
      「第1章 構造改革の先にある「封建社会」」、
      「第2章 監視カメラを覗くのは誰か」、
      「第3章 格差拡大がホープレス社会を招く」、
      「第4章 市民階層が分断されゆく」、
      「第5章 この息苦しさは何だろう」」

   『●『安心のファシズム ―支配されたがる人びと―』読了
     「斎藤貴男著・・・・・・
      第一章「イラク人質事件と銃後の思想」、
      第二章「自動改札機と携帯電話」、
      第三章「自由からの逃走」、
      第四章「監視カメラの心理学」、
      第五章「社会ダーウィニズムと服従の論理」、
      第六章「安心のファシズム」」

   『●森達也さん「組織全体の病理と民意の後押し」
     「・・・・・・殺人事件の件数は毎年のように戦後最少を更新しているのに、
      人口比においては世界で最も治安のよい国といえるのに、
      メディアの過剰な事件報道によって体感治安が急激に悪化し始めた
      のはこの頃だ。街には監視カメラや特別警戒実施中などの掲示が
      増殖し、自警団や市民パトロールの数は急激に増え、厳罰化が
      進行し始めたのも同時期だ」

   『●『東京番外地』読了
     「・・・・・・氏と監視カメラ(p.43)。「・・・こんな理由で尾行されては
      たまらない。・・・明らかな悪意・・・」。推定無罪原則のあまりの軽視」

   『●『自然と人間』(2014年11月号、Vol.221)についてのつぶやき
     「森達也さん【第104回つぶやくニッポンの街角 誰が誰に何を言ってんの?】、
      「高飛車な口調・・・・・・こちらは新宿警察署です・・・・・・通行の妨害です。
      すぐやめなさい・・・・・・管理され統治されることに・・・・・・
      すっかり慣れてしまった。監視カメラもその一つ」」

==============================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015033002000233.html

顔認証でスムーズ 成田、運用開始
2015年3月30日 夕刊

     ((上)午前中、成田空港の車両入場ゲートで車両を止め検問する
      警備員(下)正午ごろ、新警備システムに切り替わるとスムーズに
      車両入構が始まった=30日)

 成田空港で三十日、一九七八年の開港以来続けてきた利用客らの身分証を確認する検問が廃止され、不審者の動きを把握するため、顔認証機能を持つカメラなどを配備した新しい警備システムがスタートした。

 成田国際空港会社(NAA)によると、新システムでは通行人の顔を認証できる約百九十のカメラを駅や旅客ターミナルなどに備え、道路や駐車場には車両ナンバーを記録できる約百四十のカメラも設置。爆発物探知犬を導入して巡回も強化する。

 正午ごろ、新システムに切り替わると、車両入場ゲートでは遮断機が上がったままになり、大型バスなどがスムーズに入構。駅でも身分証を確認する警備員の配置がなくなり、利用客らは立ち止まることなく出発ロビーなどへ向かった。

 子ども二人と福岡市に帰省する東京都墨田区の主婦・・・・・・さん(39)は「身分証を準備する手間がなくなったのは便利。これまで以上にテロ対策を徹底してほしい」と話した。
==============================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●森達也さん「組織全体の病理と民意の後押し」

2010年10月02日 05時06分42秒 | Weblog

THE JOURNAL(http://www.the-journal.jp/)に森達也さんのコラムのリンク(http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/09/post_664.html)が貼ってありました。『内憂外患』というコラムの「「特捜部」体制を支えるのは絶対服従の精神?」(http://opinion.infoseek.co.jp/article/1045)です。

=======================================
森達也 「「特捜部」体制を支えるのは絶対服従の精神?」

 いまこの原稿を書こうとしている9月27日の段階で、大阪地検の前田恒彦主任検事が証拠を改ざんした事件についての報道は、急激に少なくなっている。
 ・・・・・・。
 でもすべての事件が時間の経過とともに忘れ去られてよいわけではない。起きた事件を端緒にして、取材や調査をさらに重ねなくてはならない事件はたくさんある。
 大阪地検の証拠改ざんは、まさしくそんな事件だ。
 なぜならばこの事件の根は深い。逮捕された前田検事や大阪地検特捜部の問題だけに矮小化される事件では絶対にない。・・・。
 あってはならないあきれた行為であることは確かだけど、そのあってはならないあきれたことを、検察庁業務として頻繁に行ってきたことは確かだ
 三年前に『死刑』(朝日出版)を出版したとき、多くの冤罪について取材した。そしてつくづくあきれた。ほとんどの冤罪の背景には、検察官による証拠の改ざんや捏造があった描いたストーリーに供述を合わせるため、強引で暴力的な取調べがあった。勘違いやケアレスミスのレベルではない。明らかに恣意的であり、悪質で意図的だった
 ・・・・・・。
 ・・・・・・殺人事件の件数は毎年のように戦後最少を更新しているのに、人口比においては世界で最も治安のよい国といえるのに、メディアの過剰な事件報道によって体感治安が急激に悪化し始めたのはこの頃だ。街には監視カメラや特別警戒実施中などの掲示が増殖し、自警団や市民パトロールの数は急激に増え、厳罰化が進行し始めたのも同時期だ。
 こうして悪を許すなとの世相に背中を押されながら、検察権力は加速する。露骨な国策捜査が多くなったのもこの頃だ。
 ・・・・・・。
 こうして少しずつ感覚が変わってくる。つまり環境に馴致される。
 ・・・・・・。「一人の検察官が、先輩の○○さんが最近、死刑の判決を取ったらしいぞと言ったときの場の雰囲気が、本気で「いいなあ」とか「やったね」みたいな感じなんだ。ほとんど営業ノルマ達成みたいな。いくらなんでもそれはないだろうと思ったんだ」
 ・・・・・・。
 この法廷でアイヒマンは自らの行為を、「命令に従っただけだ」と何度も主張した。おそらく嘘や言い逃れの言葉ではない。アイヒマンは実際に、これは命令なのだと自分を正当化しながら、何百万人ものユダヤ人を殺戮する行為に従事していた。
 絶対的な組織への服従と蛮行を合理化してしまうこのアイヒマンの心理は、アメリカの心理学者スタンリー・ミルグラムによって、人類にとってとても普遍的な心理現象であることが明らかにされている。
 念を押さねばならないが、今の検察とナチスを同列に置くつもりはない。でも心理として共通する要素はある。いくらなんでもそこまではしないだろうと普通は思う。でも内部に入ったとき、実際にそこまでする。摩擦や葛藤は働かないし呵責も起きない。正義を体現するのだと彼らは本気で思っている
 何度でも書くが、検察官一人ひとりを断罪しても仕方がない。大阪地検特捜部だけの問題でもない。組織全体の病理なのだ。そしてこの病理を進行させた背景には、危機意識に火がついたこの国の今の民意が、とても強く働いている
=======================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●『創(2010年3月号)』読了

2010年09月23日 12時47分13秒 | Weblog

『創』(2010年3月号)、7月に読了。

 マッド・アマノ氏の「風刺天国No.38/テレビに出るヒマがあったら証人喚問を受けなさい」(p.1)。竹中平蔵。「小沢さんより「この男」の証人喚問こそやるべきでは、自民党さん? WANTED・・・この男にピーンときたら国会証人喚問110番へ連絡を! ★罪状 多くの国民を失業、倒産、経済苦自殺の灼熱地獄に追い込んだ末に議員辞職、責任逃れの罪。テレビ出演でイケシャーシャーと我田引水、暴論を披れきした罪。 ★主な疑惑 「りそな疑惑」、「ミサワホーム疑惑」、「新生銀行上場認可疑惑」、「かんぽの宿疑惑」」。

 「内部告発を口封じ逮捕された元大阪高検公安部長三井環さんが満期出所!/これからも検察との闘いを続けると宣言!」(p.8-9)

 
佐高信さん「筆刀両断!/イロモノの予想屋 副島隆彦」(pp.84-85)。

 鈴木邦男さん「言論の覚悟/「危ない映画」の自衛隊」(pp.86-89)。「南京・史実を守る映画祭」について。
 JR総連。「浦和電車区事件」。魚住昭さん、植草一秀さん。

 森達也さん「極私的メディア論第50回/曖昧さと誤魔化し」(pp.94-97)。死刑判決。体感治安悪化幻想菅家さん冤罪事件。

 「永六輔[放送タレント]×矢崎泰久[元『話の特集』編集長]のぢぢ放談第10回/お金なんて知らない!」(pp.128-135)。

 三井環さん「検察裏金」告発の闘いはこれからだ!第14回/出所と検察」(pp。136-138)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●思考停止「廃止すれば凶悪犯罪が増える?」(2/2)

2010年02月18日 05時14分51秒 | Weblog


つづき
 さらに、以下の記事が。「体感治安」的な感覚で語って良いのかな? 千葉法相には、せめて、自民党政権下での「飯塚事件」の久間死刑囚のようなことがないように願っている。

=======================================
http://www.asahi.com/politics/
     
update/0209/TKY201002090416.html
「死刑容認85%に千葉法相「大きな意思は尊重しないと」」(201029225

 昨年実施された内閣府の世論調査で死刑を容認する回答が85.6%と過去最高を記録したことを受け、千葉景子法相は9日の閣議後の記者会見で、「一つの調査ですべての世論を表しているかは慎重に考える必要があるが、国民の大きな意思は十分尊重しないといけない」との感想を述べた。かねて死刑廃止を唱えてきた千葉法相は昨年9月の就任以降、死刑を執行するかどうかについての態度を明らかにしていない。
 千葉法相は、容認論が増えた背景を「注目を集める事件や(社会を)震撼(しんかん)させる事件もあるし、できるだけ被害者の感情を大事にしようという世論も高まっている」などと分析した。
=======================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●『世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい』読了(2/2)

2008年10月15日 07時54分48秒 | Weblog

「少年は凶悪になどなっていない」(p.118)1951年・1961年が戦後最も多く検挙された年で、448人。一方、2006年は73人、ピーク時のおよそ6分の一。体感治安とのギャップ、死刑存置派 (2)

ネオダーウィニズム (p.177178) (3) (※4)。「進化論を強引に応用することで正当化・・・「グローバリズム」・・・市場原理・・・機会の不均等や貧富の格差拡大を世界レベルで既成事実化・・・」。自己責任論 (p.236)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●『創 2008年4月号』読了(1/4)

2008年04月20日 11時49分15秒 | Weblog

先週は、週刊誌・月刊誌三昧。一月遅れで「創」2008年4月号読了。目につく記事が目白押し。

黒藪哲哉さん『新聞界の知られざる暗部「押し紙」をめぐる実態』。この後、(以前からも) 著者はY誌から嫌がらせ・・・。いや〜、「押し紙」の実態に唖然とする。

森達也さん『極私的メディア 第31回 角度を変えて見えるもの』。体感治安とマスコミの報道、など。

斎藤貴男さん『非国民のすすめ 第33回 予防接種の利権構造』。鳥インフルエンザのワクチン、どうしたものか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●『死刑』読了

2008年02月04日 15時02分17秒 | Weblog


先月
1月に読了。朝日出版社、20081月。森達也。

光市事件でバッシングを受けている安田好弘弁護士。

「体感治安」が独り歩きし、「犯罪大国」という思い込み
(p.104)

冤罪被害者の免田栄さん。財田川事件の谷口繁義さんに関する鎌田慧さんの著書を思い出す。

「第五章
最後に触れる」には色々と考えさせられる。特に、処刑に立ち会う刑務官や教師さんの証言のくだり。安楽に殺すこと、長引かせないことが人道的?? 「僕も含めて今この本を読んでいるあなたも、やっぱりこの制度を下支えしている」(p.230)。「死刑制度を整合化する最大の要素は論理ではない。情緒なのだ。ひとつは社会秩序の安定への希求、そしてもうひとつは、遺族の応酬感情への共振。この二つの情緒に後付けで論理が薄く塗られている。コアは論理ではない」(p.244)

「制度は残しつつも執行を停止する」
(p.218)。さて、死刑存置か廃止か?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする